<STAX60周年記念>名盤再発 <STAX60周年記念>名盤再発

<STAX60周年記念>名盤再発

ソウルの名門、STAXレコード設立60周年!

2017.04.28 TOPICS

1957年にメンフィスで設立され、数々の名盤を世に送り出してきたSTAX RECORDSが今年設立60周年を迎えます。
ユニバーサル ミュージックが受託を受けているコンコード・ミュージック・グループとワーナー・ミュージック・グループのカタログ部門、ライノ・エンターテイメントがタッグを組み設立60周年キャンペーンを実施いたします。
この2つのタッグは、アトランティック・レコードが1967年にSTAX レコードと分裂して以来初のコラボレーション。

テネシー州メンフィスという歴史的なソウルズヴィルを称え、素晴らしいSTAX音楽の数々が新規編成コンピレーション、ヴァイナルLP、デジタル・ハイレゾ・リマスター、デラックス・ボックス・セットなどで発売されます。
オーティス・レディング、ブッカー・T.&ザ・MG’s、アイザック・ヘイズ、ステイプル・シンガーズ、カーラ・トーマス、ルーファス・トーマス、ジョニー・テイラー、エディ・フロイド、ウィリアム・ベル、サム&デイヴ、アルバート・キング、メーブル・ジョン、マッド・ラッズなど、STAXレーベルにの伝説的アーティストたちの永遠の名曲+レア・トラックなどが甦ります。

ライノとコンコードのコラボレーションは、まず6月9日にリリースされるSTAX CLASSICSシリーズ、10作品からスタートします。
STAXを代表する10アーティストによる代表曲、各11~12曲を収録した新しいベスト盤シリーズ。輸入盤CDとデジタル、ストリーミングでのリリースとなります。オーティス・レディング、ウィリアム・ベル、ジョニー・テイラー、カーラ・トーマス、ブッカー・T.&ザ・MG’s、ドラマティックス、アルバート・キング、サム&デイヴ、アイザック・ヘイズ、そしてステイプル・シンガーズの10アーティスト。

この1年を通して、コンコードとライノそれぞれから、STAXを代表するオリジナル・アルバムの名盤をヴァイナルでリリースしていく予定です。オーティス・レディングとカーラ・トーマスによる『キング&クイーン』の50周年記念盤 (ライノ)、メルヴィン・ヴァン・ピーブルが監督・脚本・制作・音楽・出演も務めた1971年の映画『スウィート・スウィート・バック』のサウンドトラック盤 (コンコード)、4人組ヴォーカル・グループ、マッド・ラッズのフロント・マンジョン・ゲイリー・ウィリアムズのソロ・アルバム『ジョン・ゲイリー・ウィリアムズ』 (コンコード)、オーティス・レディングの1965年の名盤『ソウル・バラードを歌う』 (ライノ)など、今改めて聴きたい名盤が続々と予定されています。

加えて、STAX 60周年記念3枚組コンピレーションCD、ファンには大好評の『コンプリート・スタックス・ヴォルト・シングル』ボックス・セット・シリーズに新たにVol.4がリリースされる予定です。
Vol.4にはSTAX、VOLTのみならず、ENTERPRISE、HIP、CHALICE、GOSPEL TRUTHなどからリリースされたシングルも収録されるとのこと。ライノとコンコード共に、デジタル・リリースも精力的に行いハイレゾやMFitでのフォーマットでもリリースしていきます。
可能な限り多くのアルバムのデジタルやストリーミング・リリースも行っていく予定です。

「このようなソウルフルなコラボの実現は、STAXレコードの歴史の中でも特別な瞬間で、ライノもコンコードも分裂して約50年経ってようやく本コラボが実現できることに誇りを持っています。STAXのカタログには、音楽的に最も素晴らしく、最も文化的に重要なアルバムやシングルがあり、設立60年後のいまなお音楽ファンと共鳴し続けています。」と、ライノ・エンターテイメントのマーク・ピンカス社長は言います。 「STAXのレガシーにおいてこのような大切な瞬間に、コンコードのチームとパートナーシップを結んで新たに幅広いラインナップのリリースをすることできることにワクワクしています。」

コンコード・ミュージック・グループの親会社であるコンコード・バイシクル・ミュージックのカタログ・チーフを務めるシグ・シグワース氏はこのように付け加えます。「STAXには人々をつないできた素晴らしい歴史があります。-ソングライター、ミュージシャン、シンガー、そして世界中のファンたちを。その伝統を引き継ぎ、僕たちがマークの彼のチームと一緒に両サイドで協力しながらこの素晴らしいカタログ群をソウルズヴィル誕生60周年を祝いながらリリースすることができてとても光栄です。」

1957年にメンフィスの銀行員でありフィドル奏者でもあるジム・スチュワートが1957年に設立したSTAXレーベル。スチュワート氏は設立当初、姉のエステル・アクストンと共にオペレーションも監督し、その後アル・ベルも加わりました。
「STAXレコーズの設立60周年を記念した今回のコンコード/ライノのコラボレーションは、STAXとアトランティックのこれまでのほろ苦い関係の終わりのはじまりを示しています。」とスチュワート氏は言います。「メンフィス・ソウル・ミュージックの最高峰がこれまで絶えることなく根強い人気を保っているのは、良い兆候でもあります。STAXは私の赤ん坊でした。STAXの音楽は、これまでもこれからも感動を与え続けます。私はとてもうれしく思います、私たちがSTAXで作り、録音した音楽が今でも発掘され、“ホンモノ”の音楽の歓びとパワーを分かっている世界中の愛好者たちの心に生き続けることを。」

スチュワートとアクストンは、1960年にレーベル名をサテライト・レコードからSTAXに変更、その後すぐに自己完結できるソウル・ミュージック・パワーハウスを持ちました。自分たちのレコーディング・スタジオを完成させ、A&Rスタッフ、ソングライター、プロデューサー、比類ないハウス・バンド、そして現在もメンフィスでSTAXの遺産を強化し続けているパブリシスト、ディーニ―・パーカー氏が揃いました。
「STAX アメリカン・ソウル博物館を通じ、本レーベルの音楽的で文化的な豊富な歴史を勉強し、感じ、楽しむことができます。」とパーカーは提案します。また、「STAXを象徴するアーティストとヒット曲の数々は、STAX ミュージック・アカデミーの生徒を通じて生き続け、ソウルズヴィル・チャーター・スクールのおかげで生きています。そして、今回コンコードとライノのパートナーは、半世紀以上愛されてきたSTAX レコーズのの子宮からの最初のR&Bソングの一部を解き放ちます。やがては無料で聴くことのできる時代です。」とパーカー氏は付け加えています。

約15年間の間に、STAXは800枚以上のシングルと約300枚のアルバムをリリース、8つのグラミー賞とアカデミー賞を受賞。167ものヒット曲を全米シングル・チャートに、そして243曲も全米R&Bチャートに送り出してきました。
現在、STAXレコードのオリジナル・サイトは、ザ・ソウルズヴィル・ファウンデーションの本拠地となっています。ザ・ソウルズヴィル・ファウンデーションは、STAX アメリカン・ソウル博物館、さらに危険にさらされている都心の若者に役立つSTAX ミュージック・アカデミーとソウルズヴィル・チャーター・スクールを運営しています。 この財団は、STAX レコードが設立された時の精神とソウルを与えることを目指しています。音楽の力を使い、若者の人生を形作る機会を与え、さらにコミュニティを再建し、貴重な歴史を永遠に生かすことを。

祝STAX 60 ティーザー映像はこちら↓
https://youtu.be/vRcEVKDx69M


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