世界的タブラ奏者、ザキール・フセインとの未発表音源集が15年以上の時を経てリリース!
photo : D. Darr
88歳になった現在もシーンの最前線で活躍し、昨年のアルバム『Figure in Blue』も記憶に新しいジャズ・レジェンド、チャールス・ロイドが新作をリリースする。
本作『Sangam & Friends』は、ザキール・フセイン(tabla)、エリック・ハーランド(ds)とのトリオ編成「サンガム」が、2009年2月にインドのムンバイにて行ったレコーディングを中心に構成されている。
インド出身のタブラ奏者、フセインの父であるアラ・ラカへ捧げるコンサート「アッバジ」に招かれたロイドは、初めて訪れたインドに大きな刺激を受けたという。コンサートを終えたロイドは、フセイン、ハーランドと共にムンバイのニルヴァーナ・スタジオでレコーディングを敢行した。
その後、それらの音源は未完成のままだったが、ヴィジャヤ・プラカーシュ(vo)やラケーシュ・チョウラシア(bansuri)ら現地の著名なミュージシャンによる録音、そしてカリフォルニア州での追加レコーディングを加え、15年以上の時を経て遂にアルバムとして完成した。
先行シングル第1弾の「Jai Ganga」は、「サンガム」の3人のみによるトラックで、明るくリズミカルなサウンド、超絶的なフセインとハーランドと軽やかなロイドのプレイの対比が鮮やかな印象を残している。
本作について、プロデュースを務めたドロシー・ダーは、「(2009年に訪れた)インドは強烈で壮麗な場所でした。ムンバイは人々の渦であり、重層的な音、絢爛な色彩、そしてエキゾチックな風味が溢れていました。それはあらゆるレベルで私たちの心に響きました。サンガムの3人はアッバジのステージ上で、無数のミュージシャンや楽器—多くの弦を持つサランギの心に響く叫び、バンスリーから紡がれる森のようでありながら輝かしいメロディ、シタールから放たれる最も古典的なインドの音色—そして歌声と共に演奏しました。アラ・ラカへの音楽の捧げ物が終わった後、私たちはニルヴァーナ・スタジオへ赴き、かき立てられた滝や渦をさらに深く掘り下げたのです」と語っている。

『Sangam & Friends』
2026年7月24日リリース(配信/輸入盤)
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1. Clear the Dust
2. The Blessing
3. Jai Ganga
4. Tagore
5. Bharati’s Dance, Tempo Divine
6. Eternal Dreamer
7. Sam on the Ganges
パーソネル:チャールス・ロイド(ts, as, fl)、ザキール・フセイン(table, per)、エリック・ハーランド(ds, per)、ヴィジャヤ・プラカーシュ(vo)、ラケーシュ・チョウラシア(bansuri)、サビール・カーン(sarangi)、ランジット・バロット(keys)、ニラドリ・クマール(sitar)