ブランフォード・マルサリスとのコルトレーン・トリビュートを発表!

2026.07.22 TOPICS

ダイアン・リーヴスとサックス奏者ブランフォード・マルサリスが、新作『デディケイテッド・トゥ・ユー』をリリースする。先行シングル「ゼイ・セイ・イッツ・ワンダフル」の配信がスタートし、アルバムのトレイラーが公開されている。
 

▼Album trailer

 
弟のウィントンと共に新主流派として一時代を築き上げ、デビューから40年以上を経た今もなお第一線で活躍を続けるブランフォード・マルサリス。ブルーノート移籍作となった『ビロンギング』(2025)がグラミー賞にノミネートされるなど、その勢いはとどまるところを知らない。

今作でフォーカスするのは、ジョン・コルトレーンがジョニー・ハートマンと共演した1963年のアルバム『ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン』。
2013年にグラミー殿堂入りも果たしたこの名盤の再解釈というコンセプトを立ち上げ、ラヴコールを送ったのはグラミー賞を5度受賞しているジャズ・ヴォーカルの女王、ダイアン・リーヴス。これまで互いに望みながらも実現できていなかった共演が、ついに叶うことに。

録音はマルサリスのレギュラー・カルテットと共に4日間で敢行し、アレンジは事前に用意することなくメンバー全員がスタジオで練り上げていった。
2人にとって特別な作品だという『ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン』からは、全曲を息をのむような新たなアレンジで収録。
そして「ビッグ・ニック」や「セントラル・パーク・ウェスト」といったコルトレーンによる楽曲もマルサリスのカルテットでレコーディング。
さらに、コルトレーン永遠の傑作『バラード』から「セイ・イット (オーヴァー・アンド・オーヴァー・アゲイン)」などの楽曲を、カルテット、トリオ編成で録音したボーナス・トラックも3曲収録している。

コルトレーン生誕100年のトリビュートとして、このうえないオマージュを紡ぎ出し、周年イヤーの本命盤といえる作品である。
 

「ジョン・コルトレーンは、既存の価値観を壊そうとしていたわけではない。彼はピカソのような存在だったんだ。伝統を深く理解したうえで、それをどう広げていくかを考えていた。彼は楽曲を単なる即興のための乗り物とは考えていなかった。演奏する曲そのものに深い共感を抱いていたんだ。私たちの目標も同じで、音楽そのものに寄り添い、共感をもって演奏することを目指している。それこそが、この秋からダイアンとともにツアーへ出ても変わることのない姿勢なんだよ」- ブランフォード・マルサリス

「メンバーの関係性、音楽以外のことも自然に語り合える間柄であること、お互いを単なるミュージシャンではなく一人の人間として理解し合っていること。その輪の中に身を置き、それぞれが持つ独自のリズム感やハーモニーの語彙に触れることで、私はこれまでとは違う場所へ行くことが出来たし、本当に大きな刺激を受けたわ。この音楽がこれからどこへ向かっていくのか本当に楽しみだし、ブランフォードには『そのうち踊り出さなくちゃいけなくなるかもしれないわね』なんて話したのよ」- ダイアン・リーヴス

 
 

ブランフォード・マルサリス&ダイアン・リーヴス
『デディケイテッド・トゥ・ユー』

2026年9月18日発売
UCCQ-1231:SHM-CD ¥3,300(tax in)

» LISTEN / BUY
 
1. オータム・セレナーデ
2. デディケイテッド・トゥ・ユー
3. ビッグ・ニック
4. ユー・アー・トゥー・ビューティフル
5. ラッシュ・ライフ
6. 26-2
7. マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ
8. ゼイ・セイ・イッツ・ワンダフル
9. セントラル・パーク・ウェスト
10. セイ・イット (オーヴァー・アンド・オーヴァー・アゲイン) ※
11. ナンシー ※
12. ビッグ・ニック (トリオ) ※
※ボーナス・トラック
 
パーソネル:ブランフォード・マルサリス(ts, ss)、ダイアン・リーヴス(vo on #1, 2, 4, 5, 7, 8)、ジョーイ・カルデラッツォ(p)、エリック・レヴィス(b)、ジャスティン・フォークナー(ds)

プロデュース:ブランフォード・マルサリス

2025年8月25~29日、クレイトン州立大学スパイヴィー・ホールにて録音