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ハミン・トゥ・マイセルフ

常に新しいスタイルへ果敢な挑戦を見せるウエスト・コーストの大物ディーヴァ=リンダ・ロンシュタットのヴァーヴ移籍第一弾!

ハミン・トゥ・マイセルフ
Hummin' to Myself / Linda Ronstadt

2004/11/10 RELEASE ! 日本先行リリース
UCCV-1052 \2,548 (tax in) VERVE


カントリー+フォーク・ロックをルーツに持つ、アメリカ西海岸を代表する女性シンガー=リンダ・ロンシュタット。常に新しい音楽スタイルに果敢に挑戦、自らのキャリアを開拓し続ける彼女が、巨匠=ジョージ・マッセンバーグをプロデューサー/エンジニアに迎え録音に臨んだ渾身の新作。最も旬な、第一線級のジャズ・ミュージシャンらを従え、タイトル曲であるハミン・トゥ・マイセルフをはじめ往年のスタンダード全11曲でつづる。







01)テル・ヒム・アイ・セッド・ハロー  
02)ネヴァー・ウィル・アイ・メリー
03)クライ・ミー・ア・リヴァー
04)ハミン・トゥ・マイ・セルフ
05)ミス・オーティス・リグレッツ  
06)アイ・フォール・イン・ラヴ・トゥー・イージリー
07)ブルー・プレリュード  
08)デイ・ドリーム
09)アイヴ・ネヴァー・ビーン・イン・ラヴ・ビフォー
10)ゲット・アウト・オブ・タウン
11)アイル・ビー・シーイング・ユー






ジョン・ボイラン & ジョージ・マッセンバーグ(producer)、アラン・ブロードベント (arr, p) 、クリスチャン・マクブライド(b)、ルイス・ナッシュ(ds)、 ピーター・アースキ(ds)、ロイ・ハーグローヴ(flg)、スティーヴ・バーンスタイン(tp)、デヴィッド・ニューマン(ts)、ボブ・シェパード(ts)、ジム・ホーン(ts)、他

★2004年 ニューヨークにて録音




    楽曲解説


01)テル・ヒム・アイ・セッド・ハロー
器楽的奏法を得意とし、姿勢的にもカサンドラ・ウィルソンの大きな影響源と言えるだろうジャズ歌手、ベティ・カーターが55年作『ベティ・カーター・ミーツ・レイ・ブライアント』(エピック)で取り上げていたりもする佳曲。ジャック・ハニング/ビル・ハグナーの作。
02)ネヴァー・ウィル・アイ・メリー
スタートはNYのティン・パン・アレー界隈、30年代にハリウッドに移り様々な名曲を世に出したフランク・レッサーによる曲で、ジュディ・ガーランドやビル・ヘンダーソンらのテイクが有名か。他にナンシー・ウィルソンやシーナ・イーストン他、いろいろな人がこの曲を取り上げている。
03)クライ・ミー・ア・リヴァー
1953年にアーサー・ハミルトンによって書かれた、ベタな、という形容もあるかもしれない大スタンダード。あまりに普遍的すぎて、取り上げるほうには覚悟がいる曲と言えるかも。
04)ハミン・トゥ・マイ・セルフ
1920年代から大衆作曲家として活動、オスカーも受けているサミー・フェインが初期に書いた曲。洒脱娯楽ロックの担い手、ダン・ヒックス&ザ・ホット・リッグスが好んで取り上げてもいる曲で、これはある意味、ロシュタットらしい選曲と言えるかも。
05)ミス・オーティス・リグレッツ
コール・ポーターが1934年にミュージカルのために書いたバラード曲。エセル・ウォーターズやエラ・フィッツジェラルドをはじめ、シンガーに人気の高い曲だ。
06)アイ・フォール・イン・ラヴ・トゥー・イージリー
1945年に映画『錨を上げて』で主役のフランク・シナトラが歌って以降、マイルス・デイヴィスやキース・ジャレットのような器楽奏者から、アニタ・オデイやヘレン・メリルのようなシンガーまで、その美しいメロディは様々な人を虜にしている。サミー・カーンとジュール・スタインのコンビによる。
07)ブルー・プレリュード
33年にフランク・シナトラがヒットさせて以降、様々な熟練シンガーたちによって取り上げられてきた曲。ニーナ・シモン、ダイアン・リーヴス他がカヴァーしている。
08)デイ・ドリーム
デューク・エリントン楽団に在籍し様々な名曲を書いたビリー・ストレイホーンの1940年発表曲。もともと同楽団のジョニー・ホッジズの艶やかなソロをフィーチャーしていた曲だが、リンダもその情感を咀嚼している
09)アイヴ・ネヴァー・ビーン・イン・ラヴ・ビフォー
ビング・クロスビー、ドリス・デイ、チェット・ベイカー、ビリー・エクスタインなど、性別を問わずシンガーに人気の高い曲。これも、フランク・レッサーの曲。
10)ゲット・アウト・オブ・タウン
1938年に書かれた、コール・ポーターが作詩/作曲した楽曲で、カーメン・マクレエからホリー・コールまで、特に女性シンガーに人が高いバラードだ。
11)アイル・ビー・シーイング・ユー
もともとは1938年にブロードウェイ・ミュージカル用に書かれた曲。ビリー・ホリディがそれを取り上げて以降、様々な人達が取り上げるスタンダードとなった。

佐藤英輔(ライナーノーツより)