若者らしい青々とした感情を疾走感にのせたこのデビュー・アルバムでは、後の成功の片鱗とも言うべき確かなソングライティング能力を見せつけている。ボン・ジョヴィがこの後に成し遂げる成功と功績を考えると、あまりにも意義の大きい作品。本国アメリカでは局地的な人気にとどまっていた彼らを、日本のロック・ファンがいち早く見抜き支持したというエピソードは有名。収録曲の中で「夜明けのランナウェイ」のみボン・ジョヴィのメンバー以外のラインナップ“The All Star Review”で演奏されている(現ベーシストのヒュー・マクドナルドも参加)。