BIOGRAPHY

UNDERGROUND MOON / アンダーグラウンド・ムーン


UNDERGROUND MOON are ジェフ・ピルソン&トミー・ヘンリクセンジェフ・ピルソン、
本名:Jeffrey Steven Pilson。
1958年1月19日生まれ。

 ランディ・ハンセン・バンドでベーシストとして活動していた彼は、フォアン・クルーシェの後任としてDOKKENのベーシストとして参加、セカンド・アルバム『トゥース・アンド・ネイル』から正式なDOKKENのベーシストとしてラインナップに加わる事になる。その後黄金期から現在に至るまでドン・ドッケンの片腕としてDOKKENの中心人物となっていく。その魅力的な風貌とワイルドなベース・プレイ、そして華麗なコーラスワークでロック・ファンのみならず女性ファンも獲得していった。DOKKENでは曲作りにも積極的に取り組んでおり、そのメロディ・センスを証明している。また、最近のライヴでは曲によってはリード・ボーカルをとったりキーボードを担当したりとその多彩ぶりを発揮している。
 ジェフはDOKKEN活動停止状態の時も積極的に音楽活動を行い、88年にはWAR & PEACE名義でアルバムを1枚リリースしたり、またDIOのベーシストとして活動、98年にはWAR & PEACE名義のアルバム『Flesh and Blood sessions』をリリースするなど、休むことなく作品をリリースし、ツアーをするという生活を送り、DOKKENの活動が停止すると自分のプロジェクトを進行させ、DOKKENの活動が再開されるとDOKKENに戻る、というサイクルを繰り返している。今年の春には多数のゲスト・ミュージシャンを向かえてWAR & PEACE名義のソロ・プロジェクト、『Light at the End of the Tunnel』も発表している。この作品にはReb Beach、Paul Gilbert、John Norumらが参加している。
 そして、前述のソロ・プロジェクトと同時進行で進んでいたのがこのアンダーグラウンド・ムーンである。ロスを中心に活動しており、ソロとしてCapitol Recordsと契約、アルバムもリリースしているソングライター、トミー・ヘンリクセンとの共同作業という形をとったプロジェクトであり、既にロスで数回のギグを行っている。