私が今回のアルバム「K」作りたいと思った背景には少なからずとも闘病生活の中で、今の自分の想いを未来に残したいという気持ちがあった事は無視できません。
子供の頃酷いいじめにあっていた私の傍らにはいつも音楽がありました。
音楽は時に友人になり、教師になり、恋人になり多くの気持ちを語り合いました。
そのお陰で私は孤独なはずの日々を寂しいと思う事なく乗り越える事ができたのです。
だから音楽から貰った大切なものを発散するだけではなく、今度は自分が伝え残す側になりたいと強く思ったのです。
そしてその対象として娘の存在が大きくありました。
家の中で無意識に私のデビュー曲「ZOO」を口ずさむ彼女の姿からも大きなヒントをもらいました。
好きなこと、嫌いなこと、嬉しいこと、悲しいこと、、、今の自分をシンプルに表現すればいいんだ。
そして昨年末からアルバムに向けて、デビュー20年目にして初めて歌詞から書き始めました。
30編くらい書いたでしょうか。。。
そこにはここ10年来の、「ROCK SOUNDを追求する川村カオリ」ではなく、“新しい言葉”と“新しい自分”が待っていてくれました。
アルバムのほとんどの曲の詞がこの時書かれたもの、もしくはアイデアをモチーフにしたものです。
後には新しい言葉に誘われて“新しいメロディー”もやってきました。新鮮でした。歌うのが楽しかった。(ちょっと難しかったけど。。。)
このアルバムの中の“川村カオリ2009”を皆さんがどう感じるか、ドキドキとワクワクが半々で妙に落ち着かない気分です。
自分では大満足なんですがねー。笑。
届いてくれるといいなー。。。 |