アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ、黄金期のブルーノート公式スタジオ録音が奇跡の発掘!!

2020.03.20 TOPICS

2019年10月に生誕100周年を迎えた、モダン・ジャズ・ドラムの王様アート・ブレイキー。彼が率いた名門バンド、ジャズ・メッセンジャーズ黄金期の完全未発表スタジオ・セッションが、アルバム『ジャスト・クーリン』として4月24日(金)に世界同時リリースされることが発表されました。
 
『ジャスト・クーリン』は、1959年3月8日にニュージャージーのヴァン・ゲルダー・スタジオにて、ブルーノート・レコード創設者のアルフレッド・ライオンのプロデュースのもと正式録音されたもの。ディスコグラフィー上にセッションの記載はあったものの、60年以上も一度も世に出ていなかった幻の音源です。

アート・ブレイキー生涯の代表作であり、ハード・バップ屈指の名盤である『モーニン』(1958年10月30日)からわずか4か月後の録音で、花形トランペッターのリー・モーガンに加え、テナー・サックスにはバンドの初代メンバーのハンク・モブレーが一時的に復帰。この布陣では本作が唯一の公式スタジオ録音となります。
相性抜群のモーガンとモブレーをフロントラインに据えバンドが一丸となって盛り上がる、モダン・ジャズ黄金期の熱気をダイレクトに伝える全ジャズ・ファン注目の作品です。
 
本作の録音から5週間後のニューヨークのジャズ・クラブ「バードランド」でのライヴ盤『アット・ザ・ジャズ・コーナー・オブ・ザ・ワールド Vol. 1 & 2』(1959年4月15日)に収録された、ハンク・モブレーのオリジナルを中心とする4曲に加え、完全未発表曲2曲(「ジメリック」「クイック・トリック」)を収録。
ピアニスト、ボビー・ティモンズ作曲の「クイック・トリック」は、アルバム発売に先がけ、本日より先行デジタル配信がスタート。iTunes Storeではアルバムの予約も受付開始しています。

 
▼”Quick Trick” (Visualizer)

 

アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ
『ジャスト・クーリン』

2020年4月24日(金) 世界同時発売 → 2020年8月7日(金) 世界同時発売
【SHM-CD】 UCCQ-1123 \2,400 (+tax)
Blue Note /ユニバーサルミュージック

▼予約・試聴はこちら
https://jazz.lnk.to/JustClean

 
1. ヒップシッピー・ブルース (Hank Mobley)
2. クローズ・ユア・アイズ (Bernice Petkere)
3. ジメリック (unknown)
4. クイック・トリック (Bobby Timmons)
5. M&M (Hank Mobley)
6. ジャスト・クーリン (Hank Mobley)

アート・ブレイキー(ds)
リー・モーガン(tp)
ハンク・モブレー(ts)
ボビー・ティモンズ(p)
ジミー・メリット(b)

★1959年3月8日、ニュージャージー、ヴァン・ゲルダー・スタジオにて録音