ホリー・ドリーはとっても可愛いドンキーの女の子。田舎育ちだけれど、夢はいつかビッグ・スターになること。やがて一人前の年頃になり、彼女はスターを夢見て都会に出ていった。 だが身分の違いか、彼女の才能を認めてくれる人は誰ひとりいない。そんなある日、ベルガモ（Bergamo）のイプノティカ（Ipnotika）ビルの下にある公園のベンチにひとり淋しくすわっていたドリーの目の前に4人の守護天使が現れた。なんとドリーに4つの願い事を叶えてくれるという。 最初の天使は、彼女を惑星で一番上手なシンガーにしてくれ、二番目の天使は蝶のように舞うひづめのダンスのやり方を教えてくれた！ 三番目はドリーにどんなショーでも着られる素敵なドレスを縫ってくれ、そして四番目の天使がプレゼントしてくれたのは夏のヒット・ナンバー。その名も「ザ・ドリー・ソング」！ この時から世界のミュージック・シーンでの彼女の快進撃がスタートし、今やドリーは世界で最も有名なドンキー・ガール・シンガーに！