BIOGRAPHY

SWING OUT SISTER


Photo- コリーン・ドリューリー (Corinne Drewery / lead vocals)
- アンディ・コーネル (Andy Connell / piano, keyboards & synthesizers, Fender bass, vibraphone, guitar, accordion)

 

マンチェスター出身で7歳の頃からピアノを習い、マンチェスター大学で哲学を学び、地元のア・サートゥン・レイシオやカリマに参加したことがあるアンディ・コーネル(Andy Connell / key)、同じくマンチェスターのマーティン・ジャクソン(perc.)、そしてノッティンガム出身、St. Martinsアートスクールのでファッション・デザインを勉強し(シャーデーは同窓生)、デザイナー及びファッション・モデルとして活躍しながらシンガーになる夢も持っていたコリーン・ドリューリー(Corinne Drewery / vo)の3人編成で1984年に活動をスタート。85年にマーキュリーUKとサイン、シングル「ブルー・ムード」でデビュー。86年に入ってからリリースしたセカンド・シングル「ブレイクアウト」が全英4位/ゴールド・ディスクを獲得、ここ日本でも大ヒットしたのはご存知の通り。この曲を収録した1stアルバム『ベター・トゥ・トラベル』(87)は全英アルバム・チャート初登場1位に輝いた。今回の新作のプロデュースもしているポール・オダフィは、この頃からの付き合いになる。その後マーティンが脱退し、コリーン&アンディの二人によるユニット形式に。89年には2ndアルバム『カレイドスコープ・ワールド』(「ユー・オン・マイ・マインド」収録)、92年には3rd『ゲット・イン・タッチ・ウィズ・ユアセルフ』(「セイム・ガール」収録)リリース。93年には日本でライヴ盤『ベスト・ヒッツ・ライヴ』がリリースされた。94年には4th『リヴィング・リターン』(「ラ・ラ・ミーンズ・アイ・ラヴ・ユー」収録)リリース。このアルバムは初めてポール・オダフィを離れてインコグニートやロニー・ジョーダンなどUKクラブ・ジャズ系の仕事で知られるレイ・ヘイデンをプロデューサーに起用して話題になった。96年には初のベスト盤『あなたにいてほしい~ベスト・オブ・スウィング・アウト・シスター』リリース。数々のヒット・シングルに加え、日本のTVドラマの主題歌としてヒットした「あなたにいてほしい」も収録、日本で約50万枚の大ヒットを記録した。97年5th『シェイプス&パターンズ』(「サムホエア・イン・ザ・ワールド」「ウィ・クッド・メイク・イット・ハプン」収録)リリース。再びプロデューサーは以降ポール・オダフィに。99年6th『フィルス&ドリームス』リリース、「フーズ・ビーン・スリーピング」のヒットが生まれている。2004年には8枚目のアルバム、『ホエア・アワ・ラヴ・グロウズ』をリリース。パンク、ニュー・ウェイヴ、インディ・ロックなどのイギリスの音楽を聴いて育ってきたアンディと、アートがバックグラウンドにあって何においてもそのとびきり良いセンスが感じられるコリーンは、一貫してモダンでスタイリッシュであたたかい音楽を作りつづけている。