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ドイツ・グラモフォンが、ショパン・コンクール優勝者と独占契約

2006年9月、ハンブルク。ドイツ・グラモフォンは、ワルシャワで行われた第15回ショパン国際ピアノ・コンクール優勝者である21歳のピアニスト、ラ ファウ・ブレハッチと独占契約を結んだことを発表した。著名なピアニストであり、ショパン・コンクールの審査員であるジョン・オコーナーは、彼を「一生の 中で聴く機会のあったアーティストの中で、1,2を争う」と賞賛した。ラファウ・ブレハッチはその後、ヴェルビエ、ドルトムント、ラ・ロック・ダンテロン などのサマー・フェスティバルで演奏し、高い評価を得た。

ドイツ・グラモフォン社長マイケル・ラングは、「ラファウ・ブレハッチはクラシック音楽に新鮮な声と個性をもたらしてくれる稀有な若いアーティストです。 ドイツ・グラモフォンは若いアーティスト育成の伝統を誇りに思っており、彼を私たちの音楽ファミリーに迎えられたことをうれしく思います」と述べた。

ラファウ・ブレハッチは契約について以下のように語った。「ドイツ・グラモフォンと契約できて光栄に思います。自分の演奏を共有し、音楽でリスナーの感情に訴えることは私にとってとても重要なことです。これを録音でも達成できることを楽しみにしています。」

1985年ナクウォ・ナデ・ノテションで生まれたラファウ・ブレハッチは、6歳のとき地元の音楽センターでピアノを習い始めた。7歳でビドゴシチのアル トゥール・ルービンシュタイン音楽学校に入学する。1996年から1999年にかけて、彼はポーランド全国ピアノ・コンクールで優勝。その後彼は、ビドゴ シチのフェリクス・ノヴォヴィエイスキ音楽学校に進んだ。2002年、ビドゴシチで行われたアルトゥール・ルービンシュタイン追悼国際若いピアニストのた めのコンクールで2位、翌年浜松国際ピアノ・コンクールで2位最高位入賞、2004年モロッコ国際ピアノ・コンクールで最高位となった。

ラファウ・ブレハッチのさまざまな受賞は、2005年ショパン・コンクールで満場一致の一位に選ばれたことで頂点に達する(同年2位は該当者なし)。彼は メインの賞だけでなく、特別賞も3つ、ポーランド放送賞「マズルカ最優秀演奏賞」、ポーランド・ショパン協会賞「最優秀演奏賞」、ワルシャワ・フィルハー モニー賞「最優秀協奏曲演奏賞」も受賞した。加えて、クリスティアン・ツィマーマンが設立した「最優秀ソナタ演奏賞」を受賞した。

ワルシャワの審査員は、ブレハッチに惜しみない称賛を送った。ツィマーマンの唯一の師であるアンジェイ・ヤシンスキ審査委員長は、以下のように述べてい る。「コンクールの第一審査でもう1位候補がいた。それはラファウ・ブレハッチだ。コンクール出場者に技巧派はたくさんいるが、それ以外にショパンの音楽 に対する正しいアプローチが必要だ。ラファウはそれを持っていた。」

ショパン・コンクールでの優勝以来、ラファウ・ブレハッチはヨーロッパの主要都市や極東でのリサイタルやコンサートへの出演依頼を受けている。2006 年、彼はすでにワルシャワのフィルハーモニック・ホールに出演しており、モスクワ音楽院のチャイコフスキー・ホールで、ワレリー・ゲルギエフ指揮のマリイ ンスキー劇場管弦楽団と共演した。ヴェルビエのサル・メドランで2006年7月急遽ラン・ランの代役を務めたのち、イギリスの評論家ジュリアン・サイクス はLe Tempsに以下のように書いている。
「ショパンは彼にぴったりだ。クリスティアン・ツィマーマンのように、彼はこの音楽を驚くべき自然さで表現する。ラインのコントロール、フレーズの崇高さ、てらいなくメロディを徐々に収める才能、これらのすべてが、彼を特別なものにしている。」

世界中で出演依頼されているが、この思慮深いアーティストは演奏する音楽の良さを十分発揮できるスケジュールの維持にこだわっている。インタビューで、ラファウ・ブレハッチは以下のように答えている。

「コンサートが新鮮さと楽しさを与えてくれるようにコンサートを選び、プログラムをアレンジしています。演奏では、他のピアニストに影響を受けないように しています、そうしないと多大なる準備の末達成した内面のバランスを壊してしまうから。もう1つ大切なのはレパートリーを広げること。これも時間と練習が 必要です。練習は家で1人でやるのが好きです。平安に、静かに。後でみんなに見せるのだけど。」

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