モータウン50 / MOTOWN50

HISTORY

1958
  • モータウンの前身タムラ(Tamla)・レーベルがミシガン州デトロイトでベリー・ゴーディ・Jr.によって設立される。
1959
  • モータウン・レコードと音楽出版会社ジョビート(Jobete)が設立され、モータウンが会社として本格的に始動。
1960
  • 後にモータウンの専属ソングライターとなるバレット・ストロングの「マネー」がヒット(R&BチャートNo.2、全米No.23/モータウン傘下のアンナ・レーベルからのリリース)。
  • モータウンから初の大ヒット曲、ミラクルズの「ショップ・アラウンド」(R&BチャートNo.1、全米No.2)が生まれる。
  • メアリー・ウェルズがデビュー。
1961
  • マーヴェレッツの「プリーズ・ミスター・ポストマン」がモータウン史上初の全米No.1ヒットとなり、ゴールド・ディスク認定となる。
  • シュープリームスがデビュー。
  • マーヴィン・ゲイがデビュー。
  • テンプテーションズがモータウン傘下のゴーディ・レーベルと契約。
1962
  • コントゥアーズの「ドゥ・ユー・ラヴ・ミー」が大ヒット(R&BチャートNo.1、全米No.3/ゴールド・ディスク)。
  • スティーヴィー・ワンダーがリトル・スティーヴィー・ワンダーとしてデビュー。
  • マーサ&ザ・ヴァンデラスがデビュー。
1963
  • リトル・スティーヴィー・ワンダーの「フィンガーティップス」が全米No.1に。
  • フォー・トップスがモータウンと契約。
  • マーサ&ザ・ヴァンデラスの「ヒート・ウェーヴ」が大ヒット(R&BチャートNo.1、全米No.4)。
1964
  • シュープリームスが初の全米No.1ヒット「愛はどこへ行ったの」を放つ。
  • メアリー・ウェルズの「マイ・ガイ」が全米No.1ヒット。
  • シュープリームスがこの1年で合計3曲の全米No.1ヒットを放ち、ガール・グループの最高峰に君臨する。
  • マーサ&ヴァンデラスの「ダンシング・イン・ザ・ストリート」が全米No.2を記録(ゴールド・ディスク)。
  • メアリー・ウェルズが20世紀レコード(20th Century)へ移籍。
1965
  • ジュニア・ウォーカー&オール・スターズの「ショットガン」が大ヒット(R&BチャートNo.1、全米No.4)。
  • モータウンの人気男性ヴォーカル・グループのテンプテーションズが「マイ・ガール」を、フォー・トップスが「アイ・キャント・ヘルプ・マイセルフ」を全米チャートの首位に送り込む。
1966
  • シュープリームスが「恋はあせらず」で通算7曲目の全米No.1の座を獲得。
  • グラディス・ナイト&ピップスがモータウン傘下のソウル(Soul)・レーベルと契約。
  • スティーヴィー・ワンダーの「アップタイト」が大ヒット(R&BチャートNo.1、全米No.3)。
  • フォー・トップスの「リーチ・アウト・アイル・ビー・ゼア」がR&B、全米の両チャートでNo.1に(ゴールド・ディスク)。
1967
  • マーヴィン・ゲイがタミー・テレルとデュオを組み、コンビとしての初ヒット「エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ」(R&BチャートNo.3、全米No.19)を放つ。
  • ミラクルズがグループ名をスモーキー・ロビンソン&ミラクルズに改名。
  • シュープリームスがグループ名をダイアナ・ロス&シュープリームスに改名。
  • 後にマーヴィン・ゲイがカヴァーして全米No.1ヒットとなる「悲しいうわさ」のグラディス・ナイト&ピップスのヴァージョンがR&BチャートNo.1、全米No.2を記録
  • シュープリームスからフローレンス・バラードが脱退、代わりに元ラベルのシンディ・バードソングが加入。
1968
  • テンプテーションズの「雨に願いを」(R&BチャートNo.1、全米No.4)が大ヒットするも、この年、リード・ヴォーカリストのひとりだったデイヴィッド・ラフィンがグループを脱退してソロ・シンガーに転向。
  • 脱退したデイヴィッド・ラフィンに代わって、コントゥアーズのメンバーだったデニス・エドワーズがテンプテーションズに新加入。
  • マーヴィン・ゲイ&タミー・テレルのコンビによる「エイント・ナッシング・ライク・ザ・リアル・シング」、「ユアー・オール・アイ・ニード」がいずれもR&BチャートでNo.1に。
  • マーヴィン・ゲイが「悲しいうわさ」で初の全米チャート制覇。
1969
  • ジャクソン5のモータウンからのデビュー曲「帰ってほしいの」が、いきなり全米No.1ヒットとなる。
  • ダイアナ・ロスがシュープリームスを脱退、ソロ・シンガーへ転向
  • ダイアナ脱退前のシュープリームスとしては最後の全米No.1ヒットとなる(通算12曲目の全米No.1)「またいつの日にか」がプラチナ・ディスクに。
  • デニス・エドワーズ加入後のテンプテーションズにとっての初の全米No.1ヒット曲「悲しいへだたり(I Can't Get Next To You)」が生まれる。
1970
  • ジャクソン5が「帰ってほしいの」に続いて、「ABC」、「小さな経験」、「アイル・ビー・ゼア」とデビュー曲から立て続けに4曲もの全米No.1ヒットを放ち、大人気を博す。
  • ダイアナを擁するシュープリームスがラス・ヴェガスのホテルでフェアウェル・ショウを行う。
  • タミー・テレルが脳腫瘍のため死去(享年24)。
  • ソロ・シンガー転向後のダイアナが初の全米No.1ヒット曲「エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ」を放つ。
1971
  • 約1年間のブランクを経て、マーヴィン・ゲイがモータウン史上初のコンセプチュアル・アルバム『ホワッツ・ゴーイン・オン』を発表し、大ヒットとなる。
  • ジャクソン5の活動と平行してマイケルがソロ活動を開始し、ソロ・デビュー曲「ガット・トゥ・ビー・ゼア」が大ヒット(R&B、全米の両チャートでNo.4)。
  • テンプテーションズのリード・ヴォーカリストのひとりだったエディ・ケンドリックスがグループを脱退し、ソロ・シンガーに転向。
1972
  • モータウンが本拠地をデトロイトからL.A.へ移す。
  • ダイアナ・ロスが映画『ビリー・ホリデイ物語/奇妙な果実』に主演、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされる。
  • スモーキー・ロビンソンがミラクルズを脱退し、ソロ・シンガーに転向。
  • マイケル・ジャクソンが映画のテーマ曲「ベンのテーマ」で、ソロ・シンガーとして初の全米No.1を獲得。
  • テンプテーションズの「パパ・ウォズ・ア・ローリン・ストーン」が全米No.1に(プラチナ・ディスク)。
  • モータウンからセルフ・プロデュースの権利を勝ち取ったスティーヴィー・ワンダーが、『ミュージック・オブ・マイ・マインド』、『トーキング・ブック』と、2枚の傑作を発表、「迷信」、「ユー・アー・ザ・サンシャイン・オブ・マイ・ライフ」(最初の妻シリータとのデュエット)が全米No.1ヒット。
  • フォー・トップスがABC傘下のダンヒル(Dunhill)へ移籍。
1973
  • グラディス・ナイト&ピップスの「さよならは悲しい言葉」が大ヒットするが(R&BチャートNo.1、全米No.2)、それから数ヶ月後、モータウンを離れてブッダ(Buddah)・レーベルへ移籍。
  • マーヴィン・ゲイのアルバム『レッツ・ゲット・イット・オン』リリース、タイトル曲が全米No.1を記録する大ヒットに。
  • ダイアナ・ロスの「タッチ・ミー・イン・ザ・モーニング」が全米No.1に。
  • スティーヴィー・ワンダーがアルバム『インナーヴィジョンズ』を発表、同アルバムから「汚れた街」など大ヒット曲を連発。
1974
  • スティーヴィー・ワンダーの『インナーヴィジョンズ』が最優秀アルバム賞を始めとして、複数のグラミー賞を獲得。
  • ジャクソン5がモータウンでの最後の大ヒット曲となる「ダンシン グ・マシーン」(R&BチャートNo.1、全米No.2)をリリース
  • スティーヴィー・ワンダーが『ファースト・フィナーレ』を発表、同アルバムから当時のアメリカ大統領ニクソンを痛烈に批判した「悪夢」(ジャクソン5がバックグラウンド・コーラスで参加)が全米No.1ヒット。
  • まだファンク色が強かったコモドアーズの「マシンガン」がヒット(R&BチャートNo.7、全米No.22)。
1975
  • スティーヴィー・ワンダーの『ファースト・フィナーレ』がグラミー賞最優秀アルバム賞を受賞。
  • ジャクソン5がモータウンからエピックへ移籍すると発表し、翌 '76年にジャクゾンズと改名して再スタート(ベリー・ゴーディ・Jr.の娘と当時結婚していたジャーメインはモータウンに残った)。
  • スモーキー脱退後のミラクルズが、新リード・ヴォーカリストにビリー・グリフィンを迎えて以降、初の全米No.1ヒット「ラヴ・マシーン」を放つ。
1976
  • ダイアナ・ロスの「ラヴ・ハングオーヴァー」が全米No.1を記録する大ヒット。
  • マーヴィン・ゲイが3年ぶりのコンセプチュアル・アルバム『アイ・ウォント・ユー』を発表。
  • スティーヴィー・ワンダーが傑作『キー・オブ・ライフ』を発表し、更に神格化されていく。
  • ディスコ・ブームに乗って、モータウン所属のテルマ・ヒューストンの「ドント・リーヴ・ミー・ディス・ウェイ」が全米No.1を記録して大ヒット。
  • ミラクルズがモータウンからコロンビア(Columbia)へ移籍。
  • テンプテーションズがモータウンからアトランティック(Atlantic)へ移籍。
1977
  • スティーヴィー・ワンダーの『キー・オブ・ライフ』がグラミー賞最優秀アルバム賞を受賞。
  • ライオネル・リッチーを中心に据えたコモドアーズのバラッド路線の「イージー」がR&BチャートNo.1、全米No.4を記録する大ヒット。
  • マーヴィン・ゲイが4年ぶりの全米No.1ヒット「ガット・トゥ・ギヴ・イット・アップ」を放つ。
1978
  • コモドアーズが「永遠の人に捧げる歌」で遂に全米No.1を獲得。
  • リック・ジェームスがモータウン傘下のゴーディ・レーベルと契約し、いきなり「ユー・アンド・アイ」を大ヒットさせる(R&BチャートNo.1、全米No.13)。
1979
  • 前年に亡くなった、ベリー・ゴーディ・Jr.の父親ベリー・ゴーディ・Sr.に捧げた曲「パップス・ウィ・ラヴ・ユー(Pops, We Love You[A Tribute To Father])」(R&BチャートNo.26)が、モータウンを代表する四大アーティストのマーヴィン・ゲイ、スモーキー・ロビンソン、ダイアナ・ロス、スティーヴィー・ワンダーによってレコーディングされ、アルバム『POPS WE LOVE YOU』もリリースされる。
1980
  • スティーヴィー・ワンダーのプロデュースのもと、ジャーメイン・ジャクソンがR&Bチャートで初のNo.1ヒット曲「レッツ・ゲット・シーリアス」を放つ(全米No.9)。
  • ダイアナ・ロスがプロデューサーにシックのナイル・ロジャースとバーナード・エドワーズを迎え、久々の全米No.1ヒット「アップサイド・ダウン」で第一線に復帰。
  • テンプテーションズが古巣のモータウン傘下のゴーディと契約。
1981
  • ライオネル・リッチーがコモドアーズを脱退し、ソロ・シンガーに転向。
  • スモーキー・ロビンソンが、ソロ・シンガー転向後の最大ヒット曲となる「ビーイング・ウィズ・ユー」(R&BチャートNo.1、全米No.2)をリリース。
  • ブルック・シールズの主演作『エンドレス・ラヴ』の同名テーマ曲をダイアナ・ロスとライオネル・リッチーが歌い、全米チャートで9週間にわたってNo.1の座を死守。
  • リック・ジェームスの「スーパー・フリーク」が大ヒット(R&BチャートNo.3、全米No.16)。
  • ダイアナ・ロスがEMIへ移籍。
1982
  • テンプテーションズに往年のリード・ヴォーカリストのデイヴィッド・ラフィンとエディ・ケンドリックスが一時的に復帰し、再結成アルバム『REUNION』(R&Bアルバム・チャートNo.2)をリリース。
  • ヴォーカル&インストゥルメンタル・バンドのダズ・バンドの「レット・イット・ホイップ」が大ヒット(R&BチャートNo.1、全米No.3)。
  • モータウン所属のバンド、スイッチのメンバーの兄弟姉妹から成るファミリー・グループのデバージがモータウンからデビュー、「アイ・ライク・イット」(R&BチャートNo.2、全米No.31)、「オール・ディス・ラヴ」(R&BチャートNo.5、全米No.17)などのヒット曲を放ち、人気グループになる。
  • ライオネル・リッチーの「トゥルーリー」が全米No.1に。
1983
  • フォー・トップスが約10年ぶりにモータウンに復帰。
  • モータウン25周年を祝って往年の所属アーティストが多数参加した式典が華やかに行われ、その模様がTV放映されて話題になる。
1984
  • スティーヴィー・ワンダーの「心の愛」(映画『ウーマン・イン・レッド』のOST盤からのシングル・カット)が全米No.1に。
1985
  • ニューヨークのハーレムにあるブラック・ミュージックの殿堂アポロ劇場で大々的な音楽の式典Motown Returns To The Apolloが 行われ、TV放映されて好評を博す。
1986
  • ベリー・ゴーディ・Jr.がモータウンの経営権をMCAに売却。
1988
  • 第二のジャクソン5を目標にしたキッズ・グループのザ・ボーイズがデビューし、デビュー曲「ダイアル・マイ・ハート」が大ヒット(R&BチャートNo.1、全米No.13)して一躍人気者に。
  • ニュー・ジャック・スウィング系ヴォーカル・グループのトゥデイがデビュー。
1989
  • トゥデイの「ガール・アイ・ガット・マイ・アイズ・オン・ユー」がR&BチャートでNo.1に。
  • 前年ニュー・エディションに新加入したジョニー・ギルがモータウンとソロ・アーティスト契約を結ぶ。
  • スパイク・リー監督/主演の映画『ドゥ・ザ・ライト・シング』のOST盤がモータウンからリリースされ、R&Bアルバム・チャートでNo.11を記録するヒット。
1990
  • ジョニー・ギルがモータウンからの初アルバム『JOHNNY GILL』をリリース、「ラブ・ユー・ザ・ライト・ウェイ」(R&BチャートNo.1、全米No.3)、「マイ・マイ・マイ」(R&BチャートNo.1、全米No.10)などヒット曲を連発。
1991
  • ニュー・エディションとベル・ビヴ・デヴォーのメンバー、マイケル・ビヴンズに見出されたフィラデルフィア出身のグループ、ボーイズIIメンが「モータウン・フィリー」(R&BチャートNo.4、全米No.3/プラチナ・ディスク)でデビュー。
1992
  • エディ・マーフィ主演の映画『ブーメラン』の挿入曲だったボーイズIIメンの「エンド・オブ・ザ・ロード」が全米チャートで13週間にわたってNo.1の座をキープし、プラチナ・ディスクとなる。