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テレビ朝日系「素敵な宇宙船地球号」
サウンドトラック&セレクション
「ユニバース」
2003/4/23 RELEASE!
UICZ-4063 \2,500 (tax in)

オープニングテーマ「ユニバース」(オーケストラ ヴァージョン) 子龍、
エンディングテーマ「NOW IS THE TIME」加藤登紀子の他、
番組で使用され人気の高かった楽曲を収めた
同番組初のオリジナルサウンドトラック&コンピレーションアルバム!
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収録曲
01. ユニバース 〜オーケストラヴァージョン [オープニングテーマ] / 子龍
02. Sanctuary (A Cappella) / ERIE
03. 花 / 子龍
04. 地中海へ / Nana Mouskouri
05. ユニバース 〜ピアノヴァージョン / ウォン・ウィン・ツァン
06. ニュー・センチュリ− / SECRET GARDEN
07. こころ / 子龍
08. おぼくり〜ええうみ / 朝崎郁恵
09. セコイア / 子龍 featuring ERIE
10. アナザー・スプリング / 中村由利子
11. ユニバース 〜ミュージック・ボックス・ヴァージョン / 子龍
12. Asian Sea / ウォン・ウィン・ツァン
13. 宇宙船地球号 〜ワールド・ミックスヴァージョン / 子龍
14. すべては森の神にまかせて / 宗次郎
15. ユニバース 〜ヴォーカルヴァージョン / 子龍 featuring ERIE
16. Now is the time [エンディングテーマ] / 加藤登紀子
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楽曲解説 text by 子龍 ( 山口道明 / 金子譲 )
01. ユニバース 〜オーケストラヴァージョン [オープニングテーマ] / 子龍
「素敵な宇宙船地球号」のテーマ音楽として書き下ろした作品。「ユニバース」というタイトルには"森羅万象"という意味が込められています。大自然の息吹をこの曲から感じていただければと思います。今回このサウンドトラックアルバム発売に伴い、生オーケストラを使ってリメイクを施し、よりスケールアップしました。オーケストラ・アレンジは武沢豊さんに担当していただきました。中間部のボーカルは河井英里(Erie)さんです。その他、世界各地を取材して回る番組のイメージに合わせ、アフリカン・ドラム、中国琴、インディアン・フルート、チベットの女性ボーカル、ヨーロッパのチター、ラマ・シンバルなど世界各地の民族楽器の音色が使われています。
2. Sanctuary (A Cappella) / ERIE(エリ) ERIE ホームページ >>
〜第240回 「時を止めた赤い海」より (2002年6月放送)
オーストラリアの南東にある島、タスマニアで最近発見された太古の海「バサースト湾」の海中には、火星を想わせる異様な世界が広がっています。タスマニアの広大な原生林に降る大量の雨が森からタンニンを流し出し、川、そして海を赤く染めるのです。まるで紅茶のような赤い海からは、数十種類を超える新種の生物がみつかり、はるか古代から生存している種も存在していることがわかりました。その海に河井英里(Erie)さんの造語によるアカペラが響き、一層神秘的なムードをかきたててくれます。この曲は特に視聴者からの反応が多く、放送終了後に曲の問い合わせが殺到しました。この曲を聴いて河井さんのボーカルが気に入り、今回子龍の楽曲でも歌ってもらおうと決めました。
3. 花 ['99年放送「大樹に聴け」コーナーテーマ曲] / 子龍
'99年に番組のエンディングを飾っていた、各地の名木を紹介するミニコーナー「大樹に聴け」のために作った曲。バイオリンとチェロのリフレインが織りなすアンサンブルで、木の香り、温かみを表現してみました。森林は「地球の肺」と言われるほど地球環境のためになくてはならないものです。この曲は、この星の生命全てを支えている植物たちへの賛歌でもあります。
4. 地中海へ / Nana Mouskouri(ナナ・ムスクーリ)
〜第4回 「ジブラルタル」より (1997年5月放送)
ジブラルタルとは、イベリア半島の南端に位置する英国の保護領。地中海の西の入り口を見おろすこの地には530種の植物が自生し、夏には250種の渡り鳥が飛来する生き物の聖域で、世界でここにしかいない多くの固有種が生きています。豊かな自然に囲まれた風景に、ギリシャの歌姫ナナ・ムスクーリの美しい歌声が彩りを与えてくれました。「地中海」を象徴する曲として、本編の冒頭とエンディングに流れます。1936年生まれとは信じられないほど、若々しく魅力的な歌声ですね。
5. ユニバース 〜ピアノ ヴァージョン / ウォン・ウィン・ツァン
「ユニバース」をウォン・ウィン・ツァンならどう料理するか…。そんな個人的な興味からウォンさんにピアノヴァージョンの制作をお願いしました。このヴァージョンについては子龍は全くタッチしておらず、プロデュースを全てウォンさんに一任した完全なカバーです。基本的なアレンジとギターはウォンさんの御子息の美音志(みねし)さんが担当しました。ウォンさんの作品としては異色の感じですが、ちょっとジャジーでお洒落で、素敵な感じに仕上げていただきました。ピアノの演奏、特にインプロビゼーションのパートは、ウォンさんならではの個性が光っています。
6. Dawn of a New Century(ニュー・センチュリー) / SECRET GARDEN(シークレット・ガーデン)
〜第149回 「奇跡の海オホーツク」より (2000年7月放送)
流氷で知られるオホーツク海は、その特異な環境によって貴重な生命を育んでいます。TVコマーシャルに登場して話題になった天使のような姿をした小さな生き物「クリオネ」もオホーツクの海に棲んでいます。春、流氷が溶け出す時期になると、一斉に多くのいのちの歯車が回り始め、活動を始めます。その生命の躍動感を、シークレット・ガーデンの壮大なメロディーが表現してくれました。「愛こそ、私たちの運命 新しい世紀の夜明けを共に祝おう」と歌うこの曲の歌詞のように、地球環境の未来も明るくあって欲しいものです。
7. こころ / 子龍
目にも見えず、触れることも出来ない心。しかし、誰もが心を感じている。それは、水面に落ちた木の葉が淡い波紋を描きながら漂う姿にどこか似ていないでしょうか…。仏教には「三界は唯心の所現なり」という言葉があります。この世で体験する全ての現象は、その人の心の状態の現れである、という意味です。そうだとすると、環境破壊は「自分が豊かであればいい、自分(自分の国、自分の会社、自分の家族…等々)さえ良ければ…」という人間の身勝手な心がもたらしたものだと言えそうです。環境問題は「全てがお互いに支えあって存在してるのだから、地球全体の調和なくして一部(人間、自分)だけが繁栄することはあり得ない」ということを私たちに教えてくれているような気がします。
8. おぼくり〜ええうみ / 朝崎郁恵 朝崎郁恵 ホームページ >>
〜第195回 「奄美大島 太古の森の物語」より (2001年6月放送)
世界に3種しかいない「ムカシウサギ」の仲間、「アマミノクロウサギ」をはじめとして、日本本土にはない独自の生態系が形成されている奄美大島。その奄美大島を象徴する曲として冒頭を飾ったのがこの作品です。奄美の島唄の名手、朝崎郁恵さんの歌を高橋全氏のピアノが伴奏するという異色の組み合わせが、本来の島唄にもない全く新しい魅力を引き出しています。例えばジョン・レノンとポール・マッカートニーが出会ってビートルズという「化学反応」がおこったように、時として音楽はふたつの異なる才能が出会うことによって、1+1以上の素晴らしい作品を生み出すことがあります。この作品もそうした希有な例の一つでしょう。
9. セコイア / 子龍 featuring ERIE
セコイアとは北アメリカ西海岸地方に分布するスギ科の樹木で、世界一高く成長することで有名です。(最大のものは高さ80メートルを超えるそうです。)曲はセコイアそのものというより、セコイアのような大きな木が生い茂る森をイメージしながら作ったもので、これも「花」同様、木の優しさや温もり、そして数百年,或いは数千年と森を見てきた巨木への畏敬の念を込めました。なお、「セコイア」の曲想はかなり以前から出来ていたのですが、これまでふさわしい女性ボーカリストに出会わなかったので、正式にレコーディングされることがありませんでした。今回、河井英里さんと出会い初めて完成させることが出来たのです。河井さんの歌声はまるで森の木々が優しく語りかけてくるようです。…いつまでもこの地球から緑が失われませんように。
10. アナザー・スプリング / 中村由利子 中村由利子 ホームページ >>
〜第261回 「1円玉のトンボをめぐる夢」より (2002年11放送)
長野県駒ヶ根市。天竜川が流れる自然豊かな街の小さな公園に、世界一小さなトンボ、ハッチョウトンボが棲んでいます。体長は2センチ足らず、一円玉の直径ほどしかありません。湿地を棲みかとするこのトンボは、人間の役に立たない湿地が開発されていったことにより、生息地を奪われてきました。しかし、地元の人々の献身的な努力によってハッチョウトンボはこの地に甦り、定着しています。小さいながらも堂々と大空を舞うその姿は、人間が忘れてしまった生きることの自由さを表現しているようです。中村由利子さんの伸びやかなピアノのメロディがそれを一層引き立ててくれました。
11. ユニバース 〜ミュージック・ボックス・ヴァージョン / 子龍
オーケストラバージョンの壮大なアレンジと正反対の、ゼンマイ仕掛けのオモチャのような、オルゴール的なサウンドでまとめてみました。いわば、オーケストラバージョンがマクロ的宇宙とすれば、こちらはミクロの世界。ユニバースは携帯電話の着メロにもなっていて、何種類かあるようですが、オリジナルの壮大さを着メロの音で表現出来るはずもありません。それならいっそ、こういうアレンジにしてみたらどうかな…などと考えながら作ってみました。
12. Asian Sea / ウォン・ウィン・ツァン
〜第123回 「明治神宮の森・80年」より (1999年12月放送)
東京のど真ん中にある明治神宮の森。でもここには、多くの鳥や昆虫が生息し、極めて自然に近いバランスのとれた生態系が存在します。こんなに自然林に近い森が誕生した秘密は、緻密な植林計画にありました。この回では明治神宮の森の成り立ちが、ウォン・ウィン・ツァン氏のリリカルなピアノ、東洋的なメロディーにのせて紹介されました。ウォンさんのエモーショナルな曲調、神憑り的なピアノのインプロビゼーションには、聴く者をとらえて放さない魅力があります。
13. 宇宙船地球号 〜ワールド・ミックスヴァージョン / 子龍
'98年頃、番組の案内役をCGのお茶の水博士がつとめていた時に、そのBGMとして使われていたものを今回CD収録用に大幅にリアレンジ、再構成しました。番組で使われていた時はアンビエント風の静かなBGMでしたが、「宇宙の海に浮かぶ青い地球と、そこに生きる全ての生き物たちの魂のシンフォニー」というコンセプトでリメイクしてみました。人口爆発、環境破壊、経済危機、民族、宗教対立…様々な問題を抱えつつ、私達を乗せた船は今日も未来への軌道をたどっています。果たして,この船はどんな未来へ向かっているのでしょうか…。この曲を「宇宙船地球号」という概念を最初に提唱した、バックミンスター・フラー氏に、そして宇宙船地球号の心優しき乗組員達に捧げたいと思います.
14. すべては森の神にまかせて / 宗次郎 宗次郎 ホームページ >>
〜第267回 「里山昆虫記」より (2002年12月放送)
長崎県田平町に広がる美しい里山。数々の花が咲き乱れ、多くの生き物が暮らしています。里山は、人間の営みと生き物たちが作り出す自然の環境が、ほどよく調和し共存している場所なのです。「虫の目カメラ」を通して、様々な昆虫たちが興味深い生態を見せてくれました。宗次郎さんの素朴なオカリナの音色とメロディは、そんな「日本の原風景」とも言える里山にぴったりとマッチしました。まさにタイトルの通り、昆虫たちの営みは「森の神」に守られて育まれます。
15. ユニバース 〜ヴォーカルヴァージョン / 子龍 featuring ERIE
河井英里さんにボーカルをお願いすることが決まったので、それならということで「ユニバース」のボーカルヴァージョンを作ることにしました。このボーカルバージョンは「祈り」をコンセプトにしています。女声が美しく響くこの曲がすべてを優しく包み込み、多くの人のこころに幸せと安らぎをもたらさんことを祈っています。私たち子龍は普段はほとんどシンセサイザーで音楽を作っていますが、人間の声の存在感というのは、どんな楽器にも勝る気がします。グレゴリアン・チャントに通じるような、ある種の神聖さを感じさせる雰囲気に仕上がりました。
16. Now is the time [エンディングテーマ] / 加藤登紀子 加藤登紀子 ホームページ >>
番組をごらんになってる方にはすでにおなじみの、加藤登紀子さんによる書き下ろしのエンディングテーマです。国連環境計画の親善大使を務める加藤さんは、環境問題には幅広い知識と深い造詣をお持ちです。レコーディングの時にお会いする機会があったのですが、環境問題について、ついつい熱っぽく語り合ってしまいました。以前にも2曲を番組のイメージソングとして使わせていただきましたが、"Now is the time"は書き下ろし作品だけあって、とりわけ番組の主旨にぴったりのメッセージソングに仕上がりました。「人はこの世に生きる全ての命を守れるただ一つのもの」という歌詞にあるとおり、良くも悪くも人間は地球上の全ての命の運命を左右するほどの存在になってしまいました。私たち一人一人の選択が、この星の未来を決定していきます。
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