“日本で一番使用されている洋楽ウェディング曲”「ギフト」の新ヴァージョンMVが公開

2021.07.21 TOPICS

7月14日にリリースした新たなベスト・アルバム『ロイヤル:20周年シン・ベスト』から、リード曲である「ギフト (20th Anniversary)」のミュージック・ビデオが本日公開された。

「ギフト (20th Anniversary)」ミュージック・ビデオ(ウェディング・ヴァージョン)

 
ブルーの代名詞的なヒット曲であるこの「ギフト」という曲は、槇原敬之氏がブルーのために書き下ろした楽曲で、元々は彼らが2003年にリリースした3rdアルバム『ギルティ』に収録されていた曲。今回の「ギフト(20th Anniversary)」は、デビュー20周年記念の新ベスト・アルバム・リリースに際して、再びメンバーが集まり“日本のために”18年ぶりに再レコーディングした新ヴァージョンだ。

“日本のために”と書いたのには訳がある。実はこの「ギフト」という曲、美しいメロディだけでなく、歌詞にある「贈り物とは/自分が受け取った以上の何かを/誰かに与えてこそ得られるもの」という内容が結婚式に相応しいこともあり、日本の“結婚式”“ウェディング”には欠かせない1曲として発表から18年経った今も絶大な人気を誇っているのだ。

日本で行われる結婚式で使用する音楽の著作権処理を代行する団体=ISUM (一般社団法人音楽特定利用促進機構)によると、2015年以降2021年6月末まで、ISUMを通じて申請された“結婚式で使用する音楽”の邦楽・洋楽合わせた全楽曲のうち、「ギフト」は通算で第2位にランクイン、上位30曲の中では唯一の洋楽曲とという驚異のロングランヒットとなっている他、申請者ベースでの利用率も5.1%と、実に20組に1組は必ず「ギフト」を使用しているという、“日本の結婚式で一番使用されている洋楽曲”として人気を博している。

また、ISUMでは、結婚式での音楽利用の主要3シーン(プロフィールムービー、エンドロール、BGM)の個別ランキングも発表しているが、「ギフト」は最新の「ISUM週間申請ランキング」(7/8-7/14)のBGM部門で堂々の1位に輝くなど今現在も高い人気を誇っており、2017年以降の年間ランキングでは毎年、全部門でTOP10以内にランクインするという快挙を達成。もちろん洋楽曲では唯一の楽曲である。

ISUMの担当者も、“今回、「ギフト」について様々なデータを確認しましたが、改めて人気の高さを実感しました。ランキングについては、主要3シーンの全てで人気の曲というのは本当に少なく、且つその人気がずっと継続し続けているというのは本当に珍しいこと”とコメントしている。

そして本日、「ギフト(20th Anniversary)」のミュージック・ビデオが公開された。<ウェディング・ヴァージョン>とタイトルにあるように。制作に際しては、ブルー側から“ウェディング・ソングとして絶大な人気を誇っている日本へ何か恩返しがしたい”という意向があり、コロナ禍という様々な制約がある中で挙式を挙げる新郎新婦に対して、応援や励ましの意味も込めて、実際の結婚式でブルーのメンバーによるパフォーマンスとお祝いメッセージを新郎新婦にサプライズでプレゼントし、その模様をミュージック・ビデオに収めるという企画となった。

会場側の協力を得て実際の4つの挙式と披露宴で撮影を敢行。披露宴のクライマックスの場面でスクリーンにメンバーから新郎新婦へのお祝いメッセージと「ギフト(20th Anniversary)」のパフォーマンス映像が映し出されると、思いがけないプレゼントに新郎新婦からは驚きと満面の笑みがこぼれた。こうして完成した「ギフト(20th Anniversary)」のミュージック・ビデオは、オリジナルと比べて心に響くバラードへと生まれ変わった曲調に、本物の挙式と披露宴の模様とブルーのパフォーマンス映像をミックスした映像が加わり、感動的なウェディングにピッタリなビデオとなった。

※ISUM:一般社団法人音楽特定利用促進機構
ブライダルにおける市販楽曲の利用促進及び音楽著作権の啓発活動を行うことを目的として2013年10月に設立。現在は市販楽曲の著作権・著作隣接権の権利処理手続きをオンライン上で行うことができるシステムを通じ、利用事業者の手続きを代行している。