BIOGRAPHY

Sonodaband

【members】
<左から>
橋本 怜 (cello) , 赤股 賢二郎 (guitar) , 園田 涼 (keyboards) , 牧瀬 崇之 (bass) , 熱田 哲 (violin) , 小山田 和正 (drums)

【profile】
このバンドに、ヴォーカリストはいない。
だが、歌詞はなくても、歌が聞こえてくる。
ドラム、ベース、キーボード、ギター、ヴァイオリン、チェロ、
6つの楽器が織りなす歌が、確かに聴こえてくる。
ひたすらに楽器を愛し、奏でるのは6人の若者たち。
ソノダバンドのメンバーは、1986年前後の日本に生まれた。
そのとき…、20世紀に生まれたポップス、ジャズ、ロック、ラテン、タンゴ、テクノ…
それらは「既に」存在していた。
2006年、大学のバンドサークルのメンバーたちで集まった6人は、学祭のステージ(小さな教室)で初舞台を踏んだ。
そこから地道なライブを重ね、3年後にはライブ会場で販売した2枚のアルバムが、合わせて10.000枚の売り上げを記録。
サマーソニック09 への出演、「東京バンドサミット」国内大会一位獲得など、ソノダバンドは大きな転機を迎える。
2010 年、ソノダバンドは動き始めた。
3月、アメリカのテキサス州オースティンで開催された、世界最大規模の音楽ショウケース”SXSW” に出演。
鳴りやまぬスタンディングオベーションに、異例のアンコールが許可される。
アメリカでの初ライブで手応えを確かめた6人は、プロになる決意を固めた。
帰国後に自らの合同会社Thirdnoteを立ち上げると、10月にアルバム「ルネサンス」をビクターからリリース。
メジャーデビューは大きな話題となり、各種メディアで取り上げられる。
激動の年の総決算として12月25日、渋谷Bunkamuraオーチャードホールで「ソノダバンドのHappy Xmas」を開催、大盛況のうちに2010年が終了。

年が明けて2011年1月、SK-Ⅱ「肌道」のTVCMのイメージ曲として「素晴らしき朝帰り」を提供。
2月、昭和が生んだ最大の歌手、美空ひばりの23回忌を記念して開催された「HIBARI 7 DAYS」(於:世田谷パブリックシアター)に出演。
ソノダバンドはハウスバンドを務め、園田涼を中心に60曲をアレンジし、ジャズ、シャンソン、歌謡曲、民謡、演歌に至るまで、ジャンルを超えた美空ひばりの楽曲を現代に蘇らせた。
このイベントを通じて、青木隆治、石川セリ、小椋佳、キム・ヨンジャ、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、ジェロ、堂島孝平、谷村詩織、谷村新司、土岐麻子、中納良恵(EGO-WRAPPIN’)、中村 中、日野皓正、畠山美由紀、ひばり&スカイ、マイア・バルー、松浦亜弥、水樹奈々、武藤昭平(勝手にしやがれ)、由紀さおり、雪村いづみ<50音順、敬称略>らと共演を果たす。
3月、「フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展」(於:渋谷Bunkamuraザ・ミュージアム)のテーマソング、”光、透明、または情熱”を初のシングルとしてリリース。
3月20日からは”SXSW”を含む、アメリカ3都市での公演と、日本国内8都市での『ルネサンスツアーII』がスタート。
ツアー終了後にはアルバム・レコーディングが行われ、「疾走(はしれ はしれ)」が完成。
8月から、新たにEMIミュージック・ジャパンとアーティスト契約を交わす。
音楽の歴史と、音楽の未来へ
世界を舞台に、ソノダバンドは歩いていく。