BIOGRAPHY

トム・ジョーンズ / TOM JONES


1940年6月7日、英国サウス・ウェールズ生まれ。本名Thomas Jones Woodward。さまざまな仕事を転々とするかたわら地元のパブなどで歌い始め、1960年代前半にトミー・スコット&ザ・セネターズのヴォーカリストとして活動。1964年、ゴードン・ミルズに見出され、英デッカからトム・ジョーンズの名でデビュー。1965年、セカンド・シングル「よくあることさ」が全英No.1、全米チャートで最高10位をマークする大ヒットを記録。パワフルでソウルフルなヴォーカル・スタイルで人気を集め、TV番組”This Is Tom Jones” (1969~1971年)のホスト役やラスベガスのショウへの出演でファン層を拡大。「思い出のグリーングラス」、「シーズ・ア・レイディ」、映画『何かいいことないか子猫チャン?』『007/サンダーボール作戦』のテーマ曲など、数多くのヒット曲で知られ、ポップス界のスーパースターとして活躍。1987年、”The Boy From Nowhere”が全英チャートで2位を記録する久々の大ヒットとなり、翌1988年にはアート・オブ・ノイズによるプリンスの「KISS」のカヴァーにフィーチャーされ、世界的に再注目される。1990年代を通じてコンスタントな音楽活動に加え、TVアニメの『シンプソンズ』、映画『マーズ・アタック』へのカメオ出演でも話題を呼び、2000年代も精力的に活動。1999年にはイギリスのエリザベス女王からOBE勲章を授与され、2006年には大英帝国ナイト位を授与された、ポップス界のリヴィングレジェンド。