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第10回  左衛門佐の陸自撮影日記

第10回  左衛門佐の陸自撮影日記

みなさま、こんにちは! プロデューサーの左衛門佐です(さえもんのすけ、と読みます)

今週も、10月29日に発売されたDVD「車両基地 陸上自衛隊 第2師団 第11旅団」撮影時のエピソードを語っていきたいと思います。

 

今週は撮影技法についてお話をしたいと思います。みなさまは「タイムラプス」撮影という言葉をご存知でしょうか。「インターバル」撮影とも呼ばれるこの技法は一定位置にカメラを固定して撮影範囲を確定した上で、数秒間隔で連続してシャッターが切られるように設定し撮影します。撮影終了後、この膨大な数の写真を繋ぎ合わせます。さしずめ、パラパラマンガのようなものです。動きのあるシーン、時間経過を表現したいシーン等では非常に有効かつおもしろい画がつくれます。

例えば、渋谷のスクランブル交差点を見下ろせるビルの屋上にカメラを設置して撮影したならば、昼夜を問わず目まぐるしく行き交う人々の動きや車の動きがおもしろく表現できると思います。

このシリーズでは各作品に必ずといっていいほど、この「タイムラプス」を収録しており、今作でも要所で使っています。冒頭のオープニング映像および行進訓練シーンでは大人数の隊員の行進の模様が見事に表現されています。90式戦車の待機シーンでは夕方から夜、そして夜明けと美しい空の移り変わりとともに本編内のシーン転換にアクセントをつけています。

また、今作でも大活躍したのが「GoPro」です。ご存知の方も多いと思います。いわゆる小型カメラなのですが非常に使い勝手がいいです。いろいろなアタッチメントがあり、さまざまな箇所への設置が可能です。スマフォ等でモニタリングができるので撮影範囲や角度の確認&調整も可能です。ネット上ではさまざまなシチュエーションでの自画撮り動画が投稿されています。自転車、サーフィン、スカイダイビング、花見散策、等々。やはり、動きのあるシーン、通常のカメラ撮影では難しい角度やスポットでの使用が有効です。

この「GoPro」は今作でも90式戦車の砲塔近くに設置させていただき、戦車行進シーンの戦車主観映像を撮影しました。振動も直にカメラに伝わるわけですが、リアルかつ迫力ある画が撮れました。最近ではこの「GoPro」を360度が撮影範囲になるように複数台をコアブロックに固定して「360度撮影」なる作品がネット等でも発表されてきています。

さながら童話かアニメーションの世界のような見え方になって新鮮です。

 

それでは今回はこのへんで。また次回をお楽しみに。

左衛門佐

20141103

※写真は北大演での完結式前の風景です。

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