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 JOAN GILBERTO
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   ジョアン・ジルベルト JOAO GILBERTO
1931年ブラジル、バイーア州ジュアゼイロ生まれ。14歳の時に初めてのギターを手にする。1950年に単身リオへ移住、ボーカル・グループ、ガロットス・ダ・ルアに参加するが、遅刻やリハーサルのすっぽかしの常習犯で間もなくクビになってしまう。1958年にオデオンよりアントニオ・カルロス・ジョビンの「想いあふれて」を発表する。このたった2分足らずの小曲が、後にブラジルから世界中に広がる「ボサノヴァ」の最初の録音になった。そのソフトな歌い方はそれまで常識とされていた声を張り上げて情感たっぷりの唱法とは全く反対であったことが当時物議をかもし出し、賛否両論ではあったが結果的に大ヒットを収めた。有名になってからというもの、ジョアンの傍若無人ともとれる気まぐれは加速し、インタヴューや、時には自分のコンサートまですっぽかすようになった。そして1964年にスタン・ゲッツ、アントニオ・カルロス・ジョビン、当時の妻アストラッド・ジルベルトとともに「ゲッツ/ジルベルト」(POCJ-2452)を発表。すぐに100万枚を突破するセールスを記録し、グラミー賞アルバム・オブ・ザ・イヤーに選定された。アストラッドの元祖「ヘタウマ」なヴォーカルで、リード・トラック「イパネマの娘」は後に「世界で最も多くの回数ラジオでかかり、カヴァーされた」楽曲となる。
結局ジョアンは1962年から1980年までアメリカで過ごし、(うち2年間はメキシコ)ブラジルに戻る。1991年には「ジョアン」(PHCA-1069)を発表、1930年代から50年代にかけてのブラジルの古い大衆歌をボサノヴァ風にアレンジした。2000年にはカエターノ・ヴェローゾのプロデュースで完全ソロ弾き語りの究極のアルバム「ジョアン 声とギター」(PHCA-1067)を発表、2001年度グラミー賞ベスト・ワールド・ミュージック部門を受賞。
2001/02/23更新