BIOGRAPHY

マルタ・アルゲリッチ

アルゼンチンのブエノスアイレス生まれ。5歳からヴィンチェンツォ・スカラムッツァに師事。8歳でモーツァルトとベートーヴェンのピアノ協奏曲を弾いてデビューした。1955年にヨーロッパに渡り、グルダ、ミケランジェリなどに師事。57年にブゾーニとジュネーヴの国際ピアノ・コンクール、65年にショ パン国際コンクールで優勝して以来、人気、実力と もに世界のトップ・ピアニストとして活躍を続けている。またヴァイオリンのギドン・クレーメル、チェロの ミッシャ・マイスキーらとデュオを行うなど、室内楽 にも熱心に取り組んでいる。96年、フランス政府から芸術文化勲章オフィシエを贈られた。また同年から「別府アルゲリッチ音楽祭」総監督を務めている。これを契機にブエノスアイレス、ルガーノ、ハンブルクへと日本から世界へアルゲリッチ音楽祭が広がった。

音楽文化の発展及び友好親善に寄与した功績により、2005年には旭日小綬章受章、世界文化賞受賞、2016年には旭日中綬章受賞、ケネディ・センター名誉賞を受賞。2018年にはイタリア共和国功労賞の「コメンダトーレ」を受賞し、同年サー・アントニオ・パッパーノ、サンタ・チェチーリア管弦楽団との音楽祭初の海外公演「別府アルゲリッチ音楽祭 in ローマ」を成功させた。

CDはドイツ・グラモフォンをはじめとする各レーベルからリリースされており、グラミー賞、 グラモフォン誌のアーティスト・オブ・ザ・イヤー賞、 ドイツ・レコード批評家賞をはじめ、多くの賞を受賞している。