映画『メッセージ』使用曲で話題の作曲家マックス・リヒター。ジョニデ娘が出演で話題の映画『ザ・ダンサー』音楽も担当

2017.05.26 TOPICS

5月19日に公開され話題となっている映画『メッセージ』。この映画内で印象的に使用されたマックス・リヒターの「オン・ザ・ネイチャー・オブ・デイライト」は映画公開直後にiTunesクラシック・ソング1位を記録。SNSでも「冒頭のマックス・リヒターの音楽から最高」「マックス・リヒターの音楽がとてもよく似合ってた」「曲が耳について離れない」「一生聞いていられる」と絶賛となっている。そしてこれから日本公開される注目作にもマックスの楽曲が使われることになり、欧米で大人気の作曲家が日本でもにわかに注目を集めている。

マックス・リヒターは作曲家として引っ張りだこで、数多くの映画/ドラマの音楽を担当。ここ最近だけでも、海外ドラマの『TABOO』『LEFTOVERS/残された世界』『Guerrilla』、映画では『モーガン プロトタイプL-9』『The Sense of an Ending』『Hostiles(原題)』などの多くの作品で音楽を手掛けている。その中でも6月3日から日本で公開されるジョニー・デップの実の娘が出演する『ザ・ダンサー』で使われるマックス・リヒターの曲が話題になっている。

『ザ・ダンサー』は伝説のダンサー、ソーコ演じるロイ・フラーが華麗に踊るシーンの全てに、マックス・リヒターがクラシックの名曲ヴィヴァルディの《四季》を大胆に再構築したアルバム『25%のヴィヴァルディ』の音楽が印象的に使用され、作品中の最大の見せ場を彩っており、『メッセージ』に続きマックス・リヒターに注目が集まりそうだ。

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【文中にでてくるマックス・リヒター音楽担当の作品解説】
・海外ドラマ『TABOO』
今年4月からスターチャンネルで放送。リドリー・スコット製作総指揮、トム・ハーディ主演の歴史ドラマ。

・海外ドラマ『LEFTOVERS/残された世界』シーズン3
今年8月からスターチャンネルで放送される『LOST』のクリエイターが贈る衝撃のミステリードラマファイナルシーズン。

・映画『モーガン プロトタイプL-9』
リドリー・スコット製作、息子のルーク・スコット監督、ケイト・マーラ主演の映画。この4月にDVDが発売。

・映画『Hostiles(原題)』
今年/来年の公開が噂されるスコット・クーパー監督、クリスチャン・ベイルが出演する西部劇映画。

・海外ドラマ『Guerrilla』
イドリス・エルバ主演、今年4月イギリスで公開されたドラマ。日本放送未定。

・映画『The Sense of an Ending』
今年3月に公開されたリテーシュ・バトラ監督長編作品。日本公開未定。
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【映画】
『ザ・ダンサー』
第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門正式出品/第42回セザール賞衣装デザイナー賞受賞
監督:ステファニー・ディ・ジュースト
出演:ソーコ(「博士と私の危険な関係」)、リリー=ローズ・デップ(「Mr.タスク」)、ギャスパー・ウリエル(「たかが世界の終わり」)
原題:La Danseuse/2016年/フランス・ベルギー/仏語・英語/108分
© 2016 LES PRODUCTIONS DU TRESOR - WILD BUNCH - ORANGE STUDIO - LES FILMS DU FLEUVE - SIRENA FILM

6/3(土)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマほか全国公開
映画オフィシャルサイト
http://thedancer.jp/

映画予告編
https://www.youtube.com/watch?v=A4wSYsndSY0