| QOTSAのジョシュ・オムがオーガナイズするレコーディング・セッション、"デザート・セッションズ"。毎回様々なゲストを迎え、U2のアルバム・タイトルで有名なヨシュア・トゥリーのあるカリフォルニアの砂漠でレコーディングされる。1997年8月、サウンドガーデンやモンスター・マグネット、ジョシュの当時のバンドのメンバーらと共に行われたのが最初である。これまでにアメリカのインディからVol.8まで出ていて、この最新作には2003年2月に行われたセッションが録音されている。 |
| 本作の参加アーティスト:PJハーヴェイ、ツイギー(元マリリン・マンソン)、ディーン・ウィーン(ウィーン)、アラン・ジョハネス(イレヴン)、クリス・ゴス(マスターズ・オブ・リアリティ)、デイヴ・キャッチング(モンド・ジェネレイター)、ジョーイ・カスティロ(QOTSA) 他。 |
| わずか8日間で曲作りとレコーディングは行われた。レコーディングはRancho de la Luna Studioにて。ヘヴィ・ロック・インストゥルメンタルからピアノがロールするソウルな曲、ニュー・ビート・ナイト・ミュージックまで、収録曲は考えうる音楽スタイルとアレンジの全域を網羅する。びっくりするような曲も中にはあるが、ミュージシャンたちの多様な才能、ソングライティングのケミストリー、コラボレーションと共同意識によるクリエイティヴィティが、アーティストたちを"デザート・セッションズ"に惹きつけているのだろう。QOTSAの最新アルバム『ソングス・フォー・ザ・デフ』がアメリカでゴールドの売上を記録した今でも、ジョシュは"デザート・セッションズ"を続け、インディ・レーベルからリリースしている(本作はアメリカではインディからリリースされる)。 |
| ここにきてカリスマ人気が上昇しているPJハーヴェイ(ヤー・ヤー・ヤーズのカレンO、ザ・キルズのヴィヴィなど、彼女からの影響やあこがれを熱く語る若い女性アーティストが増えている)の参加には注目したい。彼女は、デヴィッド・ボウイの「ヒーローズ」を思わせる「Dead
in Love」にピアノとテナー・サックスで参加している。また「There Will Never Be a Better Time」ではクリス・ゴスとの熱烈なデュエットを披露している。 |