2006年のニュース

2006.12.11 TOPICS

■米音楽業界で最も名誉ある『第49回グラミー賞』のノミネーション発表

 アメリカ音楽業界で最も名誉ある『第49回グラミー賞』のノミネーションが発表され、メアリー・J.ブライジ、プリンス、インディア.アリー、U2、 ザ・キラーズ、マライア・キャリー、Ne-Yo、ライオネル・リッチー、ザ・ルーツ、エミネム、キーン、プッシーキャット・ドールズ、ネリー・ファータ ド、BECK、バックチェリー、ナイン・インチ・ネイルズ、ウルフマザー、スノウ・パトロール、ヤー・ヤー・ヤーズ、バスタ・ライムス、ボン・ジョヴィ、 エイコン、ネリー、ダイアナ・クラール、リュダクリス、ブラック・アイド・ピーズ、シェリル・クロウ、エルヴィス・コステロ、スティーヴィー・ワンダー、 ジェイ・Z、スティングが各賞にノミネートされました。12月7日にロサンゼルスのFonda theater内Music Boxで行なわれたノミネーション発表セレモニーには、メアリー・J.ブライジとリュダクリスも参加。主要部門を含む最多8部門でノミネートされたメア リーは、「本当に嬉しい」とコメントしました。授賞式は’07年2月11日にロサンゼルスのStaples Centerで開催され、この模様はCBSテレビを通じて全米に生中継されます。ちなみにノミネート作品は、’05年10月1日~’06年9月30日にア メリカでリリースされた作品が対象となっています。
 各アーティストのノミネート部門は以下の通りです。
<メアリー・J.ブライジ>
Record Of The Year:「ビー・ウィザウト・ユー」
Song Of The Year:「ビー・ウィザウト・ユー」
Best Pop Collaboration With Vocals:「ワン」(Mary J. Blige & U2)
Best Female R&B Vocal Performance:「ビー・ウィザウト・ユー」
Best Traditional R&B Vocal Performance:「アイ・ファウンド・マイ・エヴリシング」(Mary J. Blige Featuring Raphael Saadiq)
Best R&B Song:「ビー・ウィザウト・ユー」
Best R&B Album:『ザ・ブレイクスルー』
Best Remixed Recording, Non-Classical:「ビー・ウィザウト・ユー(Moto Blanco Vocal Mix)」(remixer:Moto Blanco)
<プリンス>
Best Male R&B Vocal Performance:「ブラック・スウェット」
Best R&B Performance By A Duo Or Group With Vocals:「ビューティフル、ラヴド・アンド・ブレスド」(Prince & Tamar)
Best Urban/Alternative Performance:「3121」
Best R&B Song:「ブラック・スウェット」
Best R&B Album:『3121』
<インディア.アリー>
Best Female R&B Vocal Performance:「アイ・アム・ノット・マイ・ヘア」
Best R&B Song:「アイ・アム・ノット・マイ・ヘア」
Best R&B Album:『テスティモニー:VOL.1, ライフ&リレーションシップ』
<U2>
Best Rock Performance By A Duo Or Group With Vocal:「セインツ・アー・カミング」(U2 & Green Day)
Best Pop Collaboration With Vocals:「ワン」(Mary J. Blige & U2)
<ザ・キラーズ>
Best Rock Song:「ウェン・ユー・ワー・ヤング」
Best Short Form Music Video:「ウェン・ユー・ワー・ヤング」(video director:Anthony Mandler、video producer:Gina Leonard)
<マライア・キャリー>
Best Female R&B Vocal Performance:「ドント・フォゲット・アバウト・アス」
Best R&B Song:「ドント・フォゲット・アバウト・アス」
<Ne-Yo>
Best Male R&B Vocal Performance:「ソー・シック」
Best Contemporary R&B Album:『イン・マイ・オウン・ワーズ』
<ライオネル・リッチー>
Best Male R&B Vocal Performance:「アイ・コール・イット・ラヴ」
Best R&B Album:『カミング・ホーム』
<ザ・ルーツ>
Best Rap Performance By A Duo Or Group:「ドント・フィール・ライト」
Best Rap Album:『ゲーム・セオリー』
<エミネム>
Best Rap/Sung Collaboration:「シェイク・ザット」(Eminem Featuring Nate Dogg)
Best Rap/Sung Collaboration:「スマック・ザット」(Akon Featuring Eminem)
<キーン>
Best Pop Performance By A Duo Or Group With Vocal:「イズ・イット・エニー・ワンダー?」
<プッシーキャット・ドールズ>
Best Pop Performance By A Duo Or Group With Vocal:「スティックウィッチュー」
<ネリー・ファータド>
Best Pop Collaboration With Vocals:「プロミスキュアス~ふしだらなビート。」(Nelly Furtado & Timbaland)
<BECK>
Best Solo Rock Vocal Performance:「ナウジア」
<バックチェリー>
Best Hard Rock Performance:「クレイジー・ビッチ」
<ナイン・インチ・ネイルズ>
Best Hard Rock Performance:「エヴリ・デイ・イズ・イグザクトリー・ザ・セイム」
<ウルフマザー>
Best Hard Rock Performance:「不貞な女」
<スノウ・パトロール>
Best Rock Song:「チェイシング・カーズ」
<ヤー・ヤー・ヤーズ>
Best Alternative Music Album:『ショウ・ユア・ボーンズ』
<バスタ・ライムス>
Best Rap Solo Performance:「タッチ・イット」
<ボン・ジョヴィ>
Best Country Collaboration With Vocals:「フー・セズ・ユー・キャント・ゴー・ホーム」(Bon Jovi & Jennifer Nettles)
<エイコン>
Best Rap/Sung Collaboration:「スマック・ザット」(Akon Featuring Eminem)
<ネリー>
Best Rap Performance By A Duo Or Group:「Grillz」(Nelly Featuring Paul Wall, Ali & Gipp)
<ダイアナ・クラール>
Best Jazz Vocal Album:『フロム・ディス・モーメント・オン』
<リュダクリス>
Best Rap Song:「マネー・メイカー」(Ludacris Featuring Pharrell)
Best Rap Album:『リリース・セラピー』
Best Rap Performance By A Duo Or Group:「Georgia」(Ludacris & Field Mob Featuring Jamie Foxx)
Best Rap/Sung Collaboration:「Unpredictable」(Jamie Foxx Featuring Ludacris)
<ブラック・アイド・ピーズ>
Best Pop Performance By A Duo Or Group With Vocal:「マイ・ハンプス」
Producer Of The Year, Non-Classical:ウィル・アイ・アム
Best Urban/Alternative Performance:「That Heat」(Segio Mendes Featuring Erykah Badu & Will.i.am)
Best Urban/Alternative Performance:「Mas Que Nada」(Sergio Mendes Featuring The Black Eyed Peas)
<シェリル・クロウ>
Best Pop Collaboration With Vocals:「オールウェイズ・オン・ユア・サイド」(Sheryl Crow & Sting)
Best Female Pop Vocal Performance:「You Can Close Your Eyes」
<エルヴィス・コステロ>
Best Pop Vocal Album:『The River In Reverse』(Elvis Costello & Allen Toussaint)
Best Instrumental Arrangement Accompanying Vocalist(s):「My Flame Burns Blue (Blood Count)」(Elvis Costello With The Metropole Orkest/arranger:Vince Mendoza)
<スティーヴィー・ワンダー>
Best Pop Collaboration With Vocals:「For Once In My Life」(Tony Bennett & Stevie Wonder)
Best Instrumental Arrangement Accompanying Vocalist(s):「For Once In My Life」(Tony Bennett & Stevie Wonder/arranger:Jorge Calandrelli)
<ジェイ・Z>
Best R&B Song:「Deja Vu」(Beyonce Featuring Jay-Z)
Best Rap/Sung Collaboration:「Deja Vu」(Beyonce Featuring Jay-Z)
<スティング>
Best Pop Collaboration With Vocals:「オールウェイズ・オン・ユア・サイド」(Sheryl Crow & Sting)

2006/12/11更新

 


 

■米『2006 Billboard Music Awards』授賞式にプレゼンターとして出演

 米ビルボード誌が主催する『第17回 2006 Billboard Music Awards』の授賞式が、12月4日にラスベガスのMGM Grand Garden Arenaで開催され、メアリー・J.ブライジが最多9部門で受賞しました。他に、リアーナが3部門で、ネリー・ファータドが1部門で受賞しています。当 日、メアリーは、「私の今までのキャリアの中で、こんなにたくさんの賞を貰ったことはなかったわ」とコメント。そして、ベテラン勢を押さえて主要部門で受 賞したリアーナは、「まるで足が宙に浮いているみたいな感じなの。信じられないわ」とコメントしました。
 なお、授賞式では、グウェン・ステファニーが「グウェン姐さんのねじ巻き行進曲。」、ファーギーがブラック・アイド・ピーズの同僚ウィル・アイ・アムと 共に「ファーガリシャス」、メアリーが「イナフ・クライン」~「テイク・ミー・アズ・アイ・アム」のメドレー、ヤング・ジージーが「I Luv It」、リュダクリスがPharrellと共に「マネー・メイカー」のパフォーマンスを披露。ザ・キラーズは、ブランドン・フラワーズが気管支炎を患って いることから、急きょパフォーマンスをキャンセルしました。そして、リアーナ、エイコン、スティーヴィー・ワンダーがプレゼンターを務めました。この模様 は、FOXテレビを通じて全米に生中継されています。
 各アーティストの受賞部門は以下の通りです。
<メアリー・J.ブライジ>
R&B/Hip-hop Artist Of The Year
Female R&B/Hip-hop Artist Of The Year
R&B/Hip-hop Songs Artist Of The Year
R&B/Hip-hop Album Artist Of The Year
R&B/Hip-Hop Album Of The Year:『ザ・ブレイクスルー』
R&B/Hip-Hop Song Of The Year:「ビー・ウィザウト・ユー」
Hot 100 Airplay Song Of The Year:「ビー・ウィザウト・ユー」
R&B/Hip-hop Song Airplay Of The Year:「ビー・ウィザウト・ユー」
Videoclip Of The Year:「ビー・ウィザウト・ユー」
<リアーナ>
Female Artist Of The Year
Female Hot 100 Artist Of The Year
Pop 100 Artist Of The Year
<ネリー・ファータド>
Hot 100 Single Of The Year:「プロミスキュアス~ふしだらなビート。」(featuring Timbaland)

2006/12/06更新

 


 

■全音楽ファン待望の来日公演が急遽決定!!

 数え切れない名曲と、ジャンル、国境を越え多くのアーティストに影響を与え続けるリビング・レジェンド!!
キング・オブ・ソウル!! 現代音楽史上最高のメロディーメーカー!!
全音楽ファン待望の来日公演が急遽決定!!

【公演日程】
2007年2月17日(土) 埼玉スーパーアリーナ
2007年2月18日(日) 埼玉スーパーアリーナ
  [お問合せ] サンライズプロモーション東京 0570-00-3337

2007年2月20日(火) 名古屋市総合体育館レインボーホール
  [お問合せ] サンデーフォークプロモーション 052-320-9100

2007年2月24日(土) 仙台グランディ21
  [お問合せ] キョードー東北 022-296-8888

2007年2月27日(火) 大阪市中央体育館
2007年2月28日(水) 大阪市中央体育館
  [お問合せ] キョードーチケットセンター 06-6233-8888

2006/12/05更新

 


 

■米国市民権博物館が主催するアウォーズで功労賞を授与

 米メンフィスにあるNational Civil Rights Museum(米国市民権博物館)が主催する『2006 Freedom Awards』の授賞式が10月17日に同博物館で開催され、スティーヴィー・ワンダーに”Lifetime Achievement Award(功労賞)”が授与されました。授賞式でスティーヴィーは、スピーチを行なった後、「マイ・シェリー・アモール」や「回想/I Wish」といった名曲のメドレー・パフォーマンスを披露したそうです。

2006/10/23更新

 


 

■米『2006 Freedom Awards』で”Lifetime Achievement Award”の受賞が決定

 米メンフィスにあるNational Civil Rights Museum(米国市民権博物館)が主催する『2006 Freedom Awards』の授賞式で、スティーヴィー・ワンダーに”Lifetime Achievement Award(功労賞)”が授与されることに決定しました。10月17日に同博物館で開催される授賞式は、チャリティ・パーティを兼ねたものになるそうで す。

2006/07/28更新

 


 

■スヌープ・ドッグのニュー・アルバムにゲスト参加

 アメリカで10月17日にリリース予定のスヌープ・ドッグのニュー・アルバム『Blue Carpet Treatment(原題)』のマスコミ向け試聴会が、7月10日にニューヨークで開催されました。このアルバムの制作は、The Neptunes、Timbaland、Rick Rock、Dr. Dreなどが担当。ゲストとして、スティーヴィー・ワンダー、ザ・ゲーム、R. Kelly、Brandy、Daz & Kuruptなどが参加しています。このアルバム用に、なんと約300曲をレコーディングしたというスヌープは、その中から約16曲に絞り込んでいるとこ ろだそうで、Frequencyがプロデュースした「Think About It」、Rick Rockがプロデュースした「Candy」(featuring E-40, MC Eiht, Goldie Loc and Daz & Kurupt)、R. Kellyをフィーチャーした「That’s That S**t」が収録候補曲となっています。また、唯一収録が決定している曲は、The Neptunesがプロデュースした「So Special」(featuring Brandy)だということです。このアルバムからのリード・シングルは、The Neptunesがプロデュースした「Vato」に決定。Cypress HillのB. Realをフィーチャーしたこの曲のタイトルは、スペイン語のスラングで”homie”を意味するそうです。
 また、スヌープは、アメリカで11月に、アルバムに関連したDVD『The Adventures Of The Blue Carpet Treatment』もリリースする予定です。こちらのほうには、アルバム収録曲から選んだ10曲(「Getting Heavy」など)のアニメ・ビデオが収録される模様です。

2006/07/14更新

 


 

■米『2006 BET Awards』授賞式でパフォーマンスを披露

 米BET局が主催する『第6回 2006 BET Awards』の授賞式が6月27日にロサンゼルスのShrine Auditoriumで開催され、多数のアーティストが貴重なパフォーマンスを披露しました。
 まず、授賞式のオープニングにBeyonceが行なった「Deja Vu」のパフォーマンスには、恋人であるジェイ・Zが登場。Ne-Yoは、「セクシー・ラヴ」と「ソー・シック」をメドレーで披露しました。そして、バス タ・ライムスの「タッチ・イット」と「アイ・ラヴ・マイ・ビッ*」のメドレーには、エミネム、ロイド・バンクス、メアリー・J.ブライジ、Missy Elliott、Rah Diggaなど、多数の豪華アーティストが参加。功労賞を受賞したChaka Khanのトリビュート・パフォーマンスには、プリンス、スティーヴィー・ワンダー、インディア.アリー、Yolanda Adamsが参加し、彼女の名曲「I’m Every Woman」「I Feel For You」など全5曲が披露されました。そして、授賞式の最後は、プリンスの「3121」のパフォーマンスで締めくくられています。この日、最も多くのパ フォーマンスに参加したのはブラック・アイド・ピーズのウィル・アイ・アムで、バスタ・ライムス、プリンス、ケリスのパフォーマンスに登場しました。授賞 式では他に、リアーナとスヌープ・ドッグがプレゼンターを務めています。
 なお、この授賞式の模様は、BET局を通じて全米に生中継されました。

2006/06/30更新

 


 

■Tony Bennettの80歳の誕生日を祝福するデュエット・アルバムに参加

 U2のボノ、スティング、フアネス、スティーヴィー・ワンダー、エルトン・ジョン、エルヴィス・コステロ、ダイアナ・クラールが、Tony Bennettの80歳の誕生日を祝福するニュー・アルバム『Duets - An American Classic』に参加しました。アメリカで9月26日にリリースされるこのアルバムは、全曲Tonyとのデュエットが収録された作品で、他に Barbra Streisand、James Taylor、Paul McCartney、John Legend、Billy Joel、George Michaelなど、大物アーティストばかりが参加しています。レコーディングは、ロサンゼルスの伝説のスタジオ、キャピトル・スタジオAで、すべて Tonyと一緒に行なわれました。
 各アーティストがデュエットした楽曲は以下の通りです。
U2のボノ:「I Wanna Be Around」
スティング:「Boulevard Of Broken Dreams」
フアネス:「The Shadow Of Your Smile」
スティーヴィー・ワンダー:「For Once In My Life」
エルトン・ジョン:「Rags To Riches」
エルヴィス・コステロ:「Are You Havin’ Any Fun?」
ダイアナ・クラール:「The Best Is Yet To Come」

2006/06/14更新

 


 

■来年開催されるデトロイト人種暴動の40周年祈念コンサートへの出演が決定

 スティーヴィー・ワンダーが、’67年にデトロイトで発生した大規模な人種暴動の40周年を祈念するコンサートに出演すると発表しました。このコンサー トは、暴動発生から40年目に当たる’07年7月26日に市内のFord Fieldで開催されるもので、現時点で他にKirk Franklinの出演が決定しています。ちなみに、アメリカの黒人解放史に残るこの人種暴動は5日間にわたるもので、43人が死亡、多数の負傷者が出ま した。

2006/06/14更新

 


 

■母親のLula Mae Hardawayさんが5月31日に他界

 スティーヴィー・ワンダーの母親、Lula Mae Hardawayさんが、5月31日にロサンゼルスの自宅で他界しました(享年76歳)。彼女は、スティーヴィーの大ヒット曲「涙をとどけて (Signed, Sealed, Delivered I’m Yours)」や「愛するあの娘に(I Was Made To Love Her)」に参加したことでも知られており、6月8日にWest Angeles Church Of God In Christで行なわれた葬儀では、スティーヴィーが母親の追悼パフォーマンスを披露したそうです。

2006/06/14更新

 


 

■トバゴ島で開催されたジャズ・フェスティバルでスティングとスティーヴィーが共演

 トリニダード・トバゴのトバゴ島にあるPlymouth Recreational Fieldで、4月23日に開催されたフェスティバル『Tobago Jazz Festival』に出演したスティング。このスティングのステージに、スティーヴィー・ワンダーが飛び入りしました。スティーヴィーは、3回目のアン コールの際にステージに登場し、スティングと「見つめていたい/Every Breath You Take」を共演したそうです。

2006/04/24更新

 


 

■米議会図書館が今年の重要録音物に選出

 米議会図書館が今年の重要録音物を発表し、ソニック・ユースとスティーヴィー・ワンダーのアルバムが選出されました。同図書館は、毎年50作品を選び、 重要録音物に指定しています。登録物は、発表から10年を経た作品で、文化的、歴史的に重要で、同図書館で保存する必要があると認められた作品の中から選 ばれています。ソニック・ユースは’88年のアルバム『デイドリーム・ネイション』が、スティーヴィーは’76年のアルバム『キー・オブ・ライフ』が重要 録音物となりました。今年は他に、ジミ・ヘンドリックスの『Are You Experienced?』、フランク・ザッパの『We’re Only In It For the Money』などが選ばれています。

2006/04/14更新

 


 

■米『Soul Train Music Awards』授賞式報告

 アメリカの長寿音楽番組『Soul Train』主催による、R&B、ヒップホップ、ラップ、ゴスペルを対象とした音楽賞『第20回 Soul Train Music Awards』の授賞式が3月4日にロサンゼルス郊外パサデナのPasadena Civic Auditoriumで開催され、マライア・キャリーがJohn Legendと並び最多2部門で受賞しました。他にブラック・アイド・ピーズとカニエ・ウェストが各1部門で受賞しています。受賞に際してマライアは、 「この1年は、私の人生の中で、最もビッグで、最も成功した1年になりました。自らが強くなれば、何事にも打ち勝てるのです」とコメント。なお、受賞者 は、ラジオを中心とした音楽業界関係者により選ばれました。
 また、今年から、スティーヴィー・ワンダーの功績にちなみ、優れたソングタイターを称える功労賞”Stevie Wonder Lifetime Achievement”がスタートし、第1回受賞者にR. Kellyが選ばれました。授賞式では、スティーヴィー自らがプレゼンターを担当。ちなみに、同賞のトロフィには、スティーヴィーの姿を型取ったブロンズ の銅像が付いているということです。
 各アーティストの受賞部門は以下の通りです。
<マライア・キャリー>
Best Female R&B-Soul Single:「ウィ・ビロング・トゥゲザー」
Best Female R&B-Soul Album:『MIMI』
<ブラック・アイド・ピーズ>
Best Group, Band or Duo R&B-Soul Album:『モンキー・ビジネス』
<カニエ・ウェスト>
Michael Jackson Award for Best R&B/Soul or Rap Music Video:「ゴールド・ディガー」(feat. ジェイミー・フォックス)

2006/03/08更新

 


 

■『第48回 グラミー賞』授賞式報告

 アメリカ最大の音楽賞『第48回 グラミー賞』の授賞式が2月8日にロサンゼルスのStaples Centerで開催され、スティーヴィー・ワンダーが2部門で受賞しました。
●Best Male Pop Vocal Performance:「ボトム・オブ・マイ・ハート」
●Best R&B Performance By A Duo Or Group With Vocals:「So Amazing」(Beyonce & スティーヴィー・ワンダー)

 授賞式では、最初に発表された”Best Female Pop Vocal Performance”のプレゼンターとして、Alicia Keysと共にステージに登場しました。この時スティーヴィーは、彼女とのデュエットによりアカペラで名曲「ハイアー・グラウンド」の一節を披露。この曲 を、先日他界した女性公民権運動家、Coretta Scott King(キング牧師夫人)に捧げました。

2006/02/10更新

 


 

■米『第37回 NAACP Image Awards』のノミネーション発表

 NAACP(全米黒人地位向上協会)が主催する『第37回 NAACP Image Awards』のノミネーションが発表となり、マライア・キャリーとカニエ・ウェストがAlicia Keysと並び、音楽部門の最多4部門でノミネートされました。他に、メアリー・J.ブライジ、コモン、スティーヴィー・ワンダー、インディア.アリー、 ブラック・アイド・ピーズ、フロエトリーが各賞にノミネートされています。このアウォーズは音楽以外に、テレビ、映画、出版などの各界で活躍した人々の栄 誉を称えるためのもので、授賞式は2月25日にロサンゼルスで開催されます(米FOXテレビで3月3日に放映)。
 各アーティストのノミネート部門は以下の通りです。
<マライア・キャリー>
Outstanding Female Artist
Outstanding Music Video:「ウィ・ビロング・トゥゲザー」
Outstanding Song「ウィ・ビロング・トゥゲザー」
Outstanding Album:『MIMI』
<カニエ・ウェスト>
Outstanding Male Artist
Outstanding Music Video:「ダイヤモンドは永遠に」
Outstanding Song:「ダイヤモンドは永遠に」
Outstanding Album:『レイト・レジストレーション』
<メアリー・J.ブライジ>
Outstanding Female Artist
Outstanding Song:「ビー・ウィザウト・ユー」
Outstanding Album:『ザ・ブレイクスルー』
<コモン>
Outstanding Male Artist
Outstanding Music Video:「テスティファイ」
<スティーヴィー・ワンダー>
Outstanding Male Artist
<インディア.アリー>
Outstanding Female Artist
<ブラック・アイド・ピーズ>
Outstanding Duo or Group
<フロエトリー>
Outstanding Duo or Group

2006/01/13更新