作曲家デビューAL『Life Is A Dream』本日発売&メイキング映像公開!

2026.08.21 TOPICS

©Charlie Gray

 
アカデミー賞俳優のアンソニー・ホプキンスが、長年にわたり作曲を続けてきた管弦楽作品を収録した初のアルバム『Life Is A Dream』が、本日リリースされた。あわせて、アルバムのレコーディング風景を収めた貴重なメイキング映像も公開されている。

アルバム『Life Is A Dream』は、生涯を通して築いてきた音楽への情熱を結実させた、記念碑的なデビュー・アルバム。家族への思い、故郷ウェールズ、そして人生を通して得たさまざまな経験から生まれたオリジナル作品が収められている。

メイキング映像では、世界的指揮者グスターボ・ドゥダメルとフィルハーモニア管弦楽団によるレコーディングの舞台裏を紹介。大切に育んできた自身の音楽が、オーケストラによって新たな命を吹き込まれていく――その響きにじっと耳を傾け、心を動かされるホプキンスの姿が映し出されている。作曲家、アンソニー・ホプキンスの音楽が生まれる瞬間と、その喜びが伝わる貴重な映像となっている。

 

 

▼各曲コメント

アルバム『Life Is A Dream』

この年齢になると、人生の終わりが近づいていることを痛切に意識します。振り返ってみると、自分の記憶とは壮大な幻想なのか、それとも人生そのものがすべて夢なのだろうか、と考えるのです。

1. Fanfare and March
《Fanfare and March》は、人生の勝利、そして私の内なる力を讃える作品です。そこには、幼い頃に映画館で耳にした、力強く鳴り響くブラス・バンドの音楽の記憶があります。ファンファーレの力強い響きは、少年だった私の魂を形づくりました。

2. Farewell My Love
愛するステラ、どうか泣かないで。人生とは、長く、永遠に続く別れなのです。

3. And The Waltz Goes On
私たちは生き、愛し、笑い、涙する。それこそが人生というラプソディ。私たちはその調べに乗って、永遠へと踊り続けるのです。

4. My Fatherland
《My Fatherland》は、私の生まれ故郷ウェールズへのオマージュです。私のささやかな原点に敬意を捧げます。私はパン職人だった父の息子なのです。

5. Margam
《Margam》は、父と母に捧げた作品です。春になると祖父とブルーベルを摘んだ、牧歌的な幼少期の記憶をたどっています。

6. 1947: Suite for Solo Piano and Orchestra: I. Circus
1944年、祖父と一緒にサーカスへ出かけた鮮明な記憶から生まれた作品です。象の力強さと、何者にも止められないその圧倒的な力は、今も私の人生を象徴する存在であり続けています。

7. 1947: Suite for Solo Piano and Orchestra: II. Bracken Road
1940年代のブラッケン・ロード、マーガム。私が生まれた家があった場所です。のどかな午後の美しさ。街を歩き、草原や農地、山々を気ままに巡った記憶を描いています。

8. 1947: Suite for Solo Piano and Orchestra: III. The Plaza
故郷ポート・タルボットにあったプラザ・シネマは、私が映画への情熱に目覚めた場所です。華麗なミュージカル、古典的な西部劇の名作、そして何よりも大好きだったチャーリー・チャップリンの『ライムライト』。その美しさは今も心に残っています。

9. Stella Aria
愛する妻ステラに、愛を込めて捧げた作品です。彼女のラテン文化に根ざした背景、優雅さ、そして美しさから着想を得て、チェロをフィーチャーしました。

10. Tara
愛する姪タラに捧げた作品です。彼女の輝くような美しさ、揺るぎない気品、そして穏やかな心にインスピレーションを得て、この抒情的で牧歌的な作品を書きました。

11. Two Pieces for Orchestra: I. The Eagle
誕生から人生のさまざまな季節を経て、やがて死を意識するまで――《The Eagle》の鷲は、時の果てへと飛び続けます。

12. Two Pieces for Orchestra: II. Samara
この世の快楽や自己へのあらゆる執着から離れていくとき、「今、この瞬間」を生きることの中に真の至福を見いだします。

アンソニー・ホプキンス

 
 

アンソニー・ホプキンス『Life Is A Dream』
2026年08月21日(金)リリース

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<収録曲>
1. Fanfare and March
2. Farewell My Love
3. And The Waltz Goes On
4. My Fatherland
5. Margam
6. 1947 Suite: I. Circus
7. 1947 Suite: II. Bracken Road
8. 1947 Suite: III. The Plaza
9. Stella Aria
10. Tara
11. Two Pieces for Orchestra: I. Samsara
12. Two Pieces for Orchestra: II. The Eagle
 
【演奏】
セルジオ・ティエンポ(ピアノ)(2,5-8)、グレゴリオ・ニエト(チェロ)(4,9,11)
バッハ合唱団&ウィンチェスター大聖堂聖歌隊(4,11,12)
グスターボ・ドゥダメル(指揮) フィルハーモニア管弦楽団

【録音】2026年4月14日 ロンドン、アレクサンドラ・パレス