<海外公演レポート>高雄 カオシュン(台湾)公演

2014.09.16 TOPICS

牛田智大が高雄 カオシュン(台湾)で初の海外公演を行いました。
台湾高雄県大東文化芸術センターにて高雄市交響楽団とチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番を演奏!同行マネージャーによるレポートが届きました。


9月5日(金)高雄 カオシュン(台湾)
台湾高雄県大東文化芸術センター

初めての海外公演で、少し緊張したものの、牛田君は家族の様に包み込んでくれるオーケストラとすっかり打ち解け、安心して演奏会に臨む事が出来ました。
850席のホールはほぼ満員。オーケストラも演奏に熱が篭ります。
いよいよチャイコフスキーの演奏が始まります。落ち着いて相互の音を聴きながらソロとオーケストラが掛け合い壮大な音楽を作り出します。長大な第1楽章を見事に弾き切り、じっと聴き入っていた聴衆からは思わず楽章間に拍手が出ました。そして美しい第2楽章に続きフィナーレまで、落ち着きを忘れず一気に弾き切りました。14歳とは思えない見事な演奏に会場は多いに湧き、オーケストラのメンバーも拍手を惜しみません。予定していたアンコール曲、プーランクの「エディット・ピアフに捧ぐ」を弾き終わっても拍手は続き、「乙女の祈り」も演奏。子供とは思えない成熟した演奏と演奏にこめた熱い情熱に、盛大な拍手が続きました。
終演後ロビーで行ったサイン会は長蛇の列。日本と同じように、小さい子供達から年配の方々まで、幅広い聴衆の方々がサイン会に並び、感動の言葉を口にされていました。牛田君の演奏はカオシュンの聴衆も虜にしてしまいました。

Ushida 20140916

(c)Kaohsiung Symphony Orchestra