BIOGRAPHY

RAZORLIGHT / レイザーライト


レイザーライトは、2002年夏、当時22歳のフロントマン/シンガー/ソングライターのジョニー・ボーレルを中心にロンドンで結成された。ジョニーはイギリス人、ビヨルン(g)とカール(b)はスウェーデン人。
アンディ(ds)(イギリス人)は2004年デビュー・アルバム完成後に新加入した。アンディは、彼にとって初レコーディング作品となるこのニュー・アルバムで、ジョニーの右腕として大活躍した。
どんな小さな会場でも、誰のサポート・アクトでも、ライヴをやり続けてファンを増やし、4thシングルでブレイク。
最近の傾向として、多くの新人バンドはインディで1枚シングルを出し、メジャー・レーベルのマーケティング・サポートをたっぷり受けてメジャー・デビュー・シングルで成功するが、レイザーライトの成功は、華やかな外見とは逆に、チャレンジの機会は必ずものにして新たな基準を自分たち課す、という地道で強い意志に基づいたものだった。今やロンドンでは8,000人キャパ2日間を即完するまでになっている。

2003年: まだUKデビュー前にもかかわらずSUMMER SONIC出演。ストロークス、リバティーンズに続く期待の新人ロックンロール・バンドとして話題になり、外資店に問い合わせ殺到。
6月 まだUKでデモが出回り始めたばかりの頃、ROCKIN’ON誌がHEADLINEカラー記事で紹介。
8月 UKデビュー前にしてSUMMER SONICに出演。スタジアムの朝いちに登場、オーディエンスには好印象を残した。
9月 UKデビュー・シングル「ロックンロール・ライズ」リリース。NME “Single Of The Week”。ROCKIN’ON誌とSNOOZER誌に早くもインタヴュー記事が掲載。
11月 UK 2ndシングル「リップ・イット・アップ」リリース。
12月 インタヴュー記事や輸入盤店でのUKシングルへの反応が良く、日本オンリーEP(シングルの編集盤)
「レイザーライト!」リリース。HMV洋楽シングル全店チャートでは発売2週間後もトップを独走。SNOOZER誌[New Band Of The Year 2003]に選出。

2004年: アルバム・リリース、ライヴ会場のキャパが大学から数千人へ。飛躍の年。
1月 初のUKヘッドライン・ツアー。UK 3rdシングル「スタンブル・アンド・フォール」リリース。
3月 アメリカのSXSWに出演。UKではジョニーのビッグ・マウスに注目が集まり始め、オアシスのギャラガー兄弟以来の自信家なパーソナリティとしてメディアに騒がれる。
4月末 アルバムのミックス中に、スタジオのミキシング・デスクに雷が直撃してプログラムを失う、というトラブルに会う。 UKは4thシングル「ゴールデン・タッチ」をメディアに配布したところ、評判がうなぎのぼりに。
6月2日 ハリー・ポッター役の俳優ダニエル・ラドクリフが、NMEでレイザーライトのファンであると発言。
6月9日 デビュー・アルバム『アップ・オール・ナイト』日本先行発売。
「スタンブル・アンド・フォール」がSPACESHOWWER TV [POWER PUSH]、MTV [HOT SEAT]に選ばれる。
6月14日 「ゴールデン・タッチ」リリース、全英9位。NMEで初めて表紙を飾る。
6月18日 ロンドンのパブの屋上でゲリラ・ライヴ。
6月26日 バッキンガム宮殿の外で行われたアテネ・オリンピックの国際聖火リレーに伴うフリー・ コンサートに出演。ロッド・スチュアート、ロン・ウッド、マクフライ、オジー&ケリー・オズボーンなども出演、レイザーライトが急速にメジャーな扱いを受けるようになったことがわかる。この様子はBBCで生中継され、視聴者は1,000万人。ジョニーがロッドの隣で歌ったシーンも放送された。王族も出席。
6月27日 グラストンベリー・フェスティヴァル出演。バックステージでのアコースティック・ライヴを偶然見て感動したTV番組「Parkinson」の司会者が、番組出演を依頼、3ヵ月後に出演が実現する。
6月28日 UKアルバム・リリース。全英チャート初登場3位。
8月 SUMMER SONIC出演。UKのReading/Leedsフェス出演、Radio Oneステージからメイン・ステージに異例の格上げ。
9月 UKのTV番組「Parkinson」(視聴者650万人のメジャー番組)で、ゴスペル・コーラス隊を伴って
「ゴールデン・タッチ」を演奏。これがアルバム・セールスに大きく影響し、アルバムが全英チャートで再び5位に急上昇。トム・クルーズもゲスト出演していて、レイザーライトのパフォーマンスに感心して拍手を送る姿がオンエアされた。
9月28日~10月14日 全英ツアー、チケット完売。ロンドンは2,000人キャパのAstoriaと5,000人キャパのBrixton Academy。
10月 ”Q Awards” で「Best New Act」受賞
10月末 USAアルバム・リリース
11月 ジミー・イート・ワールドの全米ツアーのサポート・アクト(2公演)。
12月 マニック・ストリート・プリーチャーズの全英ツアーのサポート・アクト。

2005年:メジャーな展開に柔軟に対応し、インディ時代のファンを失うことなくUKを代表するバンドへと成長。
1月 アメリカの有名なTV番組「David Letterman」に出演。Dior Hommeのパリ・コレクションに新曲を提供。
2月 ”NME Awards” で「Best New Band」受賞
3月 全英スペシャル・ライヴ。発表時は3公演だったが、最終的に8公演になるという、異例な需要の高さを見せた。ロンドンは8,000人キャパのAlexandra Palace2日間。
4月 ブラン・ニュー・シングル「Somewhere Else」全英2位(レイザーライトとしてシングル最高位)。アメリカのコーチェラ・フェスに出演
6月 チャリティ団体が主催する “Silver Clef Awards” で「Best New Music (Rock)」受賞
7月 ライヴ8(ロンドン)出演。NMEでU2のボノと一緒に表紙を飾る。U2 “ヴァーティゴ・ツアー” のヨーロッパ公演のサポート・アクト

2006年: ニュー・アルバム・リリース!
1月末 ライヴで新曲をテストするためのUKクラブ・ツアー6公演。
3月30日 チャリティ・コンサートでザ・フーのロジャー・ダルトリーと共演、「サマータイム・ブルース」を演奏。
4月29日 24時間ライヴ・イベントCarling Live 24に最終アクトとして出演
5月3日 BBC Radio 1でニュー・シングル「イン・ザ・モーニング」初オンエア
5月13日 BBC Radio 1’s Big Weekend出演
6月17日 リチャード・アシュクロフトのマンチェスター公演のサポート・アクト
7月2日 ロンドンのハイド・パークで行われるライヴ・イベントHyde Park Callingに出演。ザ・フーの日に出演する。
7月3日 ニュー・シングル「イン・ザ・モーニング」UKリリース
7月中旬 ニュー・アルバム・リリース
8月5日、6日 Hi:Fi Ireland フェス出演
8月19日、20日 V Festival 2006出演、セカンド・ステージのヘッドライナーを務める。
10月20日~11月1日 全英アリーナ・ツアー9公演。ロンドンの会場はウェンブリー・アリーナ。