BIOGRAPHY

Bio

川村カオリ Kaori Kawamura
1971.1.23 (Blood type B)

 

日本人の父親とロシア人の母親とのハーフとしてモスクワで生まれる。
1988年11月、17歳で辻仁成プロデュースによりシングル「ZOO」にてデビュー。
「神様が降りて来る夜」は自身も準レギュラーとして出演した「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」やドラマ「悪魔のKISS」の挿入歌として使用され、「翼を下さい」や自身も出演したJALのCFソング「I’LL BE THERE」の日本語カバーや、CF「Panasonicカーコンポハーフコンポ」に使用された「見つめていたい」等がヒット。
1989年4月~1991年6月の間オールナイトニッポン土曜2部(深夜27:00~29:00)のパーソナリティーを努め、番組中の「寝てんじゃねぇーぞぉー!」という叫びはリスナーの間ではお馴染みとなり、ハイテンションの深夜のトークは絶大な人気を博し、最終回ではスタジオ前にファンが集まり「かおりコール」が起きたという伝説がある。
番組ではロシア(当時ソビエト連邦)から生放送をおこなったり、ロシア語を教えたりとハーフである事を最大限に発揮し、最終目標は当時のゴルバチョフ書記長を番組のゲストに招く事が夢であった、ゲストは実現はしなかったが1991年4月に当時の首相海部俊樹氏に晩餐会に招待され念願であったゴルバチョフ氏との面会を果たす。
1998年に開始した「SORROW」というソロプロジェクト名にて音楽制作を開始する傍ら、当時としては珍しい女性DJとして活躍し、坂田かよと共に「696」というクラブイベントをスタートさせROCKイベントとして絶大な人気を集め、2000年にはメンバーに中村達也(LOSALIOS 、ex.THE BLANKEY JET CITY)を加えイベントを全国展開。
全国ツアーには自身のバンドSORROWの他にTHE BLANKEY JET CITY解散直後の浅井健一率いるSHERBETS、同じく中村達也率いるLOSALIOS、チバユウスケ(The Birthday、ex.T.M.G.E)、MOTOAKI(ex.SOBUT)等の豪華アーティストが名を連ね話題になり、全国ツアーを敢行し当時の会場の動員記録を更新するなど、今では伝説となったイベントを成功させる。
このツアーで「SORROW」はソロプロジェクトから4人編成のバンドスタイルへと移行し、ロックバンドとしての地位を確立した。
「696」の全国ツアーでは自らカメラを持ち、ツアーの様子を赤裸々に収録したドキュメンタリー映画「696 TRAVELING HIGH」は短館上映だったのにも関わらずロングランとなった。
「696」以外にも「Honey Hall」、「UNDER GROUND」等のイベントをオーガナイズする中、ROCK DJとしてFUJI ROCK FESTIVAL、RISING SUN ROCK FESTIVAL、LONDON NITE等多くのイベントに出演し全国を廻っている。
2007年2月に「SORROW」は活動休止を発表、現在はソロ活動を再開。
又、女優としてもドラマや映画に出演し1991年公開した「東京の休日」(長尾直樹監督)や、2006年公開の「BLACK KISS」(手塚眞監督)では主演も果たし、モデルとしてもパリコレ等に多数出演している。
2005年に自伝「Helter Skelter」を出版し、幼児期の過酷な虐め、恋、結婚、出産、乳がんでの闘病生活を赤裸々に綴った内容は年齢を問わず話題となる。
母親を乳がんで亡くし、自身も2004年に乳がんと診断され左胸を摘出した経験を元にメッセッージを伝えるべく2008年度もピンクリボン活動に積極的に参加している。
「音楽とファッションは融合された化学物質である」をキーワードに、何処か音楽の匂いがする洋服作りを基本としたプロデュースブランド「Royal Pussy」も全国展開させている。