|
友達の紹介で出会った二人。あまり幸せな恋愛経験のない彼の3年ぶりの彼女。 彼は、今までの人生で感じたことのなかった感情を彼女に感じた。敢えて言葉にするならば、「結婚してもいい」と思える女性だった。
二人に幸せな時が流れた。
しかし別れは突然訪れた。
あの日、彼女から予期せぬ呼び出し。
二人の行きつけのカフェで、彼は、彼女から「他に気になる相手ができた。」と告げられる。。。
彼女の頬には涙が流れている事で、彼はそれが冗談ではない事を悟る。
あまりにも唐突な出来事。
彼女と離れるという現実が受け入れられず、彼の頬にも涙が。
二人は、ただただ泣き続けた。
傷心の日々
彼女の事を忘れようと仕事に打ち込む日々。
どうにか仕事も軌道にのってきた、そんなある日、彼は彼女の親友から思わぬ話を聞かされることになる。実は、彼女に他に気になる相手ができたというのは嘘だというのだ。
事の真実は、、、、
彼女は地方の片田舎の一人娘。
母は亡くなっている。
田舎に一人で住んでいる父親は体調を崩している。
彼女に帰ってきて欲しくて仕方が無い父親の説得に、彼女は実家に帰る事を決断する。
遠距離恋愛、それも考えた。
でもそれは仕事に燃え、大きな夢を抱いている彼のためにならない。
「きっと、私は彼の足を引っ張ることになってしまう」
「田舎に帰ることにしたから・・・」なんて理由じゃ彼に忘れてもらえない。
彼が忘れてくれなければ、自分も忘れることができない。
なぜなら、彼の事が大好きだから。
彼に嫌いになってもらうしかない。
「他に気になる男ができた」と言えば、自分の事を軽い女だと思って、彼は、私を嫌いになってくれるんじゃないか?
確かに、軌道に乗りはじめた仕事も、田舎に行けば捨てなければならない
彼女のついた嘘。
自分のために彼女がついてくれた嘘。
彼は彼女の悲しい嘘に騙されることにした・・・。
「でもこの別れは決して後ろ向きな別れではないんだ」と彼は言う。
なぜなら彼は今でも彼女のことが大好きで、離れていても心から彼女の幸せを願っているから。
もし二人の出会いが運命だとしたら、この先必ず二人はまた逢える。
そう彼は確信している。
だからあえて彼の方から連絡することもない。
今はただ時の流れに身を委ねてみる。
今はそういう時期なんだと思う。
今は仕事が恋人だよ。
じゃなきゃ彼女の嘘に申し訳ないから。
あの日の涙を忘れないから。
また逢える時まで、さよなら。
だいすきです。。。
|