BIOGRAPHY

Jacky Cheung / ジャッキー・チュン


香港の四大天王の内のひとり、「歌神」といわれている。 1961年7月10日、香港生まれ。 高校卒業後、香港貿易発展局で補助事務員を経てキャセイ・パシフィック航空に就職。 在職中である1984年にソング・コンテストに出場、グランプリを受賞。 これがきっかけとなり、メジャー・レコード会社であるポリグラム(現:ユニバーサル・ミュージック)と契約し、1985年にアルバム『Smile』でデビューする。 圧倒的な歌の上手さと日本や欧米のヒット曲をカヴァーした楽曲がマッチし、中国語圏で大ヒット。 1991年アルバム『情不禁』に収録されていた、サザンの「真夏の果実」のカヴァーが香港で半年に渡ってチャート・イン、それ以来トップ・クラスのセールスを継続して記録している。 特に、1994年にリリースしたアルバム『さよならのキス』は、当時アジアで300万枚以上というセールスを記録、この成功によりジャッキーは世界の華人社会の頂点に立つ。 また、この記録は、アジアのシンガーとしては初めて当時のポリグラム全世界の中で、セールスがベスト10に入るという偉業となった。また、映画への出演も盛んで、コメディからシリアスな作品まで役柄も幅広く活躍。俳優としての代表作は、ジョン・ウー監督の「ワイルドブリット」、王家衛監督の「いますぐ抱きしめたい」「欲望の翼」など。