ロックの殿堂入りを果たしている伝説のミュージシャン、ジョン・フォガティがクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル(CCR)の名曲を再録音した記念碑的アルバムをリリースする。

ジョンは、5月28日にニューヨークのビーコン・シアターで行われた80歳の誕生日パーティーで、ステージからこのアルバムをアナウンスした。

今作は、ジョンのキャリアで初めて、自身が書いたCCRの全カタログの権利を完全に所有することを祝う記念碑的作品でもある。80歳の誕生日を迎えるにあたり、アメリカン・ロックを定義し続ける名作に新たな解釈を加え、新たなエネルギーと深い目的意識を持ってレコーディングされた。

アルバには、「雨を見たかい」「プラウド・メアリー」「バッド・ムーン・ライジング」「フォーチュネイト・サン」など、ジョンが最も愛したCCRの名曲の新録バージョンを収録。アナウンスに際し、「雨を見たかい」「アップ・アラウンド・ザ・ベンド」「ポーターヴィル」の3曲がリリースされている。
 

 
アルバムは、ジョンと息子のシェーンが共同プロデュースし、妻のジュリーがエグゼクティヴ・プロデュースを担当した家族的な作品と言える。シェーンと弟のタイラーが、ジョンのツアー・バンドのメンバーと共にレコーディングし、伝説的エンジニアのボブ・クリアマウンテンがミックスしている。家族や愛する仲間と作り上げ、オリジナル曲に込めたスピリットを捉えつつ、生命力溢れる新たな息吹を吹き込んだ、活気に満ちた衝撃的なコレクションが誕生した。

「人生の大半の間、私は自分が書いた曲を所有していなかった。それを取り戻すことで、すべてが変わる。今作は、それを祝うための私の方法であり、愛する人たちと私のやり方でこれらの曲を演奏することなんだ」‐ ジョン・フォガティ

 
このリリースは、80歳を迎えて尚、精力的に活躍を続けているジョンにとって更なる飛躍の年の象徴となるだろう。今年は、アメリカン・ミュージック・オナーズに選出されたのをはじめ、ジャズフェスト、グラストンベリー、ハリウッド・ボウルなどに出演が予定されている。そして、CCRの代表的な作品『クロニクル』は14年以上連続でビルボード200にランクインしている。

今作が明らかにしているように、ジョンの炎はまだ燃えている。このアルバムは、自分の歌を取り戻しただけでなく、80歳を迎えてもなおアメリカのロックンロール・サウンドを形成し続けているアーティストの生きる証なのだ。

『レガシー: ザ・クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル・イヤーズ』
John Fogerty / Legacy: the Creedence Clearwater Revival years

発売日：2025年8月22日(金)
レーベル：Concord Records

UHQ-CD：3,300円(税込)　品番：UCCO-45006
※日本盤のみボーナス・トラック2曲収録／ライナーノーツ、歌詞対訳付
 
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＜収録曲＞
01. Up Around The Bend / アップ・アラウンド・ザ・ベンド
02. Who’ll Stop The Rain / フール・ストップ・ザ・レイン
03. Proud Mary / プラウド・メアリー
04. Have You Ever Seen The Rain / 雨を見たかい
05. Lookin’ Out My Back Door / ルッキン・アウト・バイ・ネクスト・ドア
06. Born On The Bayou / ボーン・オン・ザ・バイヨー
07. Run Through The Jungle / ジャングルを超えて
08. Someday Never Comes / サムデイ・ネヴァー・カムズ
09. Porterville / ポーターヴィル
10. Hey Tonight / ヘイ・トゥナイト
11. Lodi / ロディ
12. Wrote A Song For Everyone / ロート・ア・ソング・フォー・エヴリワン
13. Bootleg / ブートレグ
14. Don’t Look Now / ドント・ルック・ナウ
15. Long As I Can See The Light / 光りある限り
16. Down On The Corner / ダウン・オン・ザ・コーナー
17. Bad Moon Rising / バッド・ムーン・ライジング
18. Travelin’ Band / トラヴェリン・バンド
19. Green River / グリーン・リヴァー
20. Fortunate Son / フォーチュネイト・サン
21. Fortunate Son (Live) / フォーチュネイト・サン（ライヴ）*
22.　Have You Ever Seen The Rain (Live) / 雨を見たかい（ライヴ）*
*日本盤ボーナス・トラック

 
 
＜Biography＞

ジョン・フォガティ / John Fogerty

クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルのリーダーとして、ブルース、カントリー、ポップ、ロカビリー、R&B、スワンプ・ブギーを融合させ、ジャンルを超えたスタイルでアメリカン・ミュージックのサウンドを形成し世界中の音楽ファンの共感を得続けているジョン・フォガティ。
ソングライターの殿堂入り、BMIアイコン賞、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム、そして名曲「センターフィールド」の功労により野球殿堂入りを果たした唯一のミュージシャンである。
そのキャリアは60年近くに及び、「プラウド・メアリー」「フォーチュネイト・サン」「ボーン・オン・ザ・バイヨー」「バッド・ムーン・ライジング」「雨を見たかい」などの名曲がある。「フォーチュネイト・サン」と「バッド・ムーン・ライジング」はともに10億回の総ストリーミング再生を達成し、「雨を見たかい」は、近年TikTokにてバイラルヒットし、20億回再生を超えている。世界中で1億枚以上のレコードを売り上げ、CCRのアルバム『Chronicle: The 20 Greatest Hits』はビルボード200で735週（14年間）を記録した。
1997年にリリースしたアルバム『Blue Moon Swamp』で、グラミー賞の最優秀ロック・アルバムを受賞、ソロ作品は合計8つのグラミー賞にノミネートされている。
ジョンのレジェンドとしての地位は揺るぎないものだが、もっと注目すべきは、50年以上経った今でもその音楽がいかに人気があり、影響力があるかということだ。Rolling Stone誌は、「2024年にアメリカで最もビッグなバンドはクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル」という見出しの記事を掲載している。

Official Site：https://johnfogerty.com/