著名人コメント

著名人の方の選ぶ「サントラこの3枚」

著名人の方の選ぶ「サントラこの3枚」を順次掲載していきます。(毎週更新予定)

中井圭氏(映画解説者)(2013.10.9UP)

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』

人生で最も繰り返し観たであろう、80年代を代表する一本。そのサントラは、思わず時計を確認して駆け出したくなるような高揚感溢れるメインテーマや、作中にユーモアと皮肉たっぷりに登場する"ジョニー・B・グッド"など、心躍る名盤。ドライブで聴くと更にテンションが上がるけど、時速88マイルは出しちゃダメ。

『ラブ・アクチュアリー』

この恋愛群像劇の傑作はサントラも見事。中でも特に沁みるのは浮気をされた妻がその事実を知った時に流れるジョニ・ミッチェルの"青春の光と影"。ストーリーと楽曲が深くシンクロして味わい深い。そして映画のラストで流れるザ・ビーチ・ボーイズ"神のみぞ知る"が心を洗い流す。

『007/ゴールドフィンガー』

007シリーズの影の主役は音楽。作品を彩ってきた名匠ジョン・バリーのスコアが秀逸なのは当然だが、本作では、シャーリー・バッシーが歌い上げる"ゴールドフィンガー"が癖になる味わいを醸し出す。独特なメロディラインと主題歌然とした存在感で、本作をシリーズでも記憶に残る、特別なものにした。

ハジ→氏(ミュージシャン)(2013.10.02UP)

『スラムドッグ$ミリオネア』

2008年にアカデミー賞を受賞した「スラムドッグ$ミリオネア」。作品賞だけでなく、作曲賞、楽曲賞も受賞しているこの作品、やっぱり音楽もいいです!
サウンドトラックの中で多くの楽曲を手がけているA.R.ラフマーンは、インド映画の音楽を中心に活動してる人らしいんですが、インドではシングル・アルバム合わせて3億枚以上売っている人らしく、この記録はレッド・ツェッペリンと同じくらいなんだそうです。スゴ!

さて!このサントラの方は伝統的なインドっぽい音と"今"な感じを融合させた、すごいかっこいい作品になってます。
主人公ジャマールの純粋な想いが蘇ってきてジーンとしちゃうので、個人的には「Latika's Theme」が大好きな曲です。

映画の中で印象的に使われていたM.I.A.の「Paper Plane」や、エンディングで誰もが度肝を抜かれた「Jai Ho」ももちろん入ってますYO!

宮嵜広司氏(ロッキング・オン)(2013.9.25UP)

『ラブ・アクチュアリー』

クリスマス目前のロンドンを舞台に芸達者な俳優たちが繰り広げる可笑しくてせつないラヴ・ストーリーの本作。ポップ・ソングはいつだって、人生の愛の瞬間に鳴っている、そんな映画と音楽の幸福な関係は甘く泣ける。

『モーターサイクル・ダイアリーズ』

チェ・ゲバラの若き日を、南米を北上する1万kmの旅にフォーカスした本作は、後に幾万の信奉者を生む革命家がいかにそのような人物になりえたか、その青春を瑞々しく描く。旅先で出会う愛の歓喜や苦悩、そして絶望。受け止める主人公の心のように、その音楽は素朴で純粋なアコギの調べのみである。

第3回:長谷川町蔵氏 (ライター&コラムニスト)(2013.9.18UP)

『ストリート・オブ・ファイヤー』

西部劇ミーツ・ロックンロール! 80年代に吹き荒れたMTVブームに対するウォルター・ヒルの回答は、あまりに荒唐無稽で破天荒だった。なのに、ダン・ハートマンの甘美な「あなたを夢見て」やジム・スタインマン作のド派手な「今夜は青春」といった挿入曲が、ヒルのヴィジョンを完璧に音像化。これはもう降参するしかない!

『グリース』

『ハイスクール・ミュージカル』も『glee/グリー』もここから始まった。ジョン・トラヴォルタとオリヴィア・ニュートン・ジョンが歌い踊る、キッチュでキュートで多幸症なフェイク・フィフティーズ・ミュージカル。クリームソーダを飲みながら聴きたい!

『レザボア・ドッグス』

引用の天才、クエンティン・タランティーノは70年代の忘れられたナンバーをこのサントラに詰め込むことで、90年代のハリウッドに革命を起こした。案内役はもちろんKビリー。聴いているうちに、黒スーツに身を包んで街を闊歩したくなること間違いなしのアルバムだ。

第2回:花くま ゆうさく氏 (イラストレーター、漫画家)(2013.9.11UP)

『グリース』

トラボルタとオリビアが歌う「愛のデュエット」が大好きで、中学生の頃シングル買って何百回と聴きまくりました。
あれから30年ぐらい経った今、ドラマ「glee」でこの曲が使われた時は狂喜乱舞しました(心の中で)。

『小さな恋のメロディ』

ビージーズの各楽曲はもちろんのこと、オーケストラの素朴な演奏の数々もヤバい!
映画のあの子たちを思い出し胸がつぶれそうになるぐらいキューンとなります。

『イージー・ライダー』

超有名超定番ですが、やはり「ワイルドで行こう」がたまりません。この曲でタイトルが出る、映画のあのタイミングの最高さはスクリーンで見るたんびに、脳内になにか分泌されてしまいます。

★サントラ全般の魅力や思い入れなど★

歌謡曲などしか聴いてない小中学生の僕に洋楽を教えたのが映画のサントラレコードでした。この3枚以外にも「アメリカン・グラフィティ」「グローイング・アップ」「ワンダラーズ」「ブルース・ブラザース」など。

第1回:ライムスター 宇多丸 氏 (ラッパー、ラジオ・パーソナリティ)(2013.9.04UP)

『ストリート・オブ・ファイヤー』

80年代は50'sブームでもあって、そんな時代の折衷感覚が劇中のファッションや美術、そして音楽にも現れているのが本作。全然「ロックンロールの寓話」主題歌には聞こえない、ダン・ハートマン楽曲のいかにも80's的なチャラさが最高! その一方で、ザ・ブラスターズなんて超渋いグループが入っていたりするバランスも素晴らしい。

『メイン・テーマ』

80年代角川映画ラインナップはマジでこの機会に全部揃えたいと考えているくらい。特に前から欲しかったのがこれ! 主題歌が有名ですが、僕の目当ては、森田芳光監督の前作『ときめきに死す』(これも史上屈指の名サントラ、CD化熱望!)から引き続き登板の塩村修による「涼しい」劇伴。言わば最高の80'sラウンジミュージックです!

『野蛮人のように』

80年代薬師丸ひろ子主演作からもう一枚。川島透監督が、そのポップな感覚を全開にしてみせたこの作品。いわゆるバブル期の気分を凝縮したような、いい意味で浮ついた空気感がたまらない! 加藤和彦による音楽を聴くだけで、「カフェバー」(というのが流行ったのです)感覚が蘇ってくる――まるで999円のタイムマシーンですよ!

『永遠のサントラ BEST&MORE 999』に寄せて

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