BIOGRAPHY

デイヴィッド・ギャレット(1980年9月4日生)


ドイツ人の父親とアメリカ人の母親の間にドイツのアーヘンで生まれ4歳でヴァイオリンを始める。8歳でマネジメント・チームがつき、10歳でステージ・デビュー、国際的オーケストラとの共演を開始した。13歳でドイツ・グラモフォンと史上最年少で契約を交わし、デビュー・アルバムをリリース。
1997年、『パガニーニ:24のカプリース』(UCCG-4166)を含むサード・アルバムをリリース。ユーディ・メニューインは、彼を「同世代で最も偉大なヴァイオリニスト」と称賛した。
その後活動拠点をニューヨークに移す。ジュリアード音楽院に入学し、イツァーク・パールマンに師事。学生時代はモデルとしてファッション雑誌やファッション・ショーにも出演し注目を浴びる。
2007年3月にはDECCAより、自身初プロデュースによるはじめてのクロスオーバー・アルバム『フリー』(UCCL-1107)をリリース。2009年には再びクロスオーバー・アルバムの第2弾『ロック・プレリュード』(UCCL-1139)をリリース。このアルバムは、全米クラシカル・クロスオーバー・アルバム・チャートでは9週にわたってNO.1に輝き、40週以上にわたってトップ10内にランクされる驚異的なベスト・セラーを記録。その大ベスト・セラーに続くアルバム『ロック・シンフォニー』(UCCL-9063,UCCL-1157)が、2010年にリリースされ、全米&ドイツではクロスオーバー系のアルバム・チャートでNO.1に輝く爆発的ヒットを記録。
2012年には同じくクロスオーバー・アルバム『ミュージック』(UCCL-9065,UCCL-1160)をリリース。
そして2014年6月には自らの銀幕デビューとなる初主演映画〈パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト〉にインスパイアされた待望のニュー・アルバム『愛と狂気のヴァイオリニスト』(UCCL-9080,UCCL-1174)の日本発売。そのニュー・アルバムの発売に合わせて自身のロック・バンドを率いたクロスオーバー・スタイルによる初めての来日公演を行った。
2014年、久々のクラシック・アルバム『タイムレス』でズービン・メータ指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団と共演。ブラームスとブルッフのヴァイオリン協奏曲を録音&リリース。2015年マイケル・ジャクソン、エミネムのカバーから自作までを収録した『エクスプローシヴ』、2018年レッド・ツェッペリンやプリンスのカバーを含む『ロック・レヴォリューション』、2020年には映画音楽のカバー集『アライヴ~マイ・サウンドトラック』と続々と話題作をリリースしている。

彼は、ロック・スターのカリスマ性と現代最高の器楽奏者の名人芸を兼ね備え、ポップ・スターのパガニーニ、ヴァイオリンのジミ・ヘンドリックスと呼ばれる。モーツァルトとメタリカの境界線を曖昧にする国際的なスーパー・スターである。