BIOGRAPHY

ザ・ウォールフラワーズ
THE WALLFLOWERS


L to R:
グレッグ・リッチリング (Greg Richling ? Bass)
ラミ・ジャフェ (Rami Jaffee ? Keyboards)
ジェイコブ・ディラン (Jakob Dylan ? Guitar & Vocals)
フレッド・エルトリンガム (Fred Eltringham ? Drums) * 本作から新加入、元ジゴロ・アンツのメンバー
デビュー以来、周囲からの期待を背負う運命にあったジェイコブ・ディラン。だがそれに押しつぶされることなく、21歳のときに作ったデビュー作『ウォールフラワーズ』(1992)、グラミー賞2部門を受賞した「ワン・ヘッドライト」などを収録し商業的に大成功を収めた『ブリンギン・ダウン・ザ・ホース』(1996)――そのツアーは2年間も続き、1年をかけ全米チャート5位まで上昇、アメリカだけで410万枚を売上げ、もっとも重要なロックンロール・バンドのひとつとしての地位を固めた――、ラジオや音楽チャンネルの常連シングル「スリープウォーカー」などが収録された『ブリーチ』(2000)、そして最もプレスからの賞賛を浴びた『レッド・レター・デイズ』(2003)という4枚の優れたアルバムをリリースしてきた。

この新作の制作に当たり、新メンバーのフレッド・エルトリンガム(ds)を迎え、巨匠プロデューサー、ブレンダン・オブライエンの下、アトランタのスタジオにて本能や直感を大切にしたクイック&ライヴなレコーディングを敢行。ウォールフラワーズのキャリア史上、最高に達成感のあるアルバムが完成した。