2003年のニュース

2003.11.21 TOPICS

■『GAP』のクリスマス・チャリティ・キャンペーンに協力
 ヴァネッサ・カールトンとミュージックが、ファッション・メーカー『GAP』のクリスマス・チャリティ・キャンペーンに協力することになりました。同社は、各種チャリティ組織への寄付金を集めるために、12月1日から全米の各店舗のみでCDシングルを販売する予定。このチャリティ・シングル用にヴァネッサとミュージックの他、Kelly Rowland、Al Green、Ginuwineといったアーティスト達が、「Put A Little Love In Your Heart」をレコーディングしました。また同社は、このキャンペーンに関連して4種類の30秒テレビCMも制作。こちらのほうには本人達以外に、家族や友人も出演しているそうです。
[posted 11/21/2003]

■制作中のニュー・アルバムはダークでゴス的!?
 現在サンフランシスコで、ニュー・アルバムのレコーディングを行なっているヴァネッサ・カールトン。プロデューサーには、彼女のボーイフレンドでもあるThird Eye BlindのStephan Jenkinsが起用されています。ヴァネッサによると、現時点で6曲が完成しているそうですが、内容はダークでゴス的なんだそう。「ピアノ・リサイタルのような曲は1曲もないわ」と彼女は語っています。すでに完成している曲のうち4曲のテーマについて、彼女は以下のようにコメントしました。

「Private Radio」:不眠症についての曲。ファースト・シングル候補曲
「She Floats」:死に至る苦悩を受けた人間が感じるある種の陶酔感についての曲
「Morning Sting」:朝に感じるありのままのエモーションについての曲
「San Francisco」:唯一のラヴ・ソング
[posted 10/10/2003]

■ニュー・アルバムの制作作業を半分終了
 現在、ニュー・アルバムをレコーディング中のヴァネッサ・カールトン。彼女によると、現時点で制作作業の半分が終了したそうです。アルバムの内容について彼女は、「今回のアルバムはとてもパーソナルで、ゴシック風なものなの。私は今、その世界にドップリ浸かってるって感じだわ。それと、友人がアルバム制作のドキュメンタリー(メイキング・シーン)を撮影しているの。みんなにも気に入ってもらえると思うわ」と語っています。
[posted 09/12/2003]

■チャリティ・フェスティバル『Farm Aid 2003』への出演が決定
 9月7日、オハイオ州コロンバスのGermain Amphitheaterで開催されるチャリティ・フェスティバル『Farm Aid 2003』の出演ラインナップに、新たにヴァネッサ・カールトンが加わりました。ウィリー・ネルソン、ニール・ヤング、ジョン・メレンキャンプが提唱する恒例のこのフェスティバルは、アメリカで農業に従事する家族を支援するために開催されているもの。先に、シェリル・クロウの出演も決定しています。
[posted 08/22/2003]

■メジャー・リーグのオールスター戦でアメリカ国歌斉唱
 7月15日、シカゴのU.S.セルラー・パークで開催されたメジャー・リーグ(MLB)のオールスター・ゲームで、ヴァネッサ・カールトンがアメリカ国歌斉唱を行ないました。ヴァネッサは、シャツにジーンズというカジュアルな姿で登場。この模様は、日本でもNHKを通じて生中継されました(アメリカはFOXが生中継)。
 また、ヴァネッサは、優秀なソングライターを発掘するために開催されている恒例の『International Songwriting Competition』で審査員を務めることになりました。彼女が審査員を務めるのは、今年から新設されたティーン部門(18歳以下が対象)で、他にイン・シンクも審査に参加します。CDもしくはテープによる応募締切は9月15日。この部門の優勝者には、ボストンにある有名校、バークレー音楽院で5週間の夏期講習を受けるための奨学金が与えられます。
[posted 07/16/2003]

■『2003 Teen Choice Awards』にノミネート
 アメリカのティーン雑誌『Teen People』とFOXテレビの主催による『2003 Teen Choice Awards』のノミネーションが発表され、ヴァネッサ・カールトンは「プリティ・ベイビー」がChoice Love Songにノミネートされました。このアウォーズは、音楽、テレビ、映画、スポーツなど、各界で活躍した人々を称えるために行なわれるもので、受賞者は13~16歳のティーンエイジャーの投票により決定します。なお、授賞式は8月6日にロサンゼルスで開催され、この模様はFOXテレビを通じて全米に生中継されます。
[posted 05/28/2003]

■ニュー・アルバムの曲作りに奮闘中
 ヴァネッサ・カールトンが、来年初めのリリースに向けて、ニュー・アルバムを制作中だと公表しました。現在曲作りを行なっている彼女は、夏頃からレコーディングのためにスタジオ入りする予定で、「すべての曲を完成させてスタジオに入りたいから、いま頑張っているところよ」と語っています。プロデュースは、彼女自身が何人かのプロデューサーと共同で担当する形になるそうで、現時点でA&M社長のRon Fairや、彼女のボーイフレンドでもあるThird Eye BlindのStephan Jenkinsなどの名前が挙がっています。今回のアルバムで彼女は、自らの成長の跡を見せたいそうで、「前作に収録された何曲かは、すごく若い時に書いたものだったの。今はもっと、自分のサウンドがどんなものなのかわかっているわ。私の新しいサウンドはオーガニックで、ビートルズのような部分もある。新曲はとても刺激的で、もう少女の日記のような歌詞ではないの」と語っています。
[posted 05/28/2003]

■ゲーム・ソフト『SpyHunter 2』にテーマ曲となる新曲を提供
 ヴァネッサ・カールトンが、アクション・レーシング・ゲーム『SpyHunter 2』に、テーマ曲となる新曲を提供しました。Midway Games社が製作・販売するこのゲームは、今後ザ・ロック主演による映画化(実写版)も検討されています。アメリカでは、PlayStation 2、Xbox、NintendoGameCube用のソフトとして、秋頃に発売される見込みです。なおヴァネッサは、現在ロサンゼルス・コンヴェンション・センターで開催されている『Electronic Entertainment Expo(E3)』の会場内で、5月14日にライヴを開催。ゲームのテーマ曲を初披露しました。
[posted 05/16/2003]

■恒例のタレント・コンテストでパフォーマンスを披露
 8月7日にニューヨークのセントラル・パークの特設ステージで開催される『第3回 Pantene Pro-Voice competition』で、ヴァネッサ・カールトンとマイアがパフォーマンスを披露することになりました。このイベントは、14~24歳の女性シンガーを対象としたタレント・コンテストで、優勝者にはレコード契約を念頭においたデモ・テープの制作権利がプレゼントされます。
[posted 04/23/2003]

■米ドラマのサントラに’60年代のカヴァー曲を提供
 現在アメリカで放映されているテレビ・ドラマ『American Dreams』のサウンドトラック・アルバム『American Dreams Original Soundtrack:1963-1964』(5月6日に全米リリース)に、ヴァネッサ・カールトンとインディア.アリーがカヴァー曲を提供しました。このドラマは、’60年代の伝説の音楽番組『American Bandstand』が基になったもので、毎回いろいろなアーティストがゲスト出演し、’60年代の伝説のアーティストを演じています。ドラマの中でDusty Springfieldを演じたヴァネッサは、彼女のカヴァー曲「Wishin’ and Hopin’」を、Nina Simoneを演じたインディアは、彼女のカヴァー曲「Come Ye」を提供。他に、’60年代に活躍したThe Zombies、Simon & Garfunkel、The Beach Boysなどの名曲も収録されています。
[posted 04/18/2003]

■ガンの研究費用等を集めるチャリティ・パーティでパフォーマンスを披露
  4月2日にヴァネッサ・カールトンが、カリフォルニア州ホルムビー・ヒルズで開催されたチャリティ・パーティ『Songs Of Hope 2』でパフォーマンスを披露しました。このパーティは、ガンの研究費用等を集めている組織『City Of Hope』への寄付金集めのために開催されたもので、他にベビーフェイスもパフォーマンスを披露しています。
[posted 04/09/2003]

■カウンティング・クロウズの「ビッグ・イエロー・タクシー」へのゲスト参加について語る
  カウンティング・クロウズの最新アルバム『ハード・キャンディー』のRevised Versionで、ジョニ・ミッチェルの名曲のカヴァー「ビッグ・イエロー・タクシー」にゲスト参加したヴァネッサ・カールトン。レコーディングに参加した理由は、曲の素晴らしさと共に、(オリジナルのアルバムで)この曲を歌ったアダム・デュリッツの声に感動したからなのだそうです。しかしヴァネッサは、これをデュエットだとは考えていないようで、「ただ少しハミングしただけ」と語りました。
[posted 03/26/2003]]

■『グラミー賞』の授賞式直後に気管支炎でダウン
  2月23日に開催された『グラミー賞』の授賞式に出演したヴァネッサ・カールトンは、その直後から、細菌性の気管支炎を患ってしまいました。現在彼女は両親の家に滞在し、病状は回復に向かっているということで、次のようなコメントを発表しています。「この機会に、数週間のオフを取って、回復を待ちながら新曲を書き上げることにするわ。その後は、ニュー・アルバムのレコーディングのためスタジオに入る予定よ。」
[posted 03/07/2003]

■グラミー賞に関連してチャリティ・シューズをデザイン
  本年度グラミー賞にノミネートされたヴァネッサ・カールトンとイヴ、そしてケリー・ローランドが、シューズ・メーカーのCandie’s Inc.と協力し、それぞれのサインが入ったCandie’sグラミー・シューズをデザインしました。これらの靴の売り上げは、音楽と芸術の教育に取り組む『グラミー基金』と、ティーンエイジャーの妊娠について教育している『Candie’s基金』に寄付されることになっています。この靴のデザインは、2月21日に発売された『US Weekly』誌上で発表されており、ヴァネッサの靴は’70年代をテーマにした踵をくるむタイプのサマー・サンダルで、中敷にはピース・マークのイタズラ書きがあるそうです。また、イヴがデザインした靴は、Swarovskiのクリスタルを埋め込んだセクシーなイブニング・シューズとなっています。なお、20日にヴァネッサとケリーは、ニューヨークにある有名デパートMacy’sで開催された、これらの靴の発表イベントに出演しました。

■グラミー賞関連ニュース続報
  ヴァネッサ・カールトンのパフォーマンスは、テレビの音楽番組で有名なPaul Shafferによる「クラシックの教育を受けた、ファンク感溢れる女性」という紹介と共にスタート。ヴァネッサのピアノとオーケストラが融合した形で「サウザンド・マイルズ」を披露しました。
[posted 02/26/2003]

■2003年度『Rock The Vote Awards』の授賞記念パーティでパフォーマンスを披露
 ヴァネッサ・カールトンが、本年度『第10回 Rock The Vote Awards』の授賞記念パーティで、パフォーマンスを披露することになりました。この『Rock The Vote Awards』は、若者の模範的存在となったミュージシャンや、チャリティ活動に貢献したミュージシャンなどを称えるためのアウォーズで、毎年『グラミー賞』授賞式前夜の開催が恒例となっています。本年度の授賞記念パーティは、2月22日にニューヨークのロースランド・ボールルームで行なわれます。

■グラミー賞の授賞式でスペシャル・パフォーマンスを披露
 2月23日にニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで開催される『第45回グラミー賞』の授賞式で、ヴァネッサ・カールトンが「サウザンド・マイルズ」のパフォーマンスを披露することになりました。今回彼女はこの曲で、”Record Of The Year”など3部門にノミネートされています。当日のパフォーマンスについて、彼女は次のように語りました。「今まで私は、グラミー賞の授賞式に出席したことはなかったの。今回、初めて出席できるだけでなく、ノミネートされていて、なおかつパフォーマンスもできるのよ。これはもう、信じられないような出来事だわ。パフォーマンスでは、今までになかったようなことをやるつもり。ストリングスを入れるかもしれないし…、とにかく、よりリアルなヴァージョンにしたいと考えているの。」
[posted 02/05/2003]

■ダスティ・スプリングフィールド役でドラマに出演
 アメリカNBCテレビのドラマ『American Dreams』に、ヴァネッサ・カールトンが出演することになりました。このドラマは、’60年代後半に放映されていた伝説的な音楽番組『American Bandstand』を基にしたドラマで、当時の番組司会者Dick Clarkがドラマの製作責任者として実際に指揮を執っています。この中でヴァネッサは、ダスティ・スプリングフィールド役を演じ、彼女のカヴァー曲を披露するそうです。なお、ヴァネッサが出演するエピソードは、1月18日にロサンゼルスで収録されます(放映は2月9日)。
[posted 01/20/2003]

■ニュー・アルバムの方向性について語る
  1月26日からヨーロッパ・ツアーをスタートするヴァネッサ・カールトンが、このツアー終了後、ニュー・アルバムのレコーディングに入ると発表しました。自らを「仕事中毒で、曲作りをストップしたことがない」と説明する彼女は、すでに10曲の新曲を書き上げているそうで、それらの新曲は彼女のパーソナリティのダークな部分にも焦点を当てているといいます。「『ビーノット・ノーバディ』に収録されていた『プリティ・ベイビー』が新曲のヒントになると思う。あの曲はある種の子守歌のようなものなんだけど、とてもダークで、絶望的な部分があるのよ」。
 また、レコーディングは、曲ごとに違うスタジオとプロデューサーを起用したいそうで、現時点でDaniel Lanois(U2、Bob Dylanなど)や、Nigel Godrich(BECK、レディオヘッドなど)といった名前が候補に挙がっています。そして、彼女自身もプロデュースに参加したいと語っています。
 「私は、ニュー・アルバムの方向性についてハッキリとしたヴィジョンを持っているの。次のアルバムをリアルなものにするためには、フルートやトランペット、たくさんのコーラスが必要になってくると思う。目標は、女性ソロ・アーティスト版『サージェント・ペパーズ』を作り上げること。大きな努力が必要だと思うけど、スタジオに入ることに対してとてもエキサイトしているわ」。
[posted 01/15/2003]

■パフォーマーとしてのヴィジョンを語る
 ヴァネッサ・カールトンが、パフォーマーとしてステージで何をしたいのか、自身の展望と目的についてのヴィジョンを語りました。「ロックのショウに行って退屈しちゃうのは嫌なのよ。面白いことに、ハードにロックすることはできるけど、それが長過ぎるとソフトになっていく。まぁ、それもOKって感じだけど、私にはショウの中にダイナミックな展開があることが大事なの。ドライヴや旅よりもっとダイナミックで、私が作ったアルバムと同じような何かがね」。なお彼女は、1月26日にデンマークのコペンハーゲン公演からヨーロッパ・ツアーをスタートする予定です。
[posted 01/10/2003]

■第45回グラミー賞ノミネーション発表
 1月7日にニューヨークで、本年度『第45回グラミー賞』のノミネーションが発表されました。この中でエミネム、シェリル・クロウ、アシャンティ、ネリーが、Bruce Springsteen、Norah Jones、Raphael Saadiq、Avril Lavigneと並び最多5部門でノミネートされています(一般部門のみ対象/以下同様)。そして、レミー・シャンドが4部門で、エルヴィス・コステロ、インディア.アリー、ノー・ダウト、エリカ・バドゥが3部門でノミネートされました。なお、本年度『第45回グラミー賞』は’01年10月1日~’02年9月30日の間にアメリカでリリースされた作品が選考対象で、授賞式は2月23日にニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで開催され、この模様はアメリカCBSテレビを通じて生中継されます。
 ノミネートの発表には、ネリー、アシャンティが、Avril Lavigne、John Mayerらとともに出席。過去2回ノミネートされているもののまだ受賞していないネリーは「グレート。受賞できれば、もっと素晴らしいけどね。」と語っています。

 ヴァネッサ・カールトンがノミネートされた部門は以下の通り。
Record Of The Year:「サウザンド・マイルズ」
Song Of The Year:「サウザンド・マイルズ」(ソングライター:Vanessa Carlton)
Best Instrumental Arrangement Accompanying Vocalist(s):「サウザンド・マイルズ」(アレンジャー:Vanessa Carlton & Ron Fair)
[posted 01/09/2003]

■『Music Excellence Awards』で功労賞の受賞が決定
 『2003 NAMM Show』の一環として開催される『Music Excellence Awards』で、エルトン・ジョンに”Yamaha Lifetime Achievement Award(功労賞)”が授与されることになりました。『2003 NAMM Show』は1月16~19日まで、カリフォルニア州アナハイムのアナハイム・コンベンション・センターで開催される予定で、『Music Excellence Awards』の授賞記念コンサートは17日に同じくアナハイムのアロウヘッド・ポンドで開催されます。このコンサートにはエルトン以外に、ヴァネッサ・カールトンやブライアン・マックナイトなども出演。当日は、音楽教育を推進するためのチャリティ活動も行なわれます。なおエルトンは、1月15日にアメリカNBCテレビの人気番組『The Tonight Show With Jay Leno』に出演する予定になっています。
[posted 01/08/2003]

■’02年に全米のラジオ局で最も多くオン・エアされた曲トップ10入り
 全米ラジオ局のオン・エア状況をモニターしているNielsen Broadcast Data Systemsが、’02年に全米のラジオ局で最も多くオン・エアされた曲のトップ10リストを公表しました。この中で、パドル・オブ・マッドが「ブルーリー」(41万1487回)で第2位を獲得。ジミー・イート・ワールドが、「ザ・ミドル」(36万2479回)で第4位を獲得しています。その他、トップ10内には、ヴァネッサ・カールトンの「サウザンド・マイルズ」、ネリーの「Dilemma」と「Hot In Herre」がランクインしました。
[posted 01/06/2003]