『ブルーノート・リイマジンド』本日日本先行発売 Kan Sanoが日本人アーティストとして初めて名門デッカ・レコードから楽曲を全世界リリース!

2020.10.02 TOPICS

デッカ・レコードとブルーノートがタッグを組みリリースするアルバム『ブルーノート・リイマジンド』が、本日10月2日に日本先行発売となった。同時に、日本盤にのみボーナス・トラックとして収録されているKan Sanoの「シンク・トゥワイス」が、デッカ・レコードからシングルとして全世界配信、ビジュアライザーも公開された。

Kan Sano「シンク・トゥワイス」ビジュアライザー

 
『ブルーノート・リイマジンド』はブルーノートの歴史を代表する名曲をUK現代ジャズ・シーンの才能溢れるミュージシャン達が新たにカヴァーする作品で、ジョルジャ・スミスやエズラ・コレクティヴに加え、シャバカ・ハッチングス、ヌバイア・ガルシア、ポピー・アジュダ、ジョーダン・ラカイ、アルファ・ミストなどのジャズ、ソウル、R&Bのシーンで世界的に活躍する気鋭のアーティストが参加している。Kan Sanoは日本人としては唯一このコンピレーションに参加し、敬愛するドナルド・バードが1975年にリリースしたクラブ・クラシックを鮮やかに再解釈している。

昨年90周年を迎えたイギリスの名門レーベルであるデッカ・レコードが日本人アーティストの楽曲を全世界リリースするのは、今回のKan Sanoが史上初。かねてよりトム・ミッシュやジャイルス・ピーターソンなどUKジャズ界からも称賛されているKan Sanoだが、昨年90周年を迎えた名門中の名門である英国レーベルの歴史に、日本人として初めて名を刻むことになった。

この快挙について、Kan Sanoは「デッカ・レコードから日本人アーティストとして初めて楽曲をリリースすることについてまだ実感がまったくないのですが、とても光栄なことです。日本には新しいジャズを生み出している素晴らしいアーティストがたくさんいますし、他の誰かが「初めて」になっていた可能性もあります。自分はただラッキーなだけだと思います」とコメントしている。

また、今回参加した『ブルーノート・リイマジンド』については、「ウェイン・ショーターの『ナイト・ドリーマー』のカッコよさに気づいたのが20年前。気がつけば十代の頃から今までずっとブルーノート作品に魅了されていますが、こうしてブルーノートと関われることが嬉しいです。今回の『ブルーノート・リイマジンド』参加アーティストはそれぞれかなり自由に解釈、再構築していて素晴らしいです。あらゆる音楽のエッセンスが詰まっている。これが今のジャズだと思います」と語っている。

Kan Sano「シンク・トゥワイス」は、CDでは日本盤にのみボーナス・トラックとして収録されている。日本で大幅に先行発売される本作で、最先端のジャズをいち早く体験しよう。

■デジタル・シングル配信情報

Kan Sano「シンク・トゥワイス」

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