BIOGRAPHY

Bio
 ミュージシャン、特に、功成り名を遂げたミュージシャンというものは、新たな活動の舞台を求めて足を踏み出すよりも、既に馴染みのある道を歩むことを好み、音楽的にも居心地のいい世界に留まりたいと願うことが多い。だが、PRIMAL ROCK REBELLIONは例外だ。

エイドリアン・スミスとマイキー・グッドマンという、異なる経歴を持つ2人のイギリス人ミュージシャンが生み出したこのプロジェクトは、馴染みある安心感と予想外の展開の双方を同時に提供して見せる、斬新で新しいプロジェクトである…。

 かたやエイドリアン・スミス。IRON MAIDENの鍵となるメンバーである。1980年に彼が一度目の加入を果たして以来、IRON MAIDENは殆どの人が耳にしたこともないような国や地域でいくつもの新たな扉を開き、世界各地を周り、熱意あふれる大勢の忠実な観客の前でプレイを重ね、史上最大のハード・ロック・バンドの一つとなった。彼らの最新スタジオ・アルバム「THE FINAL FRONTIER」は28を超える国々でチャートの1位を獲得しているのだ!

 IRON MAIDENは、巧みに練り上げられたヴォーカルとギターのメロディを、最高のヘヴィ・メタルが持つ激しく荒々しいパワーと組み合わせる能力にかけては定評あるバンドだ。そのことを思えば、PRIMAL ROCK REBELLIONのデビュー・アルバム「AWOKEN BROKEN」がメロディとパワーの双方で共に最大限の力を発揮していることは当然と受け止めることが出来るだろう。しかし、そこにはアンダーグラウンドやオルタナティヴ、さらには流行の最先端を行く音楽の要素も含まれている。アルバムの始まりから終わりまで、これらの要素を増幅させているのは、元SIKTHのフロントマン/作詞者/スポークン・ワードの達人であるマイキー・グッドマンの存在である。

2006年のセカンド・アルバム「DEATH OF A DEAD DAY」の後、SIKTHとしての活動を停止していたマイキーにとって、新たな"Djent"ムーヴメントに最大のインスピレーションを与えた存在の一つとしてSIKTHが世界中で賞賛されている今は、音楽シーンに全面的復帰を果たすには完璧なタイミングだ。彼らの後を追いかける多くのバンドと比べ、SIKTHが抜きんでたバンドたり得たのは、ある時は暗く耳障り、ある時はアニメーションの世界に負うところの多い様々な声のトーンと語りの部分を組み合わせる、印象的でユニークなマイキーのヴォーカル・アプローチによるところが非常に大きい。このPRIMAL ROCK REBELLIONでも、曲の構成としっかり結びついた曲の鍵となる彼独特のヴォーカル・スタイルは健在であると知って、ファンも喜ぶことだろう。

確かにここには語りの要素も含まれている。さらに、極端なまでのヴォーカルがちりばめられた曲もある。だが、総体的には前よりも成熟の度合いを増し、経験を積んだマイキーがここにいる。強力でメロディアスな声を聴かせるのみならず、対照的な効果を出すために彼の能力の中でも"冒険的"な部分を多用して、印象的なヴォーカルの幅を示しているのだ。

本質的には、PRIMAL ROCK REBELLIONは、異なる精神と、異なる心理と、異なる音楽的背景の出会いである。だが、最終的な結果は、関わった個々のミュージシャンの才能を反映しつつも、非常にまとまりのある、一体感のあるものとなった。エイドリアンはここでギターとベースと、高度な作曲技術を提供している。ドラマ的な感覚、光と影、五感に訴えかけるべく練り上げられた音楽といったありとあらゆるものが、そこには含まれている。

始まりから終わりまで、愛情ゆえの努力のたまもの…。

エイドリアン:「時間制限のない自分のスタジオで、自分のペースで作業することが出来たのは凄くよかった。このアルバムを制作している間に、俺はIRON MAIDENと共に2回ワールド・ツアーを行ったので、プロジェクトの作業はその合間に行うこととなったが、そういう状況ゆえに、より実験的なアプローチをとることが可能となった」

その間マイキーは、全面的な曲作りのパートナーとして、さらにプロダクション・パートナーとして、この著名なプレイヤーと正面から向き合い、時にはびっくりするような、実験的な新しいレイヤーを曲に加え、現代のサウンドが持つ独特の光が曲に輝きを与えるよう心を砕いた。

マイキー:「エイドリアンは色々な形で俺にインスピレーションを与えた。俺は曲の中のコーラス部分の重要性と、その力を学んだ。エイドリアンはさらに、メロディの面で俺が前よりも自分を信頼出来るように仕向けてくれたんだ。俺達はお互い、それぞれにとって居心地のいい世界から相手を引っ張り出し、新鮮で胸躍るようなものを創り出していったんだと思う。アルバムも共同でプロデュースしたが、レコーディングの過程は常に非常にリラックスしたものだった。締め切りもなかったし、レコーディングしながら自然に曲を磨き上げていったんだ。これは、俺達2人にとって新しい経験だった」

 PRIMAL ROCK REBELLIONの2人に加えて、バッキング・ヴォーカルが参加している曲が3曲ある。(バッキング・ヴォーカルはタリン・ケリーが担当している。彼女のいるバンドのプロデュースを手がけたマイキーが見いだした存在だ) ヴィオラが参加している曲も多い。(BAT FOR LASHESのアビー・フライが担当) さらにSIKTHのオリジナル・メンバーであるダン"ロード"フォードがドラムをプレイしている。

「AWOKEN BROKEN」はエイドリアンとマイキーがプロデュースを行い、TIN MACHINEやSAXONを手がけたサイモン・ハンハートがミックスを手がけている。アルバムには12曲が収録され、デジ・パックCD、デジタル・ダウンロード、さらに見開きのスリーヴに納められた2枚組カラー・ビニル盤としてリリースされる。
パワーと情熱にあふれ、所々にひねりが効いた音楽が好きな人達は、この双面の供応に絶対に夢中になるだろう! アルバム収録曲"I See Lights"は彼らのウエブサイトwww.primalrockrebellion.comで聴くことが出来るほか、無料でダウンロードも出来る。このエキサイティングな新しいコラボレーションの最新情報に関しては、彼らのウエブサイトを定期的にチェックして欲しい。

 
 
 

VIDEO

「ノー・プレイス・ライク・ホーム」