■新作『ドリームランド』について語る

2002.07.22 TOPICS

■新作『ドリームランド』について語る
 日本で7月10日にリリースされた、ロバート・プラントのソロ・アルバム『ドリームランド』。全11曲の収録曲の中で彼は、The Youngbloods、Tim Buckley、Bob Dylan、Moby GrapeのSkip Spence、Bukka Whiteといった、お気に入りミュージシャンの曲を数多くカヴァーしています。この選曲の幅は、’68年のレッド・ツェッペリン参加前後を意識したもので、このアルバムで彼は、自分のルーツにもう一度触れてみたと語っています。
 「自分の好きな曲の基本的な部分に到達したかったが、その点は達成できてると思うよ。単なる模写にならず、ただ通り一遍になっているわけでもない。これ らの歌をもう一度エネルギッシュなものにしたかったし、やってみて、それを別のどこかへ持っていきたかったんだ。レッド・ツェッペリンは、シカゴ・ブルー スを取り入れた曲を数多くプレイしていた。’68年と’69年の俺達は特別で、それにのめり込んでいたから。今回のアルバムは、そのことに対する一種の裏 返しなのかもしれない。若い頃に自分がインスピレーションを受けたものを、すごくたくさん発見できるんだ」。
2002/07/22更新