ケルティック・ウーマンから薬師丸ひろ子さんへのラヴ・コールでコラボレーションが実現!

2012.10.17 TOPICS

親日家で知られるケルティック・ウーマンから薬師丸ひろ子さんへのラヴ・コールでコラボレーションが実現!
曲は、ケルティック・ウーマンの代表曲「ユー・レイズ・ミー・アップ」。

2011年10月、コンサート来日していたケルティック・ウーマンがスタッフから渡された日本人アーティストのCDの中の1枚が薬師丸ひろ子『歌物語』。「元気を出して」や最新曲「僕の宝物」等での透明感あふれるピュアな歌声を聴き、感動したメンバーが今回のコラボレーションを薬師丸さん側へ提案し、実現となりました。

ケルティック・ウーマンにとって、日本人とのコラボレーションはもちろん初めてのこと。
自身も日本語を勉強しているケルティック・ウーマンの最年少メンバー、クロエは
「特別な思いのある大好きな曲「ユー・レイズ・ミー・アップ」でひろ子さんとコラボレーションできたことを非常に光栄に思っています。いつか日本で一緒に歌うことが出来たら嬉しいわ」
とコメント。新メンバーであり、女優としても活躍するリサ・ラムは
「ひろ子さんの美しい歌声に、私たち皆、すぐに恋に落ちました。この素晴らしい曲をひろ子さんの歌声とシェアすることができ、とてもスペシャルな気持ちです。私たちからひろ子さんへ感謝の気持ちを伝えたい」
と喜びを語っています。

2011年5月26日、来日したケルティック・ウーマンは、東日本大震災の復興支援のために日本語詞を一部入れて「ユー・レイズ・ミー・アップ~絆ヴァージョン」を公開録音。着うたフル(R)で配信し、収益全額を寄付しています。同年10月に行われた来日公演でも歌唱し、会場を感動で包み込んだことは、記憶に新しい人も多いかもしれません。
2005年のデビュー以来、歌い続けているこの曲は「あなたが励ましてくれるから私は強くなれる。私以上の私になれる」という印象的な歌詞を持っています。10年前、作家でもあるブレンダン・グレアムにより作詞。主食がなく、820万人いたアイルランド人口が650万人にまで落ち込んだというその飢饉(じゃがいも飢饉)の甚大さや、当時さぞ大変だったであろう移住のためのアメリカへの航海を物語っていると言われています。静かに語りかけるようにはじまり、終盤には壮大になるこの曲は、”励ましの歌”として世界中で100を超えるアーティストがカヴァーしています。日本では特に、トリノ五輪のフィギュア・スケートで金メダルを獲得した荒川静香さんがエキシビション・プログラムで披露したことで一躍人気が上昇、100万ダウンロードを突破し、今なおロングセラーとなっています。

この「ユー・レイズ・ミー・アップ」でのコラボレーションをケルティック・ウーマンが望んだのが、薬師丸ひろ子さん。
提案を受けた薬師丸さんも海外アーティストとのコラボレーションは初めてだったそうです。薬師丸さんは 「ケルティック・ウーマンはとても歌の上手な方達で、また、私が”CDで聴く歌手の方達”だと思っていたので、まさ
か自分が一つの曲に収まることが出来るなんて夢にも思っていなかった。嬉しかったのですが、重圧もありました。」
と、コラボレーションの話を聞いたときのことを語っています。
この曲がヒットしていた当時(2006年)に既にリアルタイムでCDを購入して聴いていたという薬師丸さん。その後に出演されたテレビ・ドラマ『白虎隊』*のメインテーマ曲になっていたことで、余計に思い出深い曲になっているそうです。
「(レコーディング時は)歌の世界観がとても大きいので、自分の目に見える存在ばかりではなく、見えないものから自分を拾い上げて貰うような― それは宇宙なのか神様なのか分からないのですが、そういう大きなものに包まれて、自分の気持ちもどんどん浄化されていくようなことをこの曲から感じ取ったので、優しさとスケールの大きさを表現出来るようにと心がけました。」
と、壮大な歌詞と曲に込めた思いを語ってくれました。
*注)『白虎隊』(2007年)で薬師丸さんは主人公・酒井峰治の母親役として出演。

新ヴァージョン「ユー・レイズ・ミー・アップ~祈りヴァージョン」は日本とアイルランドにてそれぞれレコーディング―歌声は海を越えて

2011年に録音された”絆ヴァージョン”では最後の3行のみ(教えて海渡る風 祈りは時を越える 祈りは時を越える)を日本語で歌唱していたケルティック・ウーマン。今回のコラボレーションでは、最後のサビのパートをケルティック・ウーマンのメンバーもすべて日本語で歌唱し、薬師丸さんとのハーモニーを聴かせています。

 <シングル配信決定!>


シングル「ユー・レイズ・ミー・アップ~祈りヴァージョンfeat.薬師丸ひろ子」は本日より配信開始です!

10月17日 着うた(R)、着うたフル(R)、待ちうた、iTunes配信