BIOGRAPHY

WILL.I.AM / ウィル・アイ・アム


Will .I..am全人類対応ミュージック=ブラック・アイド・ピーズのボス猿=ウィル・アイ・アム。高校時代からの友人アップル、タブーとともにBEPを結成。生バンドを従えるエナジー/アクロバティックなパフォーマンスが話題となりインタースコープとメジャー契約を結ぶ。
2枚のアルバムをリリースするも”玄人好みのヒット”に留まるが、紅一点のヴォーカリスト=ファーギー加入後のサード・アルバム『エレファンク』からのシングル「ホエア・イズ・ザ・ラヴ?」でクロスオーヴァーのきっかけをつかみ、その後は大ヒット街道を突き進む。BEP4作目となる『モンキー・ビジネス』は、全世界で1000万以上のセールスを記録。
その頃からBEPの頭脳=ウィル・アイ・アムは、プロデューサーとして課外活動も積極的に。
代表作は、もちろん歌姫ファーギーであるが、ブラジル音楽シーンのドン=セルジオ・メンデスの復活作をはじめ、バスタ・ライムス、P.ディディ、プッシーキャット・ドールズ、ジョン・レジェンド、ジャスティン・ティンバーレイク、ザ・ゲーム、Nas、メアリー・J.ブライジ 、メイシー・グレイなど全世界のチャートをにぎわせている作品を次々に提供。
そんな中08年9月には、「BEPでは語れないパーソナルな恋愛」をテーマに最先端のソロ・アルバム『ソングス・アバウト・ガールズ』もリリースした。今後も注目を集めるマイケル・ジャクソン、マライア・キャリー、ネリーなどの新作に関わることが予定されており、多忙を極めている。

そのプロデューサーとしての集大成を集めたウィル・アイ・アムのベスト・ワークが『ブラック・アイド・ピーズ・ファミリー・ベスト』。




<まだまだ続くウィル・アイ・アムのプロデュース・ワーク>
ブラック・アイド・ピーズ以外にもプロデューサーとしてここ近年、ノン・ストップで作品をアーティストに提供し続けるリーダー=ウィル・アイ・アム。
ブラック・アイド・ピーズのアルバム『モンキー・ビジネス』をリリースした前後からそのプロデュース・ワークの勢いは増し、メジャー作品だけでもかなりの数をかぞえる。なかでも自身のレーベル “will.i.am Music Group” の事実上第1弾アルバムとなるセルジオ・メンデス復活作『タイムレス』では、丸ごと1枚をプロデュース、その音楽知識の深さと才能を見事に開花させた傑作として大きな注目を集めている。そんなウィル・アイ・アムの今後の予定も含め、最近のプロデュース・ワークがこちら。

◆ジョン・レジェンド「シー・ドント・ハフ・トゥ・ノウ」/「オーディナリー・ピープル」(2005/1)・・・06年グラミー賞でも大きな注目を集めたカニエ・ウェスト・ファミリーで、稀有な才能のR&Bメイル・アーティストのデビュー・アルバム『ゲット・リフテッド』収録。

◆ジョン・レジェンド「ドント・ユー・ウォーリー・アバウト・ミー」(2005/4)・・・ウィル・スミス主演ヒット映画『Hitch 最後の恋のはじめ方』のサントラ収録のスティーヴィー・ワンダーの代表曲カヴァー。

◆プッシーキャット・ドールズ「BEEP」(2005/7)・・・05年、遂にアルバム『PCD』でデビューを果たしたハリウッド出身の6人のセクシー・キャバレー・ダンサー・ユニット=プッシーキャット・ドールズ。全米ビルボード・シングル・チャートTOP10を記録。

◆アース・ウィンド&ファイアー「ラヴリー・ピープル」(2005/10)・・・伝説の現役ファンク・バンドの最新作『イルミネーション』収録曲。

◆サンタナ「アイ・アム・サムバディ」(2005/11)・・・ベテラン・ギタリスト、サンタナの最新アルバム『オール・ザット・アイ・アム』収録曲。

◆メアリー・J.ブライジ「アバウト・ユー」(2005/12)・・・クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル、渾身の7作目にして最高傑作となった最新作『ザ・ブレイクスルー』収録曲。

◆チャーリー・ウィルソン「フローティン」(2005/10)・・・サンプリングねたの宝庫としてヒップホップ・カルチャーから絶大な信頼を得ているファンク・バンド=GAPバンドのヴォーカリスト最新作『チャーリー、ラスト・ネーム・ウィルソン』収録曲。

◆ブラック・アイド・ピーズ「パワー・トゥ・ザ・ピープル」(2005/12)・・・国際人権擁護団体アムネスティ・インターナショナル企画によるジョン・レノン作品カバー集収録曲(デジタル配信のみ)。

◆ボブ・マーリー「アフリカ・ユナイト」(2005/3)・・・05年、生誕60周年記念イベントの一環として、デジタル・リリースのみで発売。

◆スライ&ザ・ファミリー・ストーン「ダンス・トゥ・ザ・ミュージック」(2006/2)・・・70年代ヒッピー・ムーヴメントの象徴ともなったファンク/ロックの立役者スライのカヴァー集『リ・スライ~ディファレント・ストロークス・バイ・ディファレント・フォークス』収録。

◆セルジオ・メンデス『タイムレス』(2006/2)・・・ブラジル・ミュージック界のドン=セルジオ・メンデスの復活となったアルバムまるごとプロデュース作。ウィル・アイ・アムのレーベル “will.i.am Music Group” から。
バスタ・ライムス「アイ・ラヴ・マイ・ビッ*feat.ケリス」(2006/5予定)・・・待望のドクター・ドレーのレーベル=アフターマス移籍第1弾アルバム『ビッグ・バン』をまもなくリリースする超個性派ラッパー=バスタ・ライムス。セカンド・シングルでのプロデューサーとしてウィル・アイ・アムは参戦(ドクター・ドレー/エミネム周りへの作品提供は初)。

◆ケリス・・・ファレルを大きくフィーチャーするなど、その時代の尖がった最先端のアルバムを発表し続けているR&Bフィメイル・アーティスト=ケリスの3枚目に楽曲提供。ラッパー=NASの奥方でもある。

◆メイシー・グレイ・・・やはりウィル・アイ・アムのレーベル “will.i.am Music Group” へ移籍してきた才女メイシー・グレイの4枚目のアルバム『ビッグ』をエグゼクティヴ・プロデューサーとして制作。この作品は、朋友ジャスティン・ティンバーレイクとともにジョウ(JAW=ジャスティン&ウィル)・ブレイカーズの制作としても話題となった。

◆ファーギー・・・いわずとしれたブラック・アイド・ピーズの紅一点ファーギーのソロ・アルバム。やはりウィル・アイ・アムのレーベル “will.i.am Music Group” よりのリリース。本年度最大級のブラック・アイド・ピーズ・ファミリー作品。

◆メアリー・J.ブライジ・・・クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウルというジャンルを作り上げたディーヴァ。最新オリジナル・アルバムにウィル・アイ・アム制作を収録。

◆NAS・・・キング・オブ・ヒップホップ、ヒップホップへの愛情と探究心でカリスマ的存在となっているNAS。ナット・キング・コールの「アンフォゲッタブル」を見事に生き返らせたトラックを提供。

◆ザ・ゲーム・・・西海岸はコンプトン出身の現在最も勢いのあるラッパー。

◆ダディ・ヤンキー・・・いわゆるレゲトンというジャンルの立役者ラッパー。最新作にてウィルはファーギーをフィーチャリングしたトラックを提供。

◆50セント・・・エミネムが見出した誰もが認める現在全世界最高のラッパー=50セント。実に2年ぶりとなる本名を冠したアルバム『カーティス』へウィルはプロデューサーとして参加。

◆コモン・・・シカゴを代表する希代の詩人ベテラン・ラッパー。ヒラリー・スワンク主演、人種問題を題材にした社会派ムーヴィーに提供したキング牧師の名フレーズをサンプリングしたトラック「ア・ドリーム」、コモンのオリジナル・アルバム『ファインディング・フォーエヴァー』にも「アイ・ウォント・ユー」を提供。

◆クリセット・ミッシェル・・・前述のNASのトラックにフィーチャリングされていたジャズ・フィーリング溢れるシンガー。そのNASのトラックに続き彼女のデビュー・アルバムでも2曲を制作。

◆ニコールfromプッシーキャット・ドールズ・・・前述のプッシーキャット・ドールズへの楽曲提供に続き、ソロ活動を開始するニコールへ「ベイビー・ラヴ」という美しいミディアム・バラードを制作。この曲は11月に発売となるアルバム『ハー・ネイム・イズ・ニコール』のリード・トラックとなる。

◆タリブ・クウェリ・・・NYのアンダーグランド・ヒップホップ魂を持ち続け、絶大の信頼を誇るラッパーへ「セイ・サムシング」、「ホット・シング」の2曲を提供。