紙ジャケ最前線 Presented by UNIVERSAL INTERNATIONAL
紙ジャケ最前線 Presented by UNIVERSAL INTERNATIONAL
 

紙ジャケ最前線 Presented by UNIVERSAL INTERNATIONAL

紙ジャケの魅力

日本が誇る技術の粋を集めた紙ジャケの世界。

日本が誇る技術の粋を集めた紙ジャケの世界。
作品が音楽だけでなく、そのジャケットと共に語られていたLP時代の見事なアートワークを、オリジナルの色彩や形態はもちろん、紙の質感や風合いに至るまで徹底的に復刻しています。
特に60年代後半から70年代にかけては、凝りに凝った特殊仕様ジャケットも多く発表されており、それらをミニチュア化しての完璧な再現は、箱庭や精巧な模型をも連想させます。

そんな紙ジャケをスキャニングから印刷まで一手に請け負うのが、職人的な技巧を誇る下記の2社。
世界に名だたる日本の紙ジャケを支えているのは、世界に誇る日本の印刷/工芸技術なのです。

金羊社 http://www.kinyosha.co.jp/
一九堂 http://www.ichikudo.com/

紙ジャケ用語集

A式ジャケット

チップボードと呼ばれるボール紙製の芯材に、表面、裏面から印刷された紙を貼り付けて作られた厚手のジャケット。(※写真1)アメリカ(A)で多く採用されたのでこう呼ばれる。通常は表から糊代(のりしろ)を裏面に巻き込み、裏面に正方形の紙を貼り付けて作られるが、ジャズなどでは逆に表面に正方形の紙を貼り付けて作られたものもあった。ステレオ盤とモノラル盤がリリースされていた時代には、表に貼る紙を共通にすることができるよう、上下どちらかにステレオの文字が印刷された紙を裏面に巻き込むことでモノラル盤にしたものがあった。ステレオ盤とモノラル盤で表面のトリミングが異なるものがあるのはこのためである。(※写真2)

A式ジャケット

写真1

A式ジャケット

写真2

E式ジャケット

印刷された紙そのものを折り曲げ、貼り付けて作られた薄手のジャケット(※写真1)。イギリス(E)で多く採用されたのでこう呼ばれる。特に60年代の作品は、表面に光沢を出す為にラミネート加工(PP貼り)がされたものが多い。その他、背の上下が絞られた形態や、貼り合せの糊しろが外に出たフリップパック(※写真2)などのバリエーションがある。

E式ジャケット

写真1

E式ジャケット

写真2

見開きジャケット(ゲートフォールド)

開くと内側に写真や歌詞などが印刷されている豪華仕様のジャケット(※写真1)。写真のアルバムに似ている為、シングル盤に対してLPレコードをアルバムと呼ぶようになったという説がある。海外ではゲートフォールドと呼ばれる。表・裏・中面・内袋(後述)を一貫したコンセプトでデザインしたキーフやヒプノシスの作品は人気が高い。また、2枚組LP等、開いた状態で左右にLPを収納するポケットがあるものをダブル・ジャケット、1枚もので片方しかポケットがないものをセミダブル・ジャケットと呼ぶが、それらの総称としてダブル・ジャケットと呼ぶこともある。

見開きジャケット(ゲートフォールド)

写真1

 

シングル・ジャケット

上記見開きジャケットに対し、見開き部分のないシンプルなつくりのジャケットのこと。

特殊ジャケット

個性を出す為に特殊なデザイン/製法を用いたジャケットのこと。もともとLPはある一定の規格に基づいて生産されているが、広げるとポスターのようになったり(※写真1・2)、3D(立体)写真を貼ったり(※写真3・4)、エンボス(浮き出し)加工(※写真5)をしたり、ダイカット(くり抜き)加工(※写真6・7)をしたり、テクスチャー加工されて模様を付けられた紙を使用したりしたものは、ファンにとってより魅力が増す。ブックレットの資料やオマケを同梱したボックス・セット(※写真8)や、ジャケットを特殊素材で作ったもの(※写真9)もある。

特殊ジャケット

写真1

特殊ジャケット

写真2

特殊ジャケット

写真3

特殊ジャケット

写真4

特殊ジャケット

写真5

特殊ジャケット

写真6

特殊ジャケット

写真7

特殊ジャケット

写真8

特殊ジャケット

写真9

 

ペラジャケ

60年代の日本で多く発売されたジャケット(※写真1)。フリップパック(前述)のバリエーションであるが、薄い紙を使用していたためこう呼ばれる。多くは独自のデザインを使用し、表4には日本語の解説文が掲載されていたため世界中のマニアに人気がある。

ペラジャケ

写真1

 

デフ・ジャケ(=ディフ・ジャケ)

オリジナル盤と異なる(different)デザインを使用したジャケットのこと。英米で発売元のレーベルが異なる場合や、特に60年代中頃までの世界各国のリリースに多い。ユニバーサル インターナショナルのSHM-CD / 紙ジャケでは、デフ・ジャケのあるタイトルについては、“ボーナス紙ジャケ”という形で極力セットしている。

内袋(=インナーバッグ=インナースリーヴ)

ジャケット内部に入っているレコードを保護する袋のこと。何の印刷も無い真っ白なものも多いが、ジャケットと同様のコンセプトでデザインされ、写真や歌詞などが印刷されているものは紙ジャケCDでも再現される。その他、同時期にリリースされた他のLPと同様の汎用デザインが用いられているカンパニー・スリーヴと呼ばれるものもある。海外盤LPはディスクがこれらの紙製袋に直に収められていたが、日本盤LPはショウレックスと呼ばれる透明な袋に収められていることが多い。紙ジャケCDはこのショウレックスの他、不織布製の袋に収められ販売される。

インサート/歌詞カード

上記に対し、袋状になっていない付属物の総称。多くは参加ミュージシャン等の記載があり、特に歌詞が掲載されているものを歌詞カードと呼ぶ。もちろん、紙ジャケCDで再現されるパーツである。

レーベル

レコードの中心に貼ってある紙製のラベル。まれにシングル盤などでは素材の塩化ビニールに直接印刷をしたものもある。アーティスト名、アルバム名、曲目、楽曲の作者、レーベル名が記載されており、制作工程上、ジャケットの印刷時には曲順が決まらないものもあるため、収録内容を明らかにする重要なパーツである。通常はレコード会社共通のデザインが用いられるが、アイランド・レコードのように時期毎にデザインを変えたところもあり、レコードの発行時期を知る上でも資料になる。また、ジャケットと一貫したコンセプトでデザインされているものもある。ユニバーサル インターナショナルのSHM-CD / 紙ジャケでは、このレーベルを両面印刷(AB面)した “レーベル・カード”を極力封入している。

帯(=タスキ)

多くはジャケットの左側に巻いてある、日本語でアーティスト名とタイトルを記載した紙のこと。ジャケット上部にかぶせる「かぶせ帯」などのバリエーションもある。日本独自の仕様であることと、購入した後に廃棄したリスナーが多いため、貴重盤LPの帯付きは「with OBI」として世界中のマニアに人気がある。近年になり、紙ジャケCDにもその意匠が再現されるケースが増えた。(※写真1)

帯(=タスキ)

写真1

 
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