BIOGRAPHY

パトリシア・プティボン Patricia Petibon (ソプラノ/Soprano)


Petibon _bio 2010フランス、モンタルジー生まれ。音楽学で学士号を取得した後にパリ高等音楽院で声楽の勉強を開始する。1995年に一等賞で卒業。ウィリアム・クリスティにその才能を見出され、エクサンプロヴァンス音楽祭、バスティーユ・オペラ座、ミラノ・スカラ座などで共演を重ねる。

オペラ・ガルニエで1996-97年シーズンのオープニングを飾ったラモーの《イポリトとアリシ》で注目を集め、続く97年11月、ストラスブール歌劇場のモーツァルト《後宮からの誘拐》にブロントヒェン役で出演、高い評価を得た。

1999-2000年のシーズンは、J.E.ガーディナー指揮による《オルフェ》のシャトレ劇場公演で始まり、《ホフマン物語》のオリンピア役でウィーン国立歌劇場にデビューし、アーノンクール、チェチリア・バルトリと共演した《アルミーダ》ウィーン公演は、TELDECによってレコーディングが行われた。

2001-2002年のシーズンでは、パリのシャンゼリゼ劇場で行なわれた《後宮からの誘拐》のコンサート形式上演に出演、またリヨン歌劇場でイワン・フィッシャー指揮《ばらの騎士》のゾフィー役を初めて歌った。

2002-2003年のシーズンでは、ザルツブルクでのモーツァルト《劇場支配人》でアーノンクールとの再共演が実現した。

2003-2004年シーズン開始には《優雅なインドの国々》で再びパリ・オペラ座に登場。

2004-2005年シーズンにはバイエルン放響によるコンサート形式の《クローリとティルシとフィレーノ》、パリ・オペラ座でのケント・ナガノ指揮《カルメル会修道女の対話》、ニューヨークでの《ペレアスとメリザンド》に出演。


2005-2006年シーズンには、《劇場支配人》(ウィーン公演)、《ばらの騎士》(ウィーン歌劇場公演)、モーツァルト《第一戒律の責務》でルツェルン音楽祭やウィーン楽友協会ホール(ムジークフェライン)などに出演。

2006-2007年は、スザンナ役に初挑戦の《フィガロの結婚》(ナンシー・オペラ公演)で始まり、《ホフマン物語》(バスティーユ・オペラ座)に出演。

今後の予定には、《アリオダンテ》のジネヴラ、《ホフマン物語》のオランピア、《ルル》のタイトルロール、《後宮からの誘拐》のブロンドヒェンなどがある。

バロックから、モーツァルトなど古典学派の楽曲を得意とする一方で、お国もののフランス・オペラからR.シュトラウスまで歌う幅広い音色と表現力を持っており、容姿、演技力に優れ、澄み切ったリリコ・ソプラノですでに熱烈なファンを獲得している。