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<イベントレポート>『エリーゼのために~マエストロからの贈り物』発売記念ミニ・リサイタル&トーク・イベント

Report 20140610

5月21日に、自身初となるピア二・ソロ・アルバム『エリーゼのために~マエストロからの贈り物』をECMレーベルからリリースした世界的指揮者チョン・ミョンフン。
アルバム発売を記念したミニ・リサイタル&トーク・イベントが昨日(6月10日)13時から東京・HAKUJU HALLで行われ、日本のコンサートホールでは初となるピアノ・ソロ演奏を披露しました。

1974年のチャイコフスキー国際コンクール・ピアノ部門第2位入賞後、一時期はピアニストとしても活躍していたチョン・ミョンフン。現在世界的指揮者として活躍する彼が日本のコンサートホールでピアノ・ソロ演奏を披露するのは初めてとなります。
演奏前に、
「今日は、リサイタルということではなく、家族や友達に弾く感覚で演奏させてください。」
と聴衆に語っていたチョン・ミョンフン。
この日演奏したのは、アルバム『エリーゼのために~マエストロからの贈り物』に収録された、「シューマン:トロイメライ」、「シューマン:アラベスク」、「シューベルト:即興曲変ホ長調D899/2」、「ショパン:夜想曲嬰ハ短調遺作」、「ベートーヴェン:エリーゼのために」の5曲。どれもがお馴染みのピアノの名曲ばかりでした。
ホールの響きをとても気に入った様子で、特に指揮者としてステージに立つときとは違う、聴衆との親密な交流を楽しみ、予定されていたプログラム以外の曲も披露し、つめかけた聴衆を楽しませてくれました。

また司会者とのトークでは、今回のアルバムに関し
「孫のために何か録音したいと思い、自然に聴ける曲を収録しました。音楽は自然な、言葉のような存在です。今回はピアノ・ソロのレコーディングでしたが、楽しいひと時を過ごすことができました。指揮者は自ら音は出しません。ですので、自らピアノを演奏することは私にとって必要なことなのです。ピアノを演奏するときは一人ひとりに語りかけるように心がけて弾いています。」
と語り、“2枚目のピアノ・ソロ・アルバムの予定は”という質問には、
「ECMからオファーはきていますが、リリースするにはたくさん練習をしないといけません。」
と、ユーモアを交えてこたえてくれました。

アルバム『エリーゼのために~マエストロからの贈り物』
2014年5月21日発売
チョン・ミョンフン初のピアノ・ソロ・アルバムで、ECMレーベルにとっても初のピアノ名曲集。次男がECMに勤める関係で実現したこのアルバムは、前衛的なレーベルとして知られるECMとしては珍しい、とても人気のある作品ばかりを収録。ある曲は孫娘のため、ある曲は長男の結婚祝いに、そしてある曲はヴァイオリニストの姉チョン・キョンファへ・・・。それぞれの作品を、自身の愛すべき家族に捧げ、愛情豊かに演奏している。

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