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祝・独オーパス・クラシック賞2024 受賞!
1978年イスラエル生まれのマンドリン界の実力派スター、アヴィ・アヴィタルの最新アルバムです。J.S.バッハ、エマヌエーレ・バルベッラ、ヨハン・ネポムク・フンメル、ジョヴァンニ・パイジエッロとヴィヴァルディの協奏曲をイル・ジャルディーノ・アルモニコ&ジョヴァンニ・アントニーニと録音し、アヴィタルは長年の夢を果たしました。「これが私の作りたかった音楽の方法だ!」。これはアヴィタルがイェルサレムで彼らのライヴ演奏を初めて見た時の印象です。今やカリスマ性や情熱的な演奏で世界的に有名になっているこのマンドリン奏者は、この刺激的な古楽器アンサンブルとその指揮者で創始者のアントニーニとこの最新アルバムを一緒に作れたことに喜びを感じています。バルベッラ、パイジエッロとフンメルのオリジナルのマンドリンのための協奏曲と、バッハとヴィヴァルディの協奏曲のアヴィタル自身の編曲版を一緒に演奏しています。バッハ作品ではアントニーニはリコーダーのソリストとしても参加しています。アヴィタルは、オリジナルが4つのヴァイオリンのために作られたヴィヴァルディの協奏曲RV580で、最新の技術を使い4つのパートをすべて一人で演奏しています。この作品をどう演奏したいかというはっきりとしたヴィジョンを彼は長い間心に抱いていました。彼はこの素晴らしい演奏で、4つの異なるマンドリン(と2つのマンドラ)を使い、それぞれのパートに異なる色彩と個性を持たせることを可能にしました。「私はその結果を非常に誇りに思っています。ソリスト同士がお互いにコミュニケーションをとれているライヴ演奏の雰囲気を私たちは作ることができたと感じています」とアヴィタルは言います。アヴィタルが編曲したバッハのヴァイオリンとオーボエの協奏曲BWV1060Rは“より軽快で明るい” マンドリンとリコーダー版になっています。この作品を含めたのは、彼がバッハの音楽をできる限り多く録音して自身のDGのバッハのディスコグラフィを広げたいという“生涯の使命”のためでもあります。この録音のマンドリンのための3曲のオリジナル作品のうち、2曲はナポリに由来し、マンドリンの音といえばこの都市です。ナポリの文化は色彩、感情、劇的要素に満ち、これらの特性はパイジエッロに帰属される変ホ長調の協奏曲に反映されています。同じくナポリ出身でパイジエッロより20歳年上の作曲家バルベッラも、劇場芸術のための付随音楽を含む、鮮やかで絵画的な音楽を作曲しました。
アヴィタルのお陰で、マンドリンは再びクラシック音楽の中心に戻り、忘れられた作品を復活させたり、他の楽器のために書かれた作品を改作したり、今日の著名な作曲家から新しい音楽を委託されたりという彼の不断の努力により、マンドリンのレパートリーは活気づき、広げられました。
アヴィタルはクラシックのグラミー賞にノミネートされた最初のマンドリンのソリストです。
曲目
[C D]
ヴィヴァルディ:4つのマンドリンと弦楽のための協奏曲 ロ短調(《調和の霊感》 作品3 から 第10曲:4つのヴァイオリンのための協奏曲 RV580による)
1
第1楽章: Allegro
2
第2楽章: Largo - Larghetto - Adagio - Largo
3
第3楽章: Allegro
J.S.バッハ:マンドリン、リコーダーと弦楽のための協奏曲 ニ短調(ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ハ短調 BWV1060Rによる)
4
第1楽章: Allegro
5
第2楽章: Adagio
6
第3楽章: Allegro
エマヌエーレ・バルベッラ:マンドリンと弦楽のための協奏曲 ニ長調
7
第1楽章: Allegro (Cadenza: A. Avital)
8
第2楽章: Andantino
9
第3楽章: Giga. Allegro
ジョヴァンニ・パイジエッロ:マンドリンと弦楽のための協奏曲 変ホ長調
10
第1楽章: Allegro maestoso
11
第2楽章: Larghetto grazioso (Cadenza: A. Avital)
12
第3楽章: Allegretto
ヨハン・ネポムク・フンメル:マンドリンと管弦楽のための協奏曲 ト長調
13
第1楽章: Allegro moderato e grazioso
14
第2楽章: Andante con variazioni
15
第3楽章: Rondo. Allegro (Cadenza: A. Avital)








