月のダンス スペシャルレポート!
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11月17日(水)。

松たか子のニューシングル「月のダンス」がリリース。
今回も前作に引き続き、作詞/作曲ともに本人の作品だ!

 松たか子のニューシングル「月のダンス」がリリースされた。それは、清らかで、ゆったりと幻想的なバラードである。訪れる冬という季節を、一段と澄んだものにしてくれる楽曲だ。  
この作品は、作詞、作曲ともに、本人のもの。どんな風にできあがったのだろうか。 「作った時は最終型ほどの展開はなくて。本当にインストみたいな感じで弾いておいた、小さな小さな曲だったんですよ」(11/20発売CDでーたより)。 という。そしてその小さな曲は、アレンジャー武部さんやレコーディングスタッフのアドバイスを経てひとつの大きな作品に仕上がっていった。

 それは松たか子にとってはとても貴重な経験であったに違いない。 「アレンジで世界が広がるということを、今までで一番感じた曲で。曲の構成を整理しながら大サビの新しく作ったメロディは、スタジオのピアノで考えついて、テープでガチャッと入れて。現場でそういうやり取り、コミュニケーションを取れたことが、すごく嬉しかった」(11/末発行TRmagより)。  

 そして、その完成された楽曲には、どのように詞がはぐくまれていったのだろうか。 「(完成された楽曲を)初めに聴いた時は、私は自分でそんなにダンスが出来る訳じゃないけど、なんかこう、ゆったりと動いている感じがして、ちょっとしたストーリーを追うような曲が出来ればいいなあと思っていたんです」(11/末発行PAUSEより)。  その思いは、あのロマンチック詞へと発展していく。(次々頁の歌詞を再読して下さい・・・)  「男性が女性をエスコートするみたいな世界なんだけど、言いたいことはしっかりある。そう言うのが書けたらいいなとなんとなくストーリーを作って。詞を書くというより本を書いていくみたいな、そんな気持ちで書いてましたね」(11/20発売CDでーたより)  

 そうして誕生したニューシングル「月のダンス」は、包容力のあるどこか幻想的な楽曲である。今までの松たか子の楽曲とは、また違う新しい魅力に満ちあふれたものとなった。 「結果的に、今までの私の曲にありそうでなかった、新しい世界を持った曲をつくることができました。(中略)温かいようでいて、せつなさとも感じられる思いが入ってたり。どこか夢と現実の狭間にいるような感じの曲だなと、自分でも思っているんですよね」(11/15発売What'sIN?より)

 また、カップリング曲の「夏の記憶」については、夏に経験した舞台「セツアンの善人」がモチーフになっている。 「6月にやったお芝居はいろんな国からキャストが集まってくるお芝居だったんです。(中略)ひとつのものを作るのにとても一生懸命な人たちで。そういう人たちと出会えて、刺激ももらえたし、良かったなと思って...。舞台が終わって彼らが国に帰るとき、成田から電話をくれてたりして、お互い元気でねっていって別れたんですけど、もう2度と逢わない人もいるだろうなってどこかで考えたりしてもしたんです。(中略)彼らからもらったタフさ(中略)、楽しくやってのけちゃう事(中略)自分の居方がちゃんとある人たちだったんです。それをもらった事が自分にとってはとてもおおきかったんですよね」(1/1末発行PAUSEより)「(その)一緒に過ごした時間とか頑張ったこととか作ったものは、本当に記憶の中にしか残らないなって。そういうことを強く感じたんです」(11/20発売CDでーたより)

 さて、この「月のダンス」。レコーディングのヴォーカル収録の作業の際、「もうちょっとセクシーになんない?」などというリクエストがスタッフからあったそうだが(ホント??)、この楽曲をカラオケで歌う場合のアドバイスを、とPAUSEの編集の方に訪ねられた。松は 「♪まだ眠くないと〜子供みたいな♪の部分を一息で唄えるかどうかですね。それを何でもない顔で是非やって欲しいです(取材中一同笑)。私はどちらかというと、あまり意識し過ぎないで、感情も自然に込められるように歌うとOKが出るタイプなので、最初からあまり決めてかからず、淡々と歌う方が多いですね」(11/末発行PAUSEより) と発言している。女性の皆さま(もちろん男性でファルセットが得意な方も?!)是非、カラオケにて「月のダンス」をお楽しみ下さい。

 文/遠藤千香子(パパドゥ )