その卓越したDJスキルとそこに根差す音楽的才能でこの10年間にわたりダンス・ミュージックにおいて必要不可欠な存在としてシーンに君臨してきたDJ／プロデューサー、アフロジャック。そのアフロジャックが新曲「Day N Night (デイ＆ナイト）」を8月12日にリリースした。

2017年に結成された新進気鋭のハウス・デュオ、ブラック・V・ネック、そしてシングル「Hrs and Hrs」等のヒットで今、R&B界で最も熱い注目を浴びるシンガー、マニー・ロングとのコラボレーションにより完成した、夏にぴったりで一度聴いたら忘れらなくなるハウス・トラックの完成だ。

アフロジャック、ブラック・V・ネック 「Day N Night feat. マニー・ロング」オーディオ・ビデオ

アフロジャックは、2010年代に入ってから頭角を現し「Take Over Control（テイク・オーヴァー・コントロール）」でブレイク、2014年にはデビュー・アルバム『Forget The World（フォーゲット・ザ・ワールド）』をリリースしている。EDMというジャンルが勃興し、世界的な現象となる中でも最重要アーティストのひとりとして常に注目を集めてきた。現場に根差した卓越したDJスキルと音楽的才能はもちろんのこと、”アフロジェット”と呼んだチャーター機で世界を飛び回ったり、ナスダックの鐘を鳴らした初のDJとなったり、ハリウッドのウォーク・オブ・フェームに手形を残すなど、その時代のEDMの繁栄を享受そして体現するド派手な存在としても知られた。ここ日本にも何度も訪れており、日本人アーティストや有名人との交流も多い。そして、今年は久しぶりに開催されるUltra Japanでの来日が発表されている。

世界でどのDJが支持されているかの大きな指針となるDJ MAGAZINEによるDJ人気投票、TOP 100DJsにはほぼ毎年トップ10に名を連ねており、昨年は6位にランクインしている。なお、2011年にはマドンナの楽曲のリミックスでグラミー賞を獲得したこともある。

このシングル「Day N Night」は、ユニバーサル ミュージックと久しぶりに契約を結びリリースされた。今回の契約はアフロジャックが主宰するWALL RECORDINGSとユニバーサル ミュージックとの契約となり、アフロジャックのみならず彼が認めたWALL RECORDINGS所属のアーティストのリリースも予定されている。これからの新しい才能のリリースにも期待が高まるところだが、まずはこのシングル「Day N Night」とアフロジャックの久しぶりの来日で2022年夏が忘れられないものになるだろう。

＜リリース情報＞
Afrojack, Black V Neck 「Day N Night feat. Muni Long」
アフロジャック、ブラック・V・ネック 「デイ＆ナイト feat. マニー・ロング」