SOWAKA
ALBUM
『SOWAKA (ソワカ)』

UPCI-1062 \ 3,000 (tax in)
2007.05.23 RELEASE !!!

デビュー11周年目にしてまさにKING of Sweet Voiceの本領発揮傑作アルバム誕生!
「自分の環境を掃除して心清め、感謝の気持ちをいつも胸に、笑って生きていこう」

SO
掃除
WA
笑い
KA
感謝

日常のすき間から拾い上げた大切なメッセージがココに。
貫禄のスウィート・ヴォイスが奏でるハートフル・ライフ・ストーリー。
MOOMIN 通算8枚目のオリジナル・アルバム「SOWAKA」堂々完成。
MOOMIN本人が収録曲を全曲解説!!

01.山あり谷ありライトステップ  -TANCO(HOME GROWN)プロデュース-
「自分のことを嫌いになっちゃうときってあるけど、常に前向きな気持ちでいれば必ず光は射してくるはずだって自分にも言い聞かせる感じで書いたポジティブ・チューン」
02.No No No 
「春の気持ちイイ空気感をイメージして作ったラヴァーズ。人生いろいろな壁にぶつかることあるけど、自分らしさを大切に。たまに息抜きしつつ、まっすぐに進んでいこうっていうメッセージ」
03.陽炎 -TANCO(HOME GROWN)プロデュース-
「海沿いを車で走ってたとき、浜辺にあやしげなカップルがいて(笑)。夏特有の危ない恋愛の雰囲気を感じて、そこからストーリーが膨らんだ。不倫をイメージさせる(?)大人のラブソング」
04.One Big Road  -Red Spiderトラックプロデュース-
「大切な家族との別れに直面している人の気持ちになって書かせてもらった。別れは自分の人間性を高めるきっかけになったりもする。だから悲しみも乗り越えていこうっていう想いを込めた曲」
05.長い夜  -Infinity16 トラックプロデュース-
「自分がフッたくせに、まだ前の恋人に未練があるっていう男の想いを歌ったバラード。サビの“I Miss You”“I Need You”はベタな言葉だけど、それくらいストレートに相手を想う気持ちを表現したかった」
06.その瞳はミステリアス -TANCO(HOME GROWN)プロデュース-
「クラブで踊れて気分もアガるようなアプローチを意識した曲。愛し合ってる2人を情熱的に描写してるんで、これを聞いたあとは女の人もなりきって目つき変わっちゃうくらいが嬉しい(笑)」
07.Still Remember  - BLAST STARプロデュース-
「過去の女性を想って書いた曲。って、もちろん現実じゃなくイメージです。“永遠よりも つかの間の情事を”ってモロ不倫ネタ……。嫁に怒られるくらい(笑)危ない感じを出すのが目標だった」
08.Run Di Place (Another Wicked Mix) with KEN-U & GIFTED CHILDS 
「GIFTED CHILDのアルバム収録曲を別ミックスで。KEN-Uと俺、まったくタイプの違うシンガー同士がお互い自分らしさを出せたおもしろい仕上がりだと思う。クラブの中での出来事を歌った曲」
09.サウンドゲリラ - Daddy-Oプロデュース -
「世の不祥事に対する怒りもありつつ、常にシステム出す環境で闘ってるサウンドマンへのリスペクトを込めて。縛り付け体質の世の中もレゲエで変えていこう、一緒に頑張ろうっていう歌」
10.Party Time    -SUNSET THE PLATINUM SOUND プロデュース-
「リディムはXTRAVAGANZA。この曲から、レゲエは楽しいんだっていうのが伝われば嬉しい。みんなで一緒に踊って楽しもうよ、と。それもヨロコビの1つ。まさに“パーティー・タイム”な曲」
11.君がいれば -Sly and Robbieプロデュース-
「嫁と出会えて無償の愛を知ることができて、家族ってありがたいなって気持ちをストレートに書いた曲。この“TAXI”リディムは、実は昔から苦手なオケ。そこにあえて挑んだから、俺の中ではラバダブの延長という感じかな」
12.その瞳はミステリアス remix feat.YOYO-C . -TANCO(HOME GROWN)プロデュース-
「オリジナルとは別にTANCOと遊びで作った隠れオケでコンビネーション作ろうってなったのが、このリミックス。YOYO-Cは間違いないDEEJAYだって思ってるし、曲の雰囲気に絶対ハマると思ってたけど、そのとおり、最高の仕上がりに!」

先頃、届いたMOOMINの資料から目に飛び込んできた言葉――“KING OF SWEET VOICE”――なるほど。MOOMINを表すこの称号に異論を唱える人はいないだろう。黎明期から支柱的シンガーとして日本のレゲエ・シーンを盛り上げてきた功績、そして、とろけるようなスウィート・ヴォイスの持ち主、という誰もが認める事実をもってすれば、文句ナシに“納得”の称号である。
2006年は、カヴァー・アルバム『Adapt』の発表と併せて、“デビュー10周年”というキーワードが打ち出されたわけだが、もともとMOOMINがレゲエシンガーとしてのキャリアをスタートした年、といえば、さらに遡るわけで……。改めて本人に確認したところ、今年で歌い始めてから、なんと18年目になるのだそうだ。そもそも、地元・茅ヶ崎を拠点に「仲間と遊び感覚で歌っていた」のが始まりだというけれど……18年! MOOMINしかり、長きに渡ってレゲエ・シーンを支えてきたアーティストたちが度々口にする言葉――「大切なのは続けていくこと」の重みを痛感させられる年月だ。
その“続けてきた”中で、リリースしたオリジナル・アルバムは、なんと7枚にものぼる。そのほか、ベスト盤や、フィーチャリング・ワーク・アルバム、前出のカヴァー・アルバムなどに加え、コンピ盤や客演などの“外シゴト”もあるわけだから、現在までに残してきた作品といえば、相当な数だ。なにも“数”だけに固執するわけではないが、そんな実績も、言うなれば“続けていくこと”に対する貪欲かつ真摯な姿勢や、音楽を通じた仲間との揺るぎないリンクアップ、そして愛され求め続けられる“シンガーMOOMIN”の魅力あって、の証であろう。だからこそ、それらを物語る“数”の軌跡は、デビュー11周年目に突入した今、改めて「スゴイ!」と讃えたいところ。本当にスバラシイことだ。
そして、2007年5月。その、前進あるのみ“止まらない男”=MOOMINの歴史に、また新しい1作が加わることとなった。通算8枚目、前作『LINK UP』から2年ぶりとなるオリジナル・アルバム『SOWAKA』。タイトルの“ソワカ”は、「パトワっぽい響きがある」ことも決め手の1つだったらしいが、実はコレ、『般若心経』の締めくくりとなる言葉で、“神様が人間の行動の中で好きなもの3つ”を表すモノなのだそう。掃除、笑い、感謝。その頭文字をとって“ソワカ”。
「去年から今年にかけて、身近な人が亡くなってしまったことと、自分に新しい子供が生まれたってことが重なって、ある意味、人生の始まりと終わりを見たんですよね。そこで、自分が生きてる意味っていうものを考えたりして……。今まで当たり前だと思ってたことに改めて気付かされたっていうか。そんなとき、ふと出会った言葉が“ソワカ”。住んでる環境をちゃんと掃除して心を清めるっていうのは、自分にとっての修行っていうのかな。そういう感じがするし、感謝の気持ちは人間、絶対必要。それで、笑って生きていくっていう意味を考えると、すごくイイ言葉だなって」。
そんな背景もあってか、このアルバムには、なにげない日常の中で、気付くべき“何か”を伝えるメッセージが随所に詰め込まれている。もともと、MOOMINというアーティストは、“忘れちゃいけない大切なこと”を拾い上げる達人なのだけど……。いつにも増して、そんな“ならでは”の世界観が、色濃く出た内容になっているように思う。なにしろ、冒頭から“自分で自分のことを嫌いになってると すぐ近くの楽しみもどこかへ逃げていくよ”“山あり谷あり だけどいい人生 鼻歌でも口ずさんでライトステップ”(「山あり谷ありライトステップ」)である。なんてシンプルな、それでいてまっすぐ心に訴えかけてくるフレーズだろう。本作は、そんな人生応援歌を皮切りに、どこまでも自然体かつ等身大あり続けるMOOMIN“らしい”視点での日常が、彩り豊かにスケッチされた“あったかい”1枚、となっている。
同時に、この『SOWAKA』、一段とまろやかさの増したメロディーとスウィート・ヴォイスが際立つ、今までで一番“コク”の深い作品であることも明言しておこう。“温度”というより“湿度”高め、長年の歌い手経験あってこそ説得力を持つ“オトナ”なMOOMINが堪能できる仕上がりだ。(特にラブソングで見せる“オトナ”具合は格別!)
さて。そんな極上のアルバムを聴きながら思うことは「早くライブで聴きたい!」。やはり、これに尽きる。太陽の陽射しがサンサンと降りそそぐ下で、もしくはキレイな夕焼けに包まれながら、または月明かりてらす夜の野外ダンスで、はたまた熱気ムンムンのダンスホールフロアで。「幸せだなぁ」そう、思わず声がもれてしまう、あのスウィート・ヴォイスに包まれた贅沢な空間。今年は、この新曲たちが、そこでどう彩られるのか。
待ちに待った“KING OF SWEET VOICE”の歌声が全国各地に鳴り響く“長い夏”は、もう、すぐ始まろうとしている。
-岡部徳枝
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