デフ・レパード、80年代のキャリアを総括するボックス・セットの発売が決定!

2018.03.26 TOPICS

大英帝国が生んだモンスター・ロック・バンド、デフ・レパードが80年代にレコーディングした全てを収録したCDボックス・セットの第1弾が登場!

オリジナル・アルバム4枚(『オン・スルー・ザ・ナイト』、『ハイ&ドライ』、『炎のターゲット』、『ヒステリア』)に、『炎のターゲット〈デラックス・エディション〉』のボーナス・ディスクとしてリリースされた1983年のLAフォーラムでのライヴ・アルバムやレア曲集、バンドがインディペンデントでリリースしたEPがボーナス収録。

全タイトル、ローナン・マクヒューとジョー・エリオットによるリマスター。

ロス・ハルフィンによるレアな写真とクラシック・ロックのポール・エリオットによるライナーが掲載された豪華ブックレット付。

バンドは5月からジャーニーと共同ヘッドライナー・ツアーを全米60都市で開催

<発売タイトル>

7CDボックス・セット
価格:13,000円+税/品番:UICY-78594
40ページの豪華ブックレット付

☆日本盤のみ
SHM-CD仕様
解説:伊藤政則/英文ライナー翻訳付/歌詞対訳付

輸入盤
7CDボックス・セット 品番:577-7358
LPボックス 品番:577-7356(輸入盤のみ)


<プレス・リリース訳>

デフ・レパードのロックの時代が君臨するキャリア最初の4作を総括するボックス・セットの発売!

ブリティッシュ・ロックの雄は、新たに騒々しく、レトロ・アクティヴな完全コレクションの第一弾として『Volume One』ボックス・セットをLPおよびCDで6月1日に発売

(ロサンジェルス―2018年3月26日発) –6月1日、デフ・レパードのキャリアを総括するボックス・セットの口火を切る第一弾として、4枚のオリジナル・アルバムとその周辺音源を纏めた『Volume One』のLPとCDのコレクションが発売する。コレクションはこの夏話題のジャーニーとの共同ヘッドライナーで行なわれる全米ツアーの開催に合わせて発売される。

バンドの完全収録シリーズの第1弾として共に限定版でリリースされる、180gヴァイナルとCDボックス・セットは、デフ・レパードの最初の4枚のスタジオ・アルバムに加えてライヴおよびスタジオ・マテリアルがボーナスとしてチョイスされ、それぞれ8枚のLPまたは7枚のCDで発売される。

『Volume One』 コレクションには、元々2枚組『炎のターゲット〈デラックス・エディション〉』のボーナス・ディスクとしてリリースされた1983年のLAフォーラムでのライヴ・アルバムが含まれる。ショーを完全に収録したものとしては、ヴァイナル版は初めてである。このLP2枚組版には新しいアルバム・スリーヴとインナー・バッグがついてくる。

『Rarities Volume 1』はジョー・エリオットの編集によるもので、レアなB面曲やデフ・レパード初期のレコーディング作品が新たに制作されたスリーヴに収められている。そして、このコレクションならではの企画として、デフ・レパードが自身の名を冠して最初に発表したEPの7インチ・ヴァイナルまたは3インチCDも含まれる。

『Volume One』 コレクションには1980年代のデフ・レパードの全てのレコーディングが、オリジナル(アルバム・ジャケット)を再現したパッケージで収載されるだけでなく、ボーナスとしてバンドがインディーで発売した、「Def Leppard EP」の7インチ・シングルと3インチCDのレプリカ がついてくる。

ボックス・セットのアルバムはどれも、長年バンドのプロデューサー/サウンドマスターを務めたローナン・マックヒューによってマスタリングされている。 (カッティングはグレッグ・ムーアが担当)

堅牢なボックスに収められた『Volume One』 コレクションには、バンドの親しい友人でもあるロス・ハルフィンによるレア・フォトと「Classic Rock」誌のポール・エリオットによるライナーノーツが掲載されたハード・カヴァーのブックレットが封入されている。
デフ・レパードのメンバーたち、ジョー・エリオット、ベースのリック・サヴェージ、ドラマーのリック・アレン、そしてギタリストのフィル・コリンもこのコレクションの紹介文を寄せている。

『Volume One』は 世界中の影響を与え続け、更なる成長を続けるバンドの、類まれなコレクションである。デフ・レパードは全世界で合わせて1億枚以上のセールスを上げただけでなく、世界中でソールド・アウトのツアーを開催している。デフ・レパードは最近、そのすべてのレコーディング・カタログをストリーミングおよびダウン・ロードで配信し、その初日だけで400パーセントの売り上げを記録すると共に、30か国のiTunesでトップ10入りした。

『Volume One』 は、デフ・レパードの1980年のデビュー・アルバム『オン・スルー・ザ・ナイト』から始まる。全英で15位、全米51位を記録して瞬く間に彼らの存在を世界に印象付けたアルバムはトム・アロム(ジューダス・プリースト、ブラック・サバス)がプロデュースした。この『オン・スルー・ザ・ナイト』には、バンドのライヴで今でも人気の曲「ロック・ブリゲード」「ハロー・アメリカ」などを始め、初期のシングル「ロックス・オフ」のアップデート・ヴァージョンが収録されている。アルバムは1989年にプラチナ・アルバムを獲得。今回はレアなオーストラリア版のゲート・フォールド・スリーヴを採用している。

1981年発売の『ハイ&ドライ』はデフ・レパードの2枚目のプラチナ・アルバムであり、初めてロバート“マット”ラング(AC/DC、フォリナー)がプロデュースを手掛けた作品である。全英で26位、全米では38位まで上り、FM局によるヘヴィなエアプレイが後押しとなった「レット・イット・ゴー」やバンドにとって、今日まで最も人気のシグネチャー・ソングである「ブリンギン・オン・ザ・ハートブレイク」などが含まれている。

1983年の『炎のターゲット』はバンドにとって、ロック・レジェンドとしての地位を確立させる作品となった。前任のピート・ウィリスに代わって、フィル・コリンがギターで参加した初めてのアルバムでもある。 MTVで大ヒットした「フォトグラフ」や「ロック・オブ・エイジ」、拳を振り上げたくなる「ロック!ロック!」などを収録したこの 『炎のターゲット』は全米でNo.2を記録するとともにダイアモンド・アルバムとなり、1,000万枚以上のセールスを記録した。

デフ・レパードは1987年、『ヒステリア』をリリースした。現在までに全世界で2,500万枚以上を売り上げるなどバンドにとって最大のセールスとなったこの作品は、全英、全米そしてオーストラリアでNo.1となり、アメリカではダイアモンド・アルバムのステータスを獲得した。フィル・コリンは言う。「最近はプラチナだってなかなかいかないのにね! アメリカでダイアモンドってプラチナの10倍だから、すごいことだよね。それを2つ獲得したんだ。素晴らしいことだし、ものすごいことを達成したんだという気になるよ」。

マット・ラングのプロデュースによる『ヒステリア』は、製作に3年かかり、結果として4枚のシングルをチャート入りさせ、(No.1となった「ラヴ・バイツ」、「シュガー・オン・ミー」の大ヒット曲を含む)へヴィ・メタル版『スリラー』と言われるまでに至った。時間にして62分強の『ヒステリア』は一枚のヴァイナル・レコードに収められたアルバムとしては最も長いものだったが、今回のスペシャル・ボックス・セットでは最高の音質を目指すべく2枚組LPとして製作された。

デフ・レパードの卓越したヴォーカル・テクニックは、彼らがロックの歴史において確かな足跡を残した証拠の一つとなっているが、ジョー・エリオットは「僕らのハーモニーのやり方は、基本的にはクイーンみたいなバンドのマルチ・トラッキング手法に基づいたものなんだけれど、それを更に推し進めた感じなんだ。クイーンはバッキング・ヴォーカルを3層か4層でやったけれど、僕たちは20層だった。目指したのはクイーンのクオリティでスレイドの壮大さだったんだ。それが僕らの独特のサウンドになったんだと思うし、それがアルバムの一番の目的だった。バンドの独特のダイナミクスを捉えることがね」と説明している。フィル・コリンもそれに付け加える。「アメリカのバンドは美しいヴォーカルと素晴らしいハーモニーを持っている。僕らはそれにパンクの精神を加えてみた。シャウトやスクリームが入って、より魅力的に、よりブリティッシュになったと思うんだよ。それが僕らとアメリカのバンドの一番の違いなんじゃないかな」

デフ・レパードの『Volume One』は彼らのキャリアの更なる高みとなるだろう。

デフ・レパード - ジョー・エリオット (ヴォーカル)、フィル・コリン (ギター)、リック・“サヴ”サヴェージ (ベース)、ヴィヴィアン・キャンベル (ギター) そしてリック・アレン (ドラム)―はロック・ミュージック界において、いまだに最も重要な勢力の一つとなっている。そのキャリアを通して、バンドは幾つもの画期的で、音楽ファンだけでなくアーティストにとってもこれまでの基準を変えるほど、時代を代表する傑作アルバムを制作してきた。グループの華々しいライヴ・ショーは、デフ・レパードが音楽界のみならず、ツアー業界においても長年に渡って牽引役として称賛されてきた理由を如実に表している。バンドの名前がついた最新スタジオ・アルバムはビルボード誌のトップ・ロック・アルバム・チャートとトップ・インディペンデント・チャートにおいてNo.1を記録。また、ビルボード誌のトップ・カレント・アルバム・チャートの5位、そして総合トップ200の10位を記録し、世界15か国でトップ10入りを果たしている。