BIOGRAPHY

200605181

1924年3月27日ニュージャージー生まれ、1990年4月3日死去。オペラ歌手に比すべき幅広い音域、超絶的なスキャットでジャズ・ヴォーカルの頂点に君臨した天才シンガー。初のバップ・オーケストラ、ビリー・エクスタイン楽団に参加し、器楽的なアプローチで評判を呼んだ後、ソロ歌手として独立。『ウィズ・クリフォード・ブラウン』、『アフター・アワーズ』など数多くの歴史的名盤を録音し、エラ・フィッツジェラルド、カーメン・マクレエと共に 3大女性モダン・ジャズ・シンガー と称される。1965年には「ラヴァーズ・コンチェルト」が大ヒット(その後もCMやTVドラマで使われている)、70年代にはブラジル音楽に取り組んだ『アイ・ラヴ・ブラジル』で新境地を開いた。