グラミー最多受賞のサム・スミスの新曲が、12月公開の映画「007 スペクター」の主題歌に決定!

2015.09.11 TOPICS

2015年9月8日、米カリフォルニア州カルバーシティー。
サム・スミスが映画007シリーズ24作目となる「007 スペクター」の主題歌「ライティングズ・オン・ザ・ウォール」(原題:Writing’s On The Wall)のレコーディングを終了させた事を、アルバート・R・ブロッコリのイーオン・プロダクションズ、メトロ・ゴールドウィン・メイヤー・スタジオズ、ソニー・ピクチャーズ エンタテイメントの3社が発表した。「007 スペクター」の英国での公開は10月26日、米国 は11月6日を予定、続いて日本では12月4日の予定となっている。キャピトル・レコードよりリリースされる同主題歌は9月25日に初解禁され、同日より購入とストリーミングが可能となる。

マルチ・プラチナムCDセールスを誇るアーティスト、サム・スミスとタッグを組み、主題歌「ライティングズ・オン・ザ・ウォール」(原題:Writing’s On The Wall)の楽曲を制作したのは自身もグラミー賞を受賞しているジミー・ネイプス。英国人の男性ソロ・アーティストが「ジェームズ・ボンド」シリーズで主題歌を歌うのは1965年以来となる。スミスのデビュー・アルバム『イン・ザ・ロンリー・アワー』は英国で初登場1位を記録し、米国でも初登場2位を記録している。その後、英国シングルチャートで1位を5曲、4つのグラミー賞、3つのブリット・アワード、6つのモボ・アワード、Qアワードとアメリカン・ミュージック・アワードを受賞している。

主題歌の発表後、「007 スペクター」のプロデューサーであるマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリがコメントを出した。“サムとジミーは「007 スペクター」のために、とてもインスピレーショナルな曲を制作してくれた。サムの並外れた歌唱力が加わり、「ライティングズ・オン・ザ・ウォール」は確実にボンドのテーマ曲史上、最も賞賛されてきた楽曲の仲間入りを果たす”

主題歌の発表後、サム自身もコメントを発表している。“今までの僕のアーティスト活動の中で、最も輝かしい出来事の1つです。光栄な事に、僕が次のBond作のテーマ曲を担当するという事を、遂に発表させて頂きます。イギリスの歴史的な作品に関わり、僕自身が影響を受けた名だたるミュージシャン達の仲入りを果たせる事に興奮しています。僕がこの曲を制作するのを楽しんだ位に、みんなもこの曲を楽しんで聴いてくれると嬉しいです”

これまでの「ジェームズ・ボンド」シリーズ23作品のテーマ曲は、映画主題歌の歴史の中でも記憶に残る作品ばかりだ。 前作のアデルによる主題歌「スカイフォール」はアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞のベスト・オリジナル・ソング、ブリット・アワードのブリティッシュ・シングル・オブ・ザ・イヤー、そしてグラミー賞でベスト・ソング・リテン・フォー・ビジュアル・メディア(訳注:映像音楽部門での最優秀楽曲賞)を受賞している。

■デジタル配信情報
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