BIOGRAPHY

KIUAS / キウアス


イルヤ・ヤルカネン(ヴォーカル)
マルック・ナレネヴァ(ドラムス)
アッテ・タンスカネン(キーボード)
ミッコ”イルマリネン”サロヴァーラ(ギター)
テーム・トゥオミネン(ベース)


 2000年の結成以来、このハイブリッド・メタラー達は、デス・メタルにクリーンなヴォーカルを組み合わせ、さらにその上に大量のパワーをちりばめてきた。スパインファームと契約する前に、キウアスが2002年に自費でリリースした『THE DISCIPLINE OF STEEL』及び、2003年の『BORN UNDER THE NORTHERN LIGHTS』はリリース直後から激賞され、それらの成功により、彼らは今は亡きイギリスのレイジ・オブ・アキレスと短期間の契約を得たが、わずかな機関仕事を友にした後、このレーベルは経済的な問題から、所属していたバンドを手放し、キウアスもその中に含まれていた。レイジ・オブ・アキレス時代、彼らは2004年にミニCD「WINTER IN JUNE」をリリースしている。そして救いの手はスパインファーム・レコーズの姿を取ってやってきた。

 かくてキウアスの物語はデビュー・アルバム『THE SPIRIT OF UKKO』へと続く。フィンランドにおける全能神ゼウスに当たる存在、Ukko(ウッコ)への賛辞というべき作品だ! 2005年の春にリリースされたこのメロディアスでアグレッシヴで優雅なデビュー作は、誰とはっきり指摘出来るような影響は表してはいないものの、いくつもの古きよきメタル・バンドを思い起こさせる部分を含んでいた。

 日本のユニバーサル・ミュージックにより『THE SPIRIT OF UKKO』がリリースされたことにより、キウアスは日の出る国でデビュー・コンサートをプレイした。日本の後、キウアスはフィンランド国内を集中的にツアーし、その後、デビュー作に続く作品を作るべくスタジオへ入った。
 『REFORMATION』のレコーディングは、2006年冬、ヘルシンキにあるソニック・パンプ・スタジオで始まった。ソニック・パンプのニーノ・ラウレンネがプロデュースとミックスを担当したこのアルバムは、ミカ・ユッシラによりフィンヴォックスでマスタリングが行われた。『REFORMATION』はフィンランドの公式なトップ40チャートの21位の座に就いた。
 キウアスにとって3作目のフルレンス・アルバムとなる『THE NEW DARK AGE』は2008年3月12日にフィンランド及びヨーロッパでリリースされ、イギリスでは5月8日のリリースとなり、日本とアメリカのリリースが6月でこれに続く。

 収録曲の「Of Sacrifice, Loss and Reward」はフィンランドで2月20日にシングルとしてリリースされている。このシングルには日本以外の国で聞くことの出来ない、日本用のボーナス・トラック2曲も収録されている。
 『THE NEW DARK AGE』は、2007年10月フィンランドのヘルシンキにあるソニック・パンプ・スタジオで、プロデューサーにニーノ・ラウレンネを迎えて制作されたが、プリ・プロダクションに関してはプロデューサーのヤンネ・ヨウトセンニエミを起用した。アルバムは2007年12月にフィンヴォックスでミッコ・カルミラによりミックスされた後、2008年1月チャートメイカースでスヴァンテ・フォシュバックによりマスタリングが施された。

 それでは、この新鮮な雰囲気を楽しんでくれ―お好みとあれば汗をかくほど熱くなってくれてもかまわない―熱のスイッチを上げろ。つまりヴォリュームを上げろということだ!