ちょっと旅に出ました。鎌倉編。
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 鎌倉へ行って来ました。小春日和の暖かい日で、空も海も青くって、とっても気持ちのいい、小さな小さな旅...でした。撮影には、愛犬トトとムッシュも同行。松たか子と過ごせる一日に、すっかりご満悦の2人(?)。

 鎌倉へ行ったのは、雑誌「SWITCH」4月号(3/20発売)の取材で。松たか子の祖父松本白鸚氏の、かつてあった鎌倉の家の場所を訪ねる...という目的からです。その場所には、松たか子が、小さいころに遊んでいた風景が、ちょっと形を変えつつも、存在していました。かつて子供だった頃の自分を思い出した鎌倉の旅。鎌倉の空気はとても澄んでいて、時間がゆっくりと過ぎていくようでした。

 鎌倉文学館へ立ち寄りました。大佛次郎氏、川端康成氏、小林秀雄氏などのいわゆる鎌倉文士たちの作品が展示されています。雲ひとつない青空の下、庭で、インタビューをしたり寝っころがっての撮影をしたり。この文学館は、丘の上にあるので、海が一面に望めます。忙中に閑あり...。贅沢な気分でした。

 それから、江ノ電に乗りました。5駅。由比ヶ浜から、鎌倉高校前まで。松たか子は、海が見える席を陣取って車窓からの風景を楽しんでいました。鎌倉高校前駅を下車。海へ。文学館から眺めた海をもっと近くで見るために。一番はしゃいだのはトトとムッシュ。初めての海岸。初めての砂。もう、砂に顔をぐにゅぐにゅにつけて、大喜び、大はしゃぎ。それを見ている楽しそうな松。走ったり、叫んだり、大きな声で笑ったり、心が解放されるひとときでした(この気持ちのいい良い天気は、頑張っている松へのご褒美だったのでしょうか)。

 松たか子の鎌倉での心象風景と唄を唄うことの意味、表現すること...。それは、SWITCHのロングインタビューにて。(文/遠藤千香子)

協力:SWITCH編集部、写真家松谷椿士氏